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第五章 ファミリア編
第14話 罠満載の迷路
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分岐点を右へ進むと直ぐに行き止まりで、折り返して次は左へ進むとまた行き止まり……
『ふふっ、ハルカは運が良い筈なのにこの結果はは驚くね(笑)』
「むむっ……」
「並列思考ダメだよ~、気にしてる事を突っ込むとハルカに嫌われるよ(笑)」
「むむっ……」
まさか、1/3の確率を連続で外すとは思ってもいなかった。並列思考とアニエラに冷やかされながらも、最後の真ん中の通路を進んで行くと……行き止まりだった。
「えっ……先へ進めないじゃない!」
「入口を間違ったって事なのかい?」
分岐点の全てが行き止まりで先へ進めないので、引き返そうと思ったら『カチッ』とスイッチが入ったような音が聞こえたの。すると行き止まりだった目の前の壁が動き始める。
『ズッズズゥー』
「おぉー!通路が出てきたよ♪」
『通路を進むには、右→左→中の順番に通らないと進めない罠だったのかな?』
「そのようだね。こんな面倒な罠ばかりなら、攻略には苦労しそうだね。と言いたいところだけど、あたい達にはハルカが居るから問題はないって事だね」
「ふっふ~ん♪私に任せてくれたまえ♪」
「『お願いします』」
気を取り直してエリカを先頭に迷路を進むと、『ガチン』再びスイッチが聞こえたの。特別な場所ではなく、普通の通路だったので何事なのかと思ったら、原因はエリカだった。
「今、足で何かを踏んじゃったよ……」
そう言ってから踏んだ足を上げると、足元が消えて私達は暗闇へ落ちた。直ぐに飛行に切り替えたので下へは落ちなかった。灯で下を確認すると針山の|罠トラップが仕掛けられていた……
「飛べなかったら串刺しだったね(汗)」
「あたい達は死なないけど、これは相当な苦痛だったろうね(汗)」
「この迷路は色々な罠があって楽しいね♪」
アニエラだけは楽しんでいたけど、この迷路はかなりヤバイと思った。少ししか進んでないのに既に罠は2つって……常に注意を払う必要があるから、精神的なタフさがないと心が折れるんだろうね。
その後も通路の真ん中に罠があると思って壁際を歩けば、壁際に罠があって壁に挟まれそうになったり、飛行して移動してるとワイヤーに引っ掛かって、大量の矢が飛んできたりしたの。とにかく魔物との戦闘は殺人兎以降は全くないのに、罠だけで『クタクタ』になってしまったの……
何なのよ!この罠満載な迷路作った責任者は今直ぐ出てこいやー!
『ふふっ、ハルカは運が良い筈なのにこの結果はは驚くね(笑)』
「むむっ……」
「並列思考ダメだよ~、気にしてる事を突っ込むとハルカに嫌われるよ(笑)」
「むむっ……」
まさか、1/3の確率を連続で外すとは思ってもいなかった。並列思考とアニエラに冷やかされながらも、最後の真ん中の通路を進んで行くと……行き止まりだった。
「えっ……先へ進めないじゃない!」
「入口を間違ったって事なのかい?」
分岐点の全てが行き止まりで先へ進めないので、引き返そうと思ったら『カチッ』とスイッチが入ったような音が聞こえたの。すると行き止まりだった目の前の壁が動き始める。
『ズッズズゥー』
「おぉー!通路が出てきたよ♪」
『通路を進むには、右→左→中の順番に通らないと進めない罠だったのかな?』
「そのようだね。こんな面倒な罠ばかりなら、攻略には苦労しそうだね。と言いたいところだけど、あたい達にはハルカが居るから問題はないって事だね」
「ふっふ~ん♪私に任せてくれたまえ♪」
「『お願いします』」
気を取り直してエリカを先頭に迷路を進むと、『ガチン』再びスイッチが聞こえたの。特別な場所ではなく、普通の通路だったので何事なのかと思ったら、原因はエリカだった。
「今、足で何かを踏んじゃったよ……」
そう言ってから踏んだ足を上げると、足元が消えて私達は暗闇へ落ちた。直ぐに飛行に切り替えたので下へは落ちなかった。灯で下を確認すると針山の|罠トラップが仕掛けられていた……
「飛べなかったら串刺しだったね(汗)」
「あたい達は死なないけど、これは相当な苦痛だったろうね(汗)」
「この迷路は色々な罠があって楽しいね♪」
アニエラだけは楽しんでいたけど、この迷路はかなりヤバイと思った。少ししか進んでないのに既に罠は2つって……常に注意を払う必要があるから、精神的なタフさがないと心が折れるんだろうね。
その後も通路の真ん中に罠があると思って壁際を歩けば、壁際に罠があって壁に挟まれそうになったり、飛行して移動してるとワイヤーに引っ掛かって、大量の矢が飛んできたりしたの。とにかく魔物との戦闘は殺人兎以降は全くないのに、罠だけで『クタクタ』になってしまったの……
何なのよ!この罠満載な迷路作った責任者は今直ぐ出てこいやー!
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