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第四章 スライムヴァンピール編
第7話 以心伝心
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アニエラが眷属になり吸血鬼になってる事を確認すると気になるスキルが加わっていたの。〚以心伝心〛というもので何となく判るんだけど、〚鑑定眼〛で確認して見る事にした。
〚以心伝心〛ヴァンピール族の特殊スキルで、主従の繋がりにより心での会話が可能になる。距離に関係なく会話ができる。
なかなか便利な特殊スキルだった。
アニエラに〚以心伝心〛を使って話し掛けて驚かして見る事にしたの。
『アニー、大すきだよ♪』
言葉を送ると、アニエラは驚きの表情で私の顔を見たの。なのでもう一度話し掛けてみる。
『驚いた顔、とっても可愛いね♪』
「えぇ~!ハルカの声が聞こえるんだけど!」
「驚いた?アニーが眷属になった事で〚以心伝心〛っていうヴァンピール族の特殊スキルが使えるようになったんだよ」
「凄く便利だね。並列思考は会話に参加できるの?」
『できるよ。直接話すのは初めてだね。アニーよろしく♪』
『凄い、凄い!並列思考よろしく♪』
これからは3人同時の会話も出来るので、更に楽しい生活になりそうだ。余りここで時間を潰すと日が暮れるので、山脈を下り始めたの。
かなり下って来たけど、相変わらず気配は全く感じないので気味が悪い。もう少し先へ進もうかと思ったけど、森林地帯に入るので手前の岩場で野営する事にした。周囲の気配は並列思考に任せて私達は食事と会話を楽しむ。
「ハルカって、何歳で転生しちゃったの?」
「17歳だったよ」
「成人してたんだね、結婚はしてたの?」
「前の世界では18歳で成人だったから、私は未成年で学校へ通ってたんだよ」
「学校へ通うって事は貴族だったの?」
「私の国には貴族制度は無かったよ。努力次第で好きな道を選べたんだよ」
「私は家が貧しかったから、学校に憧れてたんだよね」
「この世界の基準が判らないけど、私の世界の事で良いなら勉強なら教えてあげるよ」
「ほんと!算術を教えて!」
「良いよ。生活拠点が決まったら授業開始ね。そろそろ寝ようか?明日は麓まで移動するよ」
「は~い!」
会話も程々にして、明日に備えて寝る事にした。
〚以心伝心〛ヴァンピール族の特殊スキルで、主従の繋がりにより心での会話が可能になる。距離に関係なく会話ができる。
なかなか便利な特殊スキルだった。
アニエラに〚以心伝心〛を使って話し掛けて驚かして見る事にしたの。
『アニー、大すきだよ♪』
言葉を送ると、アニエラは驚きの表情で私の顔を見たの。なのでもう一度話し掛けてみる。
『驚いた顔、とっても可愛いね♪』
「えぇ~!ハルカの声が聞こえるんだけど!」
「驚いた?アニーが眷属になった事で〚以心伝心〛っていうヴァンピール族の特殊スキルが使えるようになったんだよ」
「凄く便利だね。並列思考は会話に参加できるの?」
『できるよ。直接話すのは初めてだね。アニーよろしく♪』
『凄い、凄い!並列思考よろしく♪』
これからは3人同時の会話も出来るので、更に楽しい生活になりそうだ。余りここで時間を潰すと日が暮れるので、山脈を下り始めたの。
かなり下って来たけど、相変わらず気配は全く感じないので気味が悪い。もう少し先へ進もうかと思ったけど、森林地帯に入るので手前の岩場で野営する事にした。周囲の気配は並列思考に任せて私達は食事と会話を楽しむ。
「ハルカって、何歳で転生しちゃったの?」
「17歳だったよ」
「成人してたんだね、結婚はしてたの?」
「前の世界では18歳で成人だったから、私は未成年で学校へ通ってたんだよ」
「学校へ通うって事は貴族だったの?」
「私の国には貴族制度は無かったよ。努力次第で好きな道を選べたんだよ」
「私は家が貧しかったから、学校に憧れてたんだよね」
「この世界の基準が判らないけど、私の世界の事で良いなら勉強なら教えてあげるよ」
「ほんと!算術を教えて!」
「良いよ。生活拠点が決まったら授業開始ね。そろそろ寝ようか?明日は麓まで移動するよ」
「は~い!」
会話も程々にして、明日に備えて寝る事にした。
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