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第三章 スライムウィザード編
第11話 アニエラの提案
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当分の間はアニエラと一緒に行動するので、私の事を説明する事にしたの。
アニエラは特に驚く様子も無く最後まで説明を聞いてくれた。
「ハルカさんが普通のスライムじゃ無いのは、変化された時点で判ってましたから(笑)」
「10歳にしては落ち着き過ぎに感じる(笑)」
「半吸血鬼だからかも知れないです。あの…トラビスの〚鑑定眼〛を持ってるなら、私を鑑定して欲しい力を奪って下さい。その代わり私を討伐に連れて行って欲しいです。私も強くなりたい…」
アニエラが欲しい力を渡すから、強くなる為に討伐に同行したいと提案してきたの。今のアニエラはハッキリ言えば足手まといになるけど、吸血鬼はかなりの上位種なので、私と違って直ぐに強くなる筈。
ただ、幼い少女に戦いをさせたくない気持ちもあるので、確認をとる事にした。
「アニエラは戦わなくても良いのよ?安全な場所へ必ず連れて行くからね。」
「守られるだけじゃ駄目なんです…トラビスに頼り過ぎてたもん、自分を守る力が欲しい…」
「うん、判ったよ。アニエラの意思を尊重するね。」
確認をした後にアニエラを鑑定した。
【名前】アニエラ Lv1/200
【種族】半吸血鬼(枯渇状態)
【HP】50【MP】50【体力】150
【敏捷】100【精神】10
〚求血〛〚超速再生〛〚血魔法Lv1〛
〚水魔法Lv1〛〚風魔法Lv1〛
〚土魔法Lv1〛〚双剣術Lv1〛〚飛行〛
凄い初期ステータスだった…
〚救血〛定期的に500ml以上を吸血をする事で半吸血鬼の能力を行使する事が出来るが、枯渇状態になると全ての力が封印される。
〚血魔法〛血液を使った魔法が使える。レベルが上がる事によって、使用魔法の解放と魔法威力が上昇する。
アニエラは吸血をしてない為に枯渇状態なので、封印状態なんだね。私は半吸血鬼じゃ無いから〚救血〛は必要なさそうなので〚血魔法〛を選択したの。
『ハルカ、〚血魔法〛を奪ったよ。Lv1だと吸血を使えるみたいだね。噛み付く事で吸血が出来るからね。』
『報告ありがとう♪』
「アニエラ、あなたの能力〚血魔法〛を貰ったよ。後ね、アニエラは吸血をしてないから枯渇状態になってるから、能力が封印されてるみたいなんだよね。だから私の血を吸って欲しいんだけど良いかな?」
「そ、そんな事をするとハルカさんが半吸血鬼になるんじゃ?」
「鑑定した限りだと大丈夫だね。だから遠慮なく吸ってほしいの。」
「判りました。それでは頂きますね…」
アニエラはそう言って私に噛み付いたの。
『カプッ…』
「あっ…んふっ…」
噛まれて血を吸われてるだけなのに…全身に快感が走ったの。
「ありがとうございました。ハルカさん?」
「あっ…ぅん、どう?満たされた感覚はあるのかな?」
「はい♪スッキリした気分です!」
「うん、それは良かったね。これからは夕食の時に吸ってもらうね♪」
「ありがとうございます♪」
アニエラの枯渇問題も解消したので、明日からは魔物の討伐再開する事にして、洞穴の入口を土魔法で塞いでから私達は就寝する事にしたの。
➖➖➖並列思考視点➖➖➖
アニエラが吸血をした瞬間だ。
ハルカは感じていた…魔力を動かす事以外でも感じる事があるのだと知った。
これからは每日の夕食時に吸血する事になる。僕以外の者がハルカを感じさせる…アニエラを早く安全な場所へ連れて行かないと、僕のハルカを奪われてしまう…
アニエラの吸血に脅威を感じるのだった。
アニエラは特に驚く様子も無く最後まで説明を聞いてくれた。
「ハルカさんが普通のスライムじゃ無いのは、変化された時点で判ってましたから(笑)」
「10歳にしては落ち着き過ぎに感じる(笑)」
「半吸血鬼だからかも知れないです。あの…トラビスの〚鑑定眼〛を持ってるなら、私を鑑定して欲しい力を奪って下さい。その代わり私を討伐に連れて行って欲しいです。私も強くなりたい…」
アニエラが欲しい力を渡すから、強くなる為に討伐に同行したいと提案してきたの。今のアニエラはハッキリ言えば足手まといになるけど、吸血鬼はかなりの上位種なので、私と違って直ぐに強くなる筈。
ただ、幼い少女に戦いをさせたくない気持ちもあるので、確認をとる事にした。
「アニエラは戦わなくても良いのよ?安全な場所へ必ず連れて行くからね。」
「守られるだけじゃ駄目なんです…トラビスに頼り過ぎてたもん、自分を守る力が欲しい…」
「うん、判ったよ。アニエラの意思を尊重するね。」
確認をした後にアニエラを鑑定した。
【名前】アニエラ Lv1/200
【種族】半吸血鬼(枯渇状態)
【HP】50【MP】50【体力】150
【敏捷】100【精神】10
〚求血〛〚超速再生〛〚血魔法Lv1〛
〚水魔法Lv1〛〚風魔法Lv1〛
〚土魔法Lv1〛〚双剣術Lv1〛〚飛行〛
凄い初期ステータスだった…
〚救血〛定期的に500ml以上を吸血をする事で半吸血鬼の能力を行使する事が出来るが、枯渇状態になると全ての力が封印される。
〚血魔法〛血液を使った魔法が使える。レベルが上がる事によって、使用魔法の解放と魔法威力が上昇する。
アニエラは吸血をしてない為に枯渇状態なので、封印状態なんだね。私は半吸血鬼じゃ無いから〚救血〛は必要なさそうなので〚血魔法〛を選択したの。
『ハルカ、〚血魔法〛を奪ったよ。Lv1だと吸血を使えるみたいだね。噛み付く事で吸血が出来るからね。』
『報告ありがとう♪』
「アニエラ、あなたの能力〚血魔法〛を貰ったよ。後ね、アニエラは吸血をしてないから枯渇状態になってるから、能力が封印されてるみたいなんだよね。だから私の血を吸って欲しいんだけど良いかな?」
「そ、そんな事をするとハルカさんが半吸血鬼になるんじゃ?」
「鑑定した限りだと大丈夫だね。だから遠慮なく吸ってほしいの。」
「判りました。それでは頂きますね…」
アニエラはそう言って私に噛み付いたの。
『カプッ…』
「あっ…んふっ…」
噛まれて血を吸われてるだけなのに…全身に快感が走ったの。
「ありがとうございました。ハルカさん?」
「あっ…ぅん、どう?満たされた感覚はあるのかな?」
「はい♪スッキリした気分です!」
「うん、それは良かったね。これからは夕食の時に吸ってもらうね♪」
「ありがとうございます♪」
アニエラの枯渇問題も解消したので、明日からは魔物の討伐再開する事にして、洞穴の入口を土魔法で塞いでから私達は就寝する事にしたの。
➖➖➖並列思考視点➖➖➖
アニエラが吸血をした瞬間だ。
ハルカは感じていた…魔力を動かす事以外でも感じる事があるのだと知った。
これからは每日の夕食時に吸血する事になる。僕以外の者がハルカを感じさせる…アニエラを早く安全な場所へ連れて行かないと、僕のハルカを奪われてしまう…
アニエラの吸血に脅威を感じるのだった。
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