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第四章 スライムヴァンピール編
第75話 こっそりと盗み聞き
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今日はフェルナンド伯爵邸でヤリテールを含めて、今後の取引について話合いが行われる。
この話合いが纏れば、私達はトーレス町を出てエルピス山脈の麓へと移住するの。
私はベッドで心地良い目覚めると、隣で『スヤスヤ』と寝てるアニエラとエリカを残してキッチンへ向かう。
『トントン』『ジュワ~』
包丁で物を切る軽快な音と、フライパンで食材を炒める音が聞こえてきた。パインが朝食の準備をしてくれてるんだと思って、キッチンへ入ろうとするとパインとルカの話し声がするので、立ち止まって聞く事にしたの。
「ねぇ、ハルカさんって毎晩あんな感じで楽しんでるの?」
「そうだよ。実は私もハルカさんとね♪」
「えぇ~、本当に?どんな感じなの?」
「ハルカさんって普通しててもフェロモンが溢れてるでしょ?」
「うんうん、話してるだけで『ジワッ』と来るもんね♪」
「私は我慢出来なくてさ、寝てるところを襲う感じで忍び込んだら受け入れてくれてね。そのまま最後までしちゃったけど、夢のような時間だったよ」
「きゃ~♪ねぇ、ハルカさんってどっちなの?」
「殆どが受けなんだけど、攻めは凄すぎて一瞬で『イク』らしいですよ(笑)」
「それってホント!?」
「後でアニーに聞くといいですよ」
「うん、聞いてみるね♪」
朝から私の事でガールズトークをしていたのね。ルカ……清楚な感じなのにアッチに興味津々なのね。見た目だけでは判断出来ないね(汗)
気になったのは、普通にしててもフェロモンが溢れてるって……私ってヤバイ奴やん。フェロモンって自分で調整出来るのかな?
『無理だよ。ハルカは同性に対して魅了と言ってもいいフェロモンを出してるみたいだね。止めれるなら僕が止めてるよ……』
『あぁ、そうなんだね……ありがとう(汗)』
私は同性に対してのみフェロモンを出してるみたい。全てに出してないだけマシかな?
そして思った事がある。スライムって性別なんてあるの?無性だと思ってたよ(笑)
『スライム自体は無性だけど、ハルカは前世の記憶があるから身体は無性だけど、心が女性だから性別は女性なんだよね』
『ほうほう、ありがとう♪』
並列思考からフェロモンと私の性別の説明を受けてから、盗み聞きをしてた事を悟られないようにキッチンへ入って行った。
「おっはよ~♪」
「「おはようございます♪」」
「2人とも朝の用意ありがとうね♪」
「アニーとエリカさんはまだですか?」
ルカが2人の事を聞いてきた。
「そうみたいね。今日も予定が詰まってるから先に食べる?」
「ハルカさん、昨日も激しかったから……2人は疲れてるのかな?」
「ないない!普段通りだからね?さぁ、早く食べないと、ヤリテールが来たら伯爵邸へ向かうんだからね!」
「「はい」」
未だに寝てる2人は放っておいて、ヤリテールが来るまでに朝食を済ませる事にしたの。
この話合いが纏れば、私達はトーレス町を出てエルピス山脈の麓へと移住するの。
私はベッドで心地良い目覚めると、隣で『スヤスヤ』と寝てるアニエラとエリカを残してキッチンへ向かう。
『トントン』『ジュワ~』
包丁で物を切る軽快な音と、フライパンで食材を炒める音が聞こえてきた。パインが朝食の準備をしてくれてるんだと思って、キッチンへ入ろうとするとパインとルカの話し声がするので、立ち止まって聞く事にしたの。
「ねぇ、ハルカさんって毎晩あんな感じで楽しんでるの?」
「そうだよ。実は私もハルカさんとね♪」
「えぇ~、本当に?どんな感じなの?」
「ハルカさんって普通しててもフェロモンが溢れてるでしょ?」
「うんうん、話してるだけで『ジワッ』と来るもんね♪」
「私は我慢出来なくてさ、寝てるところを襲う感じで忍び込んだら受け入れてくれてね。そのまま最後までしちゃったけど、夢のような時間だったよ」
「きゃ~♪ねぇ、ハルカさんってどっちなの?」
「殆どが受けなんだけど、攻めは凄すぎて一瞬で『イク』らしいですよ(笑)」
「それってホント!?」
「後でアニーに聞くといいですよ」
「うん、聞いてみるね♪」
朝から私の事でガールズトークをしていたのね。ルカ……清楚な感じなのにアッチに興味津々なのね。見た目だけでは判断出来ないね(汗)
気になったのは、普通にしててもフェロモンが溢れてるって……私ってヤバイ奴やん。フェロモンって自分で調整出来るのかな?
『無理だよ。ハルカは同性に対して魅了と言ってもいいフェロモンを出してるみたいだね。止めれるなら僕が止めてるよ……』
『あぁ、そうなんだね……ありがとう(汗)』
私は同性に対してのみフェロモンを出してるみたい。全てに出してないだけマシかな?
そして思った事がある。スライムって性別なんてあるの?無性だと思ってたよ(笑)
『スライム自体は無性だけど、ハルカは前世の記憶があるから身体は無性だけど、心が女性だから性別は女性なんだよね』
『ほうほう、ありがとう♪』
並列思考からフェロモンと私の性別の説明を受けてから、盗み聞きをしてた事を悟られないようにキッチンへ入って行った。
「おっはよ~♪」
「「おはようございます♪」」
「2人とも朝の用意ありがとうね♪」
「アニーとエリカさんはまだですか?」
ルカが2人の事を聞いてきた。
「そうみたいね。今日も予定が詰まってるから先に食べる?」
「ハルカさん、昨日も激しかったから……2人は疲れてるのかな?」
「ないない!普段通りだからね?さぁ、早く食べないと、ヤリテールが来たら伯爵邸へ向かうんだからね!」
「「はい」」
未だに寝てる2人は放っておいて、ヤリテールが来るまでに朝食を済ませる事にしたの。
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