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第三章 スライムウィザード編

第34話 エルピス山脈再び

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 最後の将軍級ジェネラルを倒してから拠点へと戻って、2日程は体を休めたの。
 そして、今は沈黙の森フォレスト オブ サイレンスで最後の夕食の準備中。

 今回の戦いで私は将軍級ジェネラルからは〚体力+100〛を強奪した。更に沈黙の森フォレスト オブ サイレンスに君臨する3体の将軍級ジェネラルを倒した事で、私とアニエラは〚森の制圧者〛の称号も得て、ボーナスはステータスALL+50という内容だった。

「アニー、ご飯の用意出来たよ~」
「は~い、待ってました~♪」

 夕食の準備が出来たので、会話を楽しみながら食事をとった。

「明日はエルピス山脈へ出発するから、ここでのご飯はこれが最後だよ」
「エルピス山脈懐かしいね。ドラゴンはまだ暴れてるのかな?」
「流石に住み着いてるなら落ち着いてるんじゃないのかな?」
「私達が山脈を超える事を考えると居なくなってて欲しいね」
「まぁ、居たら居たで触れるチャンスがあるかも知れないんだけどね(笑)」
『流石にそれは認めないよ!』
並列思考セレブロが認めないんじゃ?」
「うん、並列思考セレブロが認めないと言ったとこだよ(笑)」
「ごちそうさま!ハルカ良い?」
「OK!」
『僕もアニーに合わせて動かすよ?』

 並列思考セレブロが、アニエラの吸血に合わせて魔力を動かしたいと言うので、渋々認める事にしたの。

「2人とも程々に頼むよ?」
「『了解~』」

 全然判ってくれたなかったの……
 打ち合わせしたかのような絶妙なタイミングで、常に刺激を与えられて思考回路は崩壊して何度も達しちゃった♪

「はあっ、はぁあん、もぅ……ダメぇ~」

 最後は頭が真っ白になって落ちちゃったので、そのまま朝まで眠ってしまったの……

 そして翌朝を迎えて、私達は再びエルピス山脈へ向かって行ったの。今回は滞在しないで越えて行く為にね!

➖➖➖第三章 完➖➖➖
 明日より第四章 スライムヴァンピール編を開始します。

 エルピス山脈を越えて更なる進化や、新たな仲間が登場する予定なのでお楽しみに♪
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