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第四章 スライムヴァンピール編

第8話 集落へ

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 明日に備えて寝ようとすると、アニエラがはにかみながら話し掛けてきたの。

「あのね……ハルカと一緒に寝たいのダメ?」

 か、可愛すぎる♪私が男だったら確実に惚れていたと思う。アニエラと一緒に寝る事を断る理由は無いので、私は笑顔で返事をしたの。だってこんな美少女と添い寝出来るチャンスを安々と見逃す事は出来ないよね(笑)

「うん、一緒に寝よう♪」
「やった~♪ハルカ大好き~」

 そう言った後、私達は一緒に寝始めたの。

「ハルカの身体って凄く柔らか~い」
「コラッ、そんな所を触らないで寝るんだよ」

 アニエラが私の胸を『もみもみ』と揉んできたので、注意をしたんだけど揉み続けてきた。
優しく揉むだけじゃなく指で先の方を『クリクリ』してきたのはクリティカルヒットした。

「あぅん、アニー、そんなに『クリクリ』したら感じちゃうから駄目だよ……」
「へへっ、凄く可愛い声が出たね♪これはどう?はむっ、レロレロ」

 アニエラは私の胸を口に含んで、優しく吸ったり舌で舐め回してきた。『ビクッ』私は今までない感覚に襲われ、声が盛れるのを必死に我慢するるだけど耐えきれなくなった……

「はぅん……あっ、やんっ……安全な場所で、ねっ……あっ、アニーお願いよっ」
「あっ……ごめんね。ちゃんと安全な所じゃないと危ないかも知れないね(汗)」

 感じ過ぎてこのまま溺れたいけど、私は安全の為に止めるとアニエラは判ってくれたの。ここでは魔物の気配はしないんだけど、この先を見据えてちゃんとルールを作らないとね。

「アニーと並列思考セレブロもそうなんだけど、基本的に野営の時の営みは禁止ね!強襲があったら対処出来ないでしょ?」
「「判りました……」」
「よろしい。それじゃ明日に備えて寝るよ」

 そのまま眠りについて翌朝を迎えた。

 私達は山道を進んで麓まで到着すると、山道が二手に分かれていたの。山頂でアニエラと話した時に『右から行こう』と言ってたので、私達は右側を選択して進む事にしたの。

 暫く歩き続けると麓を抜ける事が出来たので、更に道を進むと久し振りに気配を感じた。

『ハルカ』
『判ってる。この先に気配を感じるね。かなり弱いからゴブリンかな?』
『おぉ、久し振りの戦闘だね♪』

 行き先にゴブリンの気配がするので、久し振りににゴブリンを狩る事にしたので飛行で急ぐと、3体のゴブリンを発見した。

『アニー、任せたよ♪』
『OK!』

 アニエラは〚血剣ブラッドソード〛を出して、瞬く間に3体のゴブリンを斬り伏せた。残ったのは血液を吸い取られ干乾びたゴブリンの死体のみ。私はアニエラに近寄って頭を撫でて褒めてあげる。

「ご苦労さま♪次は私が殺るね」
「うん♪」
「もう少し進めば人の住む集落に着く筈だから、もうひと頑張りだよ」

 そう言ってから先を進むとかなりの数の気配を感じたので、そのまま道を進むと石垣に囲まれた集落が見えてきたの。
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