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第四章 スライムヴァンピール編
第22話 協会長エリザベス
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私達は、老婆のお陰で勧誘地獄から解放されたので礼を言う。
「お婆さん、助けてもらってありがとう♪」
「礼は不要だよ。ハンター達の教育が行き届いてなくて、2人には迷惑を掛けたね。私はトーレス町冒険者協会長のエリザベスだよ」
私達を助けてくれたのは、冒険者協会長だったの。そんな偉い方とは知らなかったので、改めて挨拶をする。
「協会長とは知りませんでした。私は昨日からハンターを始めたハルカです。よろしくお願いします」
「アニエラです。よろしくお願いします」
「そんなに改まる必要はないよ。マスターかベスさんと呼んでおくれ」
屈強なハンターが所属する協会長なのに、凄くフレンドリーなお婆さんで、とても親しみやすく感じたの。
「ハルカ達はこの後はどうするだい?時間があるなら話しでもどうだい?」
「あの、町に来たばかりなので、これからキッチン道具と調味料を買いに行こうかと思ってるんです」
「そうなんだね。私の利用してる店に案内するから一緒に行くかい?」
町に詳しいベスさんが利用してるなら、きっと良いお店に違いないのでお願いする。
「まだ町に慣れてないので助かります。ベスさんのお仕事は大丈夫なんですか?」
「私の仕事なんて書類に判を押すだけだから大丈夫だよ。受付の者に出る事を伝えてくるから待ってておくれ」
ベスさんが外出する事を職員に伝えた後、私は達はベスさんオススメの店へと向かった。
冒険者協会から3分ほど歩くと【Cook Store】という店に着いた。
「ここは調理道具から調味料まで全てが揃ってるから、色々な店を回らなくて済むよ」
店に入って、陳列された調理道具を手に取りながら確認をして、大中小3種類の鍋とフライパンを1つに包丁をカウンターへ持っていって置かせてもらう。
「調味料も欲しいので置かせてもらっても大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫ですよ。調味料ならこの基礎調味料セットがありますがどうですか?」
「あっ、それで十分です。これで会計をお願いします」
私は料理は詳しくないので、基礎調味料を使いながら物足りない時に追加で調味料を買う事にした。
「お会計は9,000ptになります」
私は金貨1枚を渡してお釣りをもらうと、買った物を〚無限収納〛へと収めた。
「本当に魔法鞄を持ってるんだね。勧誘に合うわけだ(笑)」
「珍しい物とは知らなかったので(汗)」
会計を済ませて店を出たところで、ベスさんに今日のお礼を言って家に戻る事にする。
「ベスさん、今日はありがとうございました。また判らない事があったら色々教えてくださいね」
「任せておくれ。少し話しをしたいんだけど、ハルカの家に寄っても大丈夫かな?」
「狭い家でも構わないなら(笑)」
「じゃあ、寄らせてもらうね」
ベスさんが話しをしたいと言うので、私達の家で話しをする事にした。
まさか、ベスさんに私とアニエラが吸血鬼である事がバレてるとは思ってもいなかった……
「お婆さん、助けてもらってありがとう♪」
「礼は不要だよ。ハンター達の教育が行き届いてなくて、2人には迷惑を掛けたね。私はトーレス町冒険者協会長のエリザベスだよ」
私達を助けてくれたのは、冒険者協会長だったの。そんな偉い方とは知らなかったので、改めて挨拶をする。
「協会長とは知りませんでした。私は昨日からハンターを始めたハルカです。よろしくお願いします」
「アニエラです。よろしくお願いします」
「そんなに改まる必要はないよ。マスターかベスさんと呼んでおくれ」
屈強なハンターが所属する協会長なのに、凄くフレンドリーなお婆さんで、とても親しみやすく感じたの。
「ハルカ達はこの後はどうするだい?時間があるなら話しでもどうだい?」
「あの、町に来たばかりなので、これからキッチン道具と調味料を買いに行こうかと思ってるんです」
「そうなんだね。私の利用してる店に案内するから一緒に行くかい?」
町に詳しいベスさんが利用してるなら、きっと良いお店に違いないのでお願いする。
「まだ町に慣れてないので助かります。ベスさんのお仕事は大丈夫なんですか?」
「私の仕事なんて書類に判を押すだけだから大丈夫だよ。受付の者に出る事を伝えてくるから待ってておくれ」
ベスさんが外出する事を職員に伝えた後、私は達はベスさんオススメの店へと向かった。
冒険者協会から3分ほど歩くと【Cook Store】という店に着いた。
「ここは調理道具から調味料まで全てが揃ってるから、色々な店を回らなくて済むよ」
店に入って、陳列された調理道具を手に取りながら確認をして、大中小3種類の鍋とフライパンを1つに包丁をカウンターへ持っていって置かせてもらう。
「調味料も欲しいので置かせてもらっても大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫ですよ。調味料ならこの基礎調味料セットがありますがどうですか?」
「あっ、それで十分です。これで会計をお願いします」
私は料理は詳しくないので、基礎調味料を使いながら物足りない時に追加で調味料を買う事にした。
「お会計は9,000ptになります」
私は金貨1枚を渡してお釣りをもらうと、買った物を〚無限収納〛へと収めた。
「本当に魔法鞄を持ってるんだね。勧誘に合うわけだ(笑)」
「珍しい物とは知らなかったので(汗)」
会計を済ませて店を出たところで、ベスさんに今日のお礼を言って家に戻る事にする。
「ベスさん、今日はありがとうございました。また判らない事があったら色々教えてくださいね」
「任せておくれ。少し話しをしたいんだけど、ハルカの家に寄っても大丈夫かな?」
「狭い家でも構わないなら(笑)」
「じゃあ、寄らせてもらうね」
ベスさんが話しをしたいと言うので、私達の家で話しをする事にした。
まさか、ベスさんに私とアニエラが吸血鬼である事がバレてるとは思ってもいなかった……
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