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第三章 スライムウィザード編
第16話 混沌の山脈
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龍が現れた事で、アニエラを連れて下層へと移動して拠点を作った。
場所は岩場で、アニエラが通れる程度の隙間を土魔法で作り、オーガやオークの侵入が出来ないようにしたの。その奥には2人なら十分なスペースを確保して出来上がり♪
「ハルカの魔法は本当に凄いね!私にはそんなイメージが湧かないもん(笑)」
「私のしてる事を見続ければ、アニーもそのうちイメージの感覚が判るよ♪」
「拠点は出来たけど、これから魔物討伐に行くの?」
「食糧はたくさんあるからね、今日はイメージの練習しちゃおうか?」
「うん♪」
拠点を確保出来たので、アニエラの魔法イメージの練習をする事にした。周りが岩場なので土魔法を練習する素材には困らないので、夜になるまで2人で練習を続けると、突然地響きが起こったの。
「ハルカ!」
驚いたアニエラが私に近寄る。私は守るようにスライムの体でアニエラを包み込んだ。地響きはその後も続いて30分程度で収まったの。
「もう大丈夫かな?何があったんだろう?」
『恐らくだけど、龍が餌を求めて山脈を飛び回ってたんだと思う。飛竜辺りを捕食したんじゃないかな?』
「そっか…龍って動くだけでもこれだけの地響きがするんだね(汗)」
龍がエルピス山脈に現れた、それだけでこれ程の影響がでるなんて…最強へ少しは近付いたと思ったけど、頂点にはこんな化け物が居るんだね、認識が甘かったかな?
そして翌日、拠点から外に出ると愕然した。昨日までの景色が一変して、青々としてた木々は焼き払われてしまって、とても生活が出来るとは思えない状況になってたの…
「これって…龍の仕業なの?」
ポツリとアニエラが呟いた。
「そうみたい…下層でもこんな状態だと、上の方はもっと混沌としてそうだね(汗)」
『ハルカ、沈黙の森へ戻ろう。ここは危険過ぎるよ…』
「アニー、山脈から沈黙の森へ向かうね。」
「うん、ここは危な過ぎるよね…」
こうして混沌化したエルピス山脈を去って、沈黙の森へと向かう事になったの…
場所は岩場で、アニエラが通れる程度の隙間を土魔法で作り、オーガやオークの侵入が出来ないようにしたの。その奥には2人なら十分なスペースを確保して出来上がり♪
「ハルカの魔法は本当に凄いね!私にはそんなイメージが湧かないもん(笑)」
「私のしてる事を見続ければ、アニーもそのうちイメージの感覚が判るよ♪」
「拠点は出来たけど、これから魔物討伐に行くの?」
「食糧はたくさんあるからね、今日はイメージの練習しちゃおうか?」
「うん♪」
拠点を確保出来たので、アニエラの魔法イメージの練習をする事にした。周りが岩場なので土魔法を練習する素材には困らないので、夜になるまで2人で練習を続けると、突然地響きが起こったの。
「ハルカ!」
驚いたアニエラが私に近寄る。私は守るようにスライムの体でアニエラを包み込んだ。地響きはその後も続いて30分程度で収まったの。
「もう大丈夫かな?何があったんだろう?」
『恐らくだけど、龍が餌を求めて山脈を飛び回ってたんだと思う。飛竜辺りを捕食したんじゃないかな?』
「そっか…龍って動くだけでもこれだけの地響きがするんだね(汗)」
龍がエルピス山脈に現れた、それだけでこれ程の影響がでるなんて…最強へ少しは近付いたと思ったけど、頂点にはこんな化け物が居るんだね、認識が甘かったかな?
そして翌日、拠点から外に出ると愕然した。昨日までの景色が一変して、青々としてた木々は焼き払われてしまって、とても生活が出来るとは思えない状況になってたの…
「これって…龍の仕業なの?」
ポツリとアニエラが呟いた。
「そうみたい…下層でもこんな状態だと、上の方はもっと混沌としてそうだね(汗)」
『ハルカ、沈黙の森へ戻ろう。ここは危険過ぎるよ…』
「アニー、山脈から沈黙の森へ向かうね。」
「うん、ここは危な過ぎるよね…」
こうして混沌化したエルピス山脈を去って、沈黙の森へと向かう事になったの…
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