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彼がここで初めて、感情らしきものを零した。
小さく舌打ちし眉を顰めたのだ。そしてきつく目を閉じる。
魔法が彼を貫く直前、彼の体から黒と鈍色の入り混じった衝撃波が迸り、炎の矢と別方向から来ていた雷撃が諸共消し飛ばされた。
そして彼は空中に立つ。
よく見れば足元には先程の衝撃波と同じ色合いの薄い円盤があり、それが足場となっている。
剣には眩い光が纏われておらず、逆に濃い紫色へと変貌していく。
「ふん、やっと奥の手を一つ出したのね。この偽りの聖人め」
先程までの余裕の声とは変わり、魔女の声色は平坦なものになっていた。
「魔人から与えられた加護程度で、魔女のあたしは倒せないわよ」
再度の魔法陣の大量展開。それも、先程の比ではない。
大小色彩様々な魔法陣が魔女の背後をこれでもかと埋め尽くしていく。
「魔法の名前を叫ぶのも面倒くさいから。とりあえずこれで潰れてちょうだい」
いつの間にか黒煙が晴れ、露わとなった魔女が少々苛立たし気に呟き手を振り下ろす。
すると背後の魔法陣の光が膨張し、火が、水が、雷が、土が、風が、光が、闇が、氷が、鋼が、木が、岩が、互いを削り飲み込み合いながら彼の元へと混沌の怒涛となって押し寄せる。
彼は紫色の光を纏う剣を構えると、闇の色が一段と濃くなり軋むような耳障りな音を立て、次第に叫び声のような不気味なものへと変わっていく。
彼が一歩踏み出すと、鈍色の円盤が生まれて足場となる。更に踏み出すと円盤が拡張され次なる足場に。
それを繰り返し、駆け足程度の速度で進んでいく。
だが、魔法の奔流が迫り……構築した足場ごと為す術なく飲み込まれ姿が消える。
津波のような混沌の激流が流れ続け五秒……十秒……三十秒と時間が経過していく。
数分程も続いていた魔法の勢いがようやく弱くなり、轟音に包まれていた部屋に静寂が……
訪れはしなかった。
彼の持つ剣が放っていた、あの耳障りな叫び声のような音。それが聞こえてきたのだ。
元々立っていた位置に彼の姿はなく、魔女とは対角線上の壁にもたれかかっていた。
剣を握ったままではあるものの、全身に傷が走りうなだれている。
しかしピクリと全身が跳ね、ゆっくりと立ち上がる。
耳障りな音を立てる剣を一度掲げ、構えた。
「ふうん……耐えたんだ。本当にバケモノよねあんた。その剣、知ってるわよ。受けた衝撃を蓄積する剣……”叛逆の剣”だったかしら」
魔女の声に、感情の起伏が感じられない。
「今の状態なら、あたしの防御魔法も簡単に打ち破れるでしょうね。その為の仕込みをしてたってわけか」
よく通る声で独り言を話す魔女の背後に、金色の魔法陣が幾重にも現れ始める。
「でも、その剣は魔法を放つわけでも、伸びる剣でもない。つまりここまで辿り着かなきゃ意味がないんでしょ?」
魔法陣は様々な大きさや文様を象りながら展開されていく。中空に浮く魔女の背に規則正しく並び、さながら曼荼羅図のような神々しい光景が広がる。
「……全部躱して、ここまで来れたら斬られてあげる」
金色の光を背負う魔女は不敵に微笑み、展開した魔法陣の輝きが増す。
彼はゆっくりと足を踏み出す。消えかけていた全身を覆う黒色と鈍色のオーラが、再び燃え上がるように噴き出始めた。
臨界に達した魔法陣から光が放たれた瞬間、彼は駆け出す。
だが、これまでのように姿が終えなくなる程の俊足ではない。並みの人間より数倍速い程度だ。
鈍色の足場を作り出し空を駆ける。
魔女の魔法陣から放たれる光線は大きさも弾速も軌道も全てがそれぞれに変わっており、一直線に伸びるものもあれば大きく弧を描くもの、停滞しているように見えるものから破裂し分裂するものまで、黄金色の光が洪水のようになって彼へと降り注いでいく。
しかし彼は呑まれない。
回避し、躱し、見切り、弾き、払い、打つ。的確に自身に命中するものを見定め、空中を蹴り上下左右縦横無尽に駆けて見事に避けていく。
足場を生み出しては蹴り、飛び、着実に先へと進んで行く。
魔女が苛立つように歯軋りをして見せ、なにやら呟きながら腕を振るった。
後光の魔法陣はより一層輝きを増し、その弾幕を厚くする。
近づく程に弾速は速くなり、その数も増す。さすがの彼も見切りが辛くなったのか、掠るように被弾する事が増えてきた。
剣で打ち払う動作も多くなる。
無尽蔵に放たれる光弾の洪水に飽くことなく挑み続け、退いては進みを繰り返し徐々に距離を詰めていく。
そこでパン、と大きく打ち鳴らす音が聞こえた。
魔女が手の平を合わせている。
魔女は合わせた手をゆっくりと広げていくと、その間に黒い魔法陣が浮かび上がり拡大していく。
[あーあ、本当に癪だわ。人生で一度しか放てない筈のこれをまた撃つなんて。それも相手はあんたってのが最悪」
漆黒の魔法陣は描かれた紋様から血が滴るように、闇色の液体を流す。
「いい? ちゃんとこれで死になさいよね。……でも、生きて」
最後の言葉は小さく、果たして彼に届いたかは分からない。
闇色に染まる魔法陣から、粘性のある無数の触手が生み出され、それらが光弾と共に彼の元へと伸びていく。
触手に触れた光弾は削ぎ取られていくように消失し、彼の頭上より触手が気色の悪い軌道を描きながら殺到する。
彼は一度大きく後退するように跳躍し、触手の大群を躱す。
しかし追尾するように方向を変え、下方から斜め上へと向かって再び伸びる。
彼は無表情に、それでも意を決したように半歩踏み込み、触手と似た闇色の光を纏う剣を、これまでで最も速く、目では追いきれない速度で振るい閃かせる。
触手は彼を飲み込もうと包囲するように範囲を広げるが、神速の一刀で大半が斬り裂かれ、力を失ったように崩れ落ちていく。
残った触手はそれでも襲い掛かるが、今度は白い光の一閃にて斬り伏せられ、その全てが闇色の液体となって滴り落ちた。
「……やっぱり、あんたは何とかしちゃうのね。あたしの命と引き換えの魔法なのに。……まあでも、今のタイミングであたし死んでないからこの体には関係ないのかしらね」
魔女は呆れたように、そしてどこか納得したように彼を見下げる。
依然、背後の魔法陣からは光弾が生み出されている。
「切り札の叛逆の剣を使っちゃったけどどうするの? あたしの防御魔法を越えられる手段があるのかし……え?」
魔女から不敵な笑みが消え、驚愕の表情となる。
空中で押されたように魔女は弾かれ、のけ反りながら宙を返る。
自身を襲った白い影を追う。
「……何よ、それ知らない」
それだけ呟くと墜落し、床に叩きつけられた。
光弾を生み出し続けていた曼荼羅の魔法陣も崩壊を始め、黄金色の粒子が降り注ぐ。
半身が黒く結晶化し砕けた魔女の傍らにふわりと降り立つ白い影。
それは白い光のマントを背負い、全身が色彩を失い純白に変貌した彼の姿だった。
「ったく、何で手加減してんのよウッザい。最初からそれ出しなさいよ」
魔女に悪態を吐かれるも彼は無言で佇んでいる。
「……まあ、あんたの考えてる事なんて分かるけどね。でも、そういうのあたし嫌いなんだけど」
バキン、と音を立てて魔女の頬が割れる。
「あーあ、もうちょっとだけ……まあいいわ。さっさと終わらせてきなさいな」
その言葉を最後に、顔まで黒化し砕けた。
彼の纏う白い光のマントが、宙を舞う灰のように崩れて消えていく。白化していた体も次第に元の色彩を取り戻していく。
すると流石に疲労が濃いのか座り込み、滝のような汗……それと、これまで負った傷が露わとなり液体が滴る。
しかしそれは鮮血の赤では無かった。
彼が流す血の色は、銀色に輝く粒子のようなものだった。
小さく舌打ちし眉を顰めたのだ。そしてきつく目を閉じる。
魔法が彼を貫く直前、彼の体から黒と鈍色の入り混じった衝撃波が迸り、炎の矢と別方向から来ていた雷撃が諸共消し飛ばされた。
そして彼は空中に立つ。
よく見れば足元には先程の衝撃波と同じ色合いの薄い円盤があり、それが足場となっている。
剣には眩い光が纏われておらず、逆に濃い紫色へと変貌していく。
「ふん、やっと奥の手を一つ出したのね。この偽りの聖人め」
先程までの余裕の声とは変わり、魔女の声色は平坦なものになっていた。
「魔人から与えられた加護程度で、魔女のあたしは倒せないわよ」
再度の魔法陣の大量展開。それも、先程の比ではない。
大小色彩様々な魔法陣が魔女の背後をこれでもかと埋め尽くしていく。
「魔法の名前を叫ぶのも面倒くさいから。とりあえずこれで潰れてちょうだい」
いつの間にか黒煙が晴れ、露わとなった魔女が少々苛立たし気に呟き手を振り下ろす。
すると背後の魔法陣の光が膨張し、火が、水が、雷が、土が、風が、光が、闇が、氷が、鋼が、木が、岩が、互いを削り飲み込み合いながら彼の元へと混沌の怒涛となって押し寄せる。
彼は紫色の光を纏う剣を構えると、闇の色が一段と濃くなり軋むような耳障りな音を立て、次第に叫び声のような不気味なものへと変わっていく。
彼が一歩踏み出すと、鈍色の円盤が生まれて足場となる。更に踏み出すと円盤が拡張され次なる足場に。
それを繰り返し、駆け足程度の速度で進んでいく。
だが、魔法の奔流が迫り……構築した足場ごと為す術なく飲み込まれ姿が消える。
津波のような混沌の激流が流れ続け五秒……十秒……三十秒と時間が経過していく。
数分程も続いていた魔法の勢いがようやく弱くなり、轟音に包まれていた部屋に静寂が……
訪れはしなかった。
彼の持つ剣が放っていた、あの耳障りな叫び声のような音。それが聞こえてきたのだ。
元々立っていた位置に彼の姿はなく、魔女とは対角線上の壁にもたれかかっていた。
剣を握ったままではあるものの、全身に傷が走りうなだれている。
しかしピクリと全身が跳ね、ゆっくりと立ち上がる。
耳障りな音を立てる剣を一度掲げ、構えた。
「ふうん……耐えたんだ。本当にバケモノよねあんた。その剣、知ってるわよ。受けた衝撃を蓄積する剣……”叛逆の剣”だったかしら」
魔女の声に、感情の起伏が感じられない。
「今の状態なら、あたしの防御魔法も簡単に打ち破れるでしょうね。その為の仕込みをしてたってわけか」
よく通る声で独り言を話す魔女の背後に、金色の魔法陣が幾重にも現れ始める。
「でも、その剣は魔法を放つわけでも、伸びる剣でもない。つまりここまで辿り着かなきゃ意味がないんでしょ?」
魔法陣は様々な大きさや文様を象りながら展開されていく。中空に浮く魔女の背に規則正しく並び、さながら曼荼羅図のような神々しい光景が広がる。
「……全部躱して、ここまで来れたら斬られてあげる」
金色の光を背負う魔女は不敵に微笑み、展開した魔法陣の輝きが増す。
彼はゆっくりと足を踏み出す。消えかけていた全身を覆う黒色と鈍色のオーラが、再び燃え上がるように噴き出始めた。
臨界に達した魔法陣から光が放たれた瞬間、彼は駆け出す。
だが、これまでのように姿が終えなくなる程の俊足ではない。並みの人間より数倍速い程度だ。
鈍色の足場を作り出し空を駆ける。
魔女の魔法陣から放たれる光線は大きさも弾速も軌道も全てがそれぞれに変わっており、一直線に伸びるものもあれば大きく弧を描くもの、停滞しているように見えるものから破裂し分裂するものまで、黄金色の光が洪水のようになって彼へと降り注いでいく。
しかし彼は呑まれない。
回避し、躱し、見切り、弾き、払い、打つ。的確に自身に命中するものを見定め、空中を蹴り上下左右縦横無尽に駆けて見事に避けていく。
足場を生み出しては蹴り、飛び、着実に先へと進んで行く。
魔女が苛立つように歯軋りをして見せ、なにやら呟きながら腕を振るった。
後光の魔法陣はより一層輝きを増し、その弾幕を厚くする。
近づく程に弾速は速くなり、その数も増す。さすがの彼も見切りが辛くなったのか、掠るように被弾する事が増えてきた。
剣で打ち払う動作も多くなる。
無尽蔵に放たれる光弾の洪水に飽くことなく挑み続け、退いては進みを繰り返し徐々に距離を詰めていく。
そこでパン、と大きく打ち鳴らす音が聞こえた。
魔女が手の平を合わせている。
魔女は合わせた手をゆっくりと広げていくと、その間に黒い魔法陣が浮かび上がり拡大していく。
[あーあ、本当に癪だわ。人生で一度しか放てない筈のこれをまた撃つなんて。それも相手はあんたってのが最悪」
漆黒の魔法陣は描かれた紋様から血が滴るように、闇色の液体を流す。
「いい? ちゃんとこれで死になさいよね。……でも、生きて」
最後の言葉は小さく、果たして彼に届いたかは分からない。
闇色に染まる魔法陣から、粘性のある無数の触手が生み出され、それらが光弾と共に彼の元へと伸びていく。
触手に触れた光弾は削ぎ取られていくように消失し、彼の頭上より触手が気色の悪い軌道を描きながら殺到する。
彼は一度大きく後退するように跳躍し、触手の大群を躱す。
しかし追尾するように方向を変え、下方から斜め上へと向かって再び伸びる。
彼は無表情に、それでも意を決したように半歩踏み込み、触手と似た闇色の光を纏う剣を、これまでで最も速く、目では追いきれない速度で振るい閃かせる。
触手は彼を飲み込もうと包囲するように範囲を広げるが、神速の一刀で大半が斬り裂かれ、力を失ったように崩れ落ちていく。
残った触手はそれでも襲い掛かるが、今度は白い光の一閃にて斬り伏せられ、その全てが闇色の液体となって滴り落ちた。
「……やっぱり、あんたは何とかしちゃうのね。あたしの命と引き換えの魔法なのに。……まあでも、今のタイミングであたし死んでないからこの体には関係ないのかしらね」
魔女は呆れたように、そしてどこか納得したように彼を見下げる。
依然、背後の魔法陣からは光弾が生み出されている。
「切り札の叛逆の剣を使っちゃったけどどうするの? あたしの防御魔法を越えられる手段があるのかし……え?」
魔女から不敵な笑みが消え、驚愕の表情となる。
空中で押されたように魔女は弾かれ、のけ反りながら宙を返る。
自身を襲った白い影を追う。
「……何よ、それ知らない」
それだけ呟くと墜落し、床に叩きつけられた。
光弾を生み出し続けていた曼荼羅の魔法陣も崩壊を始め、黄金色の粒子が降り注ぐ。
半身が黒く結晶化し砕けた魔女の傍らにふわりと降り立つ白い影。
それは白い光のマントを背負い、全身が色彩を失い純白に変貌した彼の姿だった。
「ったく、何で手加減してんのよウッザい。最初からそれ出しなさいよ」
魔女に悪態を吐かれるも彼は無言で佇んでいる。
「……まあ、あんたの考えてる事なんて分かるけどね。でも、そういうのあたし嫌いなんだけど」
バキン、と音を立てて魔女の頬が割れる。
「あーあ、もうちょっとだけ……まあいいわ。さっさと終わらせてきなさいな」
その言葉を最後に、顔まで黒化し砕けた。
彼の纏う白い光のマントが、宙を舞う灰のように崩れて消えていく。白化していた体も次第に元の色彩を取り戻していく。
すると流石に疲労が濃いのか座り込み、滝のような汗……それと、これまで負った傷が露わとなり液体が滴る。
しかしそれは鮮血の赤では無かった。
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