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第四章 スライムヴァンピール編
第58話 ダンジョンアタック
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麓のダンジョンへ足を踏み入れたけど、異空間に入ったとかの感覚はなかった。ただ、これまで感じる事がなかった気配を感じたので、ダンジョン内には魔物が生息してると判ったの。
『ハルカも感じてるよね?』
『うん、このダンジョンには魔物が居るね♪』
私と並列思考が気配を感じたと話すと、アニエラとエリカは『ニヤリ』としてから、真面目な表情になったの。
「いいかい、このダンジョンで判ってる事は、外にいる魔物よりも強いという事なのと、魔物を倒すと『ドロップ』と言って、消滅した後に魔石とアイテムを残すからね。運が良ければレアな物を落とすけど滅多にないからね」
「おぉ~♪なんか面白そうだね♪」
前世のファンタジー小説で読んだ内容に似てるので、私のテンションは一気に上がったの!やっぱり異世界と言えば、ダンジョンは絶対に外せないからね♪
私とアニエラは初ダンジョンなので、経験豊富なエリカにパーティーの指揮をとってもらう事にした。
「ここからはダンジョン経験者のエリカに、パーティーの指揮をとって欲しいんだけどいいかな?」
「まぁ、当然の判断だ。あたいに任せな!」
エリカは右手で『OK』とサイン出してから、早速、私達に隊列を支持してダンジョンを進める事になった。
「あたいが先頭で、次にアニー、殿はハルカで列を組むよ。ハルカと並列思考は周囲の感知を頼むよ!最初は一本道だけど分岐点があるから後方も注意するように」
「「OK!」」
「ここは未踏のダンジョンで判ってるのは上に向かって上がった行く事と、5階まではあるって事。当然だけど雑魚は居ないCランク以上の魔物しか居ないからね!」
「「OK!」」
「じゃあ、ダンジョンアタック開始だ!」
「「行こう!」」
エリカの掛け声でダンジョンアタックが始まった。ダンジョン内は洞窟になっていて、足元も凸凹していて非常に歩きにくい。高さが3m位で上も凸凹してるので飛行には適してないので、歩いて進むしかなかったの。
周囲を感知しながら進んでると、左右に分かれる分岐点が現れた。エリカは迷わずに左へ進んだので理由を聞いてみた。
「左を選んだのは先が続いてるから?」
「逆で、行き止まりなんだよ。右が奥へ進む道なんだけど、感知が万能じゃないだろ?だから魔物が居ないか確認しておくと、後方から襲撃のリスクを避けれるだろ?あたい達はハルカの感知があるから大丈夫かも知れないけど、普通はこうやってリスクを消して行くんだ。2人とも覚えておくんだよ」
「「ありがとう」」
本当にエリカの知識には感心する。不幸な形で従者になったけど、私とアニーにとっては幸運だったと思った。
行き止まりを確認してから分岐点へ戻って、正規ルートの右側を進んでいくと、並列思考から魔物の気配が近付いて来ると報告が入った。
『前方から2体の魔物がこちらに向かってる。距離は50mってとこだね』
「戦闘態勢!魔物が見えたらハルカの魔法で先制攻撃を仕掛けておくれ」
「了解!」
ダンジョン内で初めて魔物との戦闘が始まろうとした。私はどんな魔物がやってくるか、楽しみで仕方がなかったの♪
『ハルカも感じてるよね?』
『うん、このダンジョンには魔物が居るね♪』
私と並列思考が気配を感じたと話すと、アニエラとエリカは『ニヤリ』としてから、真面目な表情になったの。
「いいかい、このダンジョンで判ってる事は、外にいる魔物よりも強いという事なのと、魔物を倒すと『ドロップ』と言って、消滅した後に魔石とアイテムを残すからね。運が良ければレアな物を落とすけど滅多にないからね」
「おぉ~♪なんか面白そうだね♪」
前世のファンタジー小説で読んだ内容に似てるので、私のテンションは一気に上がったの!やっぱり異世界と言えば、ダンジョンは絶対に外せないからね♪
私とアニエラは初ダンジョンなので、経験豊富なエリカにパーティーの指揮をとってもらう事にした。
「ここからはダンジョン経験者のエリカに、パーティーの指揮をとって欲しいんだけどいいかな?」
「まぁ、当然の判断だ。あたいに任せな!」
エリカは右手で『OK』とサイン出してから、早速、私達に隊列を支持してダンジョンを進める事になった。
「あたいが先頭で、次にアニー、殿はハルカで列を組むよ。ハルカと並列思考は周囲の感知を頼むよ!最初は一本道だけど分岐点があるから後方も注意するように」
「「OK!」」
「ここは未踏のダンジョンで判ってるのは上に向かって上がった行く事と、5階まではあるって事。当然だけど雑魚は居ないCランク以上の魔物しか居ないからね!」
「「OK!」」
「じゃあ、ダンジョンアタック開始だ!」
「「行こう!」」
エリカの掛け声でダンジョンアタックが始まった。ダンジョン内は洞窟になっていて、足元も凸凹していて非常に歩きにくい。高さが3m位で上も凸凹してるので飛行には適してないので、歩いて進むしかなかったの。
周囲を感知しながら進んでると、左右に分かれる分岐点が現れた。エリカは迷わずに左へ進んだので理由を聞いてみた。
「左を選んだのは先が続いてるから?」
「逆で、行き止まりなんだよ。右が奥へ進む道なんだけど、感知が万能じゃないだろ?だから魔物が居ないか確認しておくと、後方から襲撃のリスクを避けれるだろ?あたい達はハルカの感知があるから大丈夫かも知れないけど、普通はこうやってリスクを消して行くんだ。2人とも覚えておくんだよ」
「「ありがとう」」
本当にエリカの知識には感心する。不幸な形で従者になったけど、私とアニーにとっては幸運だったと思った。
行き止まりを確認してから分岐点へ戻って、正規ルートの右側を進んでいくと、並列思考から魔物の気配が近付いて来ると報告が入った。
『前方から2体の魔物がこちらに向かってる。距離は50mってとこだね』
「戦闘態勢!魔物が見えたらハルカの魔法で先制攻撃を仕掛けておくれ」
「了解!」
ダンジョン内で初めて魔物との戦闘が始まろうとした。私はどんな魔物がやってくるか、楽しみで仕方がなかったの♪
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