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序章
司令官室にて
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脇で松葉杖を挟み体を支えながら、右手でドアをノックする。スチール製のドアが重苦しい反響音を響かせる。
「野木陸曹長です。参りました」
ドアの上に掛かるプレートには「司令官室」とある。ただの兵卒である自分がここに来る事は一度もなく、三級暗鬼(あんき)と対した時とはまた別種の緊張感に包まれていた。
「入りなさい」
「はい、失礼致します」
低い壮年の声が中から聞こえたので即座に返事し、片開きのドアを開く。
中には応接室にあるようなソファと机が並び、奥に大きな木製のデスクと座り心地の良さそうな黒革のオフィスチェアが見えた。
両脇のガラス張りのケースに写真や賞状など様々な物が並んでおり、デスクに近い壁へは大きな本棚が配置されている。
ソファは手前側に三人掛けの黒い長ソファがあり、向かい側には同じ形状の一人掛けソファが二つ並んでいる。
長ソファに一人、奥の一人掛けソファにも一人男が座っており、こちらを見ていた。
「怪我が治っていないのに無理をさせて済まないね。志摩(しま)君、そこの椅子を野木曹長に」
「はい」
長ソファに座っていた男が部屋の端にある椅子を持ってきて脇に置いた。
「志摩大隊長! 私が」
「いい、ソファには座れないだろう。こういう時は黙って受け取るものだ」
「申し訳ございません。ありがとうございます」
申し訳なさで目一杯を頭を下げる。激痛が走ったが構うものか。
「さ、座りなさい。早速を話をしよう」
そう話す一人掛けソファに座る男は、銀縁のスクエア眼鏡を掛け、ほとんど髪は白くなっており、背も低く恰幅の良い体型と温和な顔立ちが相まって柔和な印象を受ける。
六十代にも見えるが実はまだ歳は五十二を数えた所であり、制服はには様々な装飾が施され、見ただけで重要な役職に就いている事が分かる。
この男こそ我ら猟獲(りょうかく)特務連隊のナンバーツーであり、実質的にこの駐屯地を取り仕切る、”浅間(あさま)司令補”その人だ。
階級は陸将補であり、ただの曹長でしかない俺からすれば雲の上の存在である。
挨拶は幾度か交わしてはいるが、こうして認知されて話すのは初めての事だった。
そしてもう一人の志摩(しま)と呼ばれた男は、俺が所属している第三大隊の大隊長で、やはりこの基地内では最上位の存在の一人である”志摩二等陸佐”だ。
背が高く細身であり、鋭い目と顔つきが印象的で、オールバックにした髪は両脇が白くなっており歳を感じさせるものの、現場で動いていることもあり細身でありながらがっしりと鍛え上げられた体つきをしている。
彫像のような風格でただ隣に居るだけでも圧倒される気持ちになる。
そんな二人と相対し冷や汗をかきながらも「失礼致します」と声を絞り出し、出された椅子に座った。
正直ソファでは立ち上がる事が困難になるので、とてもありがたい配慮だった。
「退院の知らせを聞いて呼び立ててしまったが、体の具合はどうかな?」
太く優しい響きのある声で尋ねられる。
「はい、まだ完治には至りませんがこうして動くことはできるようになりました。現場への復帰はあと三カ月は掛かると聞いております」
「そうか。だがまあ完治できるなら不幸中の幸いだったね。三級暗鬼を相手によくぞ生き抜いた」
「ありがとうございます」
そう労う浅間司令補の襟元には、白龍を模した特別な勲章がある。
この”白龍章”は三級暗鬼を単独で撃破した者に贈られる勲章であり、つまりこの人はたった一人であの怪物を討伐した実績を持つ事を示していた。
そしてそれは志摩大隊長の襟元にもあり、あまりの格の違いに気を削がれてしまう。
「君が遭遇した三週間前の栃木6区での三級暗鬼出現事件については、私も詳細な報告書を読んでいる。だが直接君の声で話を聞きたくてね」
目の前の机にはノート型端末とファイルされた資料があり、現場の写真が目に入った。
文字列の中に杉や吉田の名前があり、胸に刺されたような痛みが走る。
「班員は皆殉職したそうだね。心よりお悔やみを」
「ありがとうございます。彼らのためにも、私はこれからも猟特隊に尽くしたいと思っております」
虚ろで現実味のない感覚、それだけがただ胸を支配し心にもない言葉が口から吐き出される。
「早速だが現場へ到着時からの話を聞いても良いかな」
「……承知致しました。それでは口頭にてご報告させていただきます」
俺の言に浅間司令補は黙して頷く。
「私達は報告にあった会敵地に到着した後、対象を探索。北西一八〇地点にて対象を発見。一〇〇の距離を取り停車し乙種2類兵装”狐火(きつねび)”を構え前進しました」
二人は黙って聞き入り、志摩大隊長に首肯で促されたので話を続ける。
「距離が五〇を切った辺りで杉二士が発砲、交戦状態となりました。対象は誰か……恐らく太田班の誰かを捕食中であり、こちらに気が付き亡骸を投擲してきました」
「太田班の宮原二曹だったと処理班から報告が入っている」
名前を聞き宮原の顔が浮かぶ。幾度か巡回や訓練で顔を合わせており、言葉も交わした事のある仲だった。
「私は恥ずかしながら、亡骸を避けきれず受けてしまい気絶してしまいました」
「そこからは飯村一曹の報告から推察するに、対象を引き付けながら移動。その間に触腕により二名が吹き飛ばされ、吉田三曹が乙種1類兵装”刃桜(はざくら)”を展開し近接戦を開始。しかし効果が認められないとの報告があり、その時点で通信が途絶した」
その言葉を聞いてありありと場面が目に浮かび、気が沈む。
恐らく吹き飛ばされた俺を気遣って戦場を移動したのだろう。
だが狐火も刃桜も、他に保有していた”蜂火(ほうか)”や”羽突(はづき)”でも効果が無かっただろう。
そんな状況の中戦い続けていた姿を思うと胸が痛む。
「私はその後目を覚まし、戦闘の音が聞こえた方向へ向かいました。そこで吉田が目標に掴まれており助けに向かいましたが既に手遅れの状態で……私も刃桜で斬りつけましたが効果がなく、触腕で打たれ負傷しました」
後から階級を付けての呼称や兵装の説明に関しても種類の説明を欠いてしまった事に気付きしまった、と思った。
やはり感情的になってきているのかもしれない。気を引き締めなければ。
「そこで例の少年が現れたか」
これまで一言も発さず聞いていた浅間司令補が口を開く。
やはり彼に興味があって呼ばれたのだ。
”鬼門”から遠く離れた地に三級が現れた特異性よりも、ただの少年が三級という化け物を倒してしまったという事実の方が驚異的だろう。
「はい。吹き飛ばされた私の目の前に現れて、乙種1類兵装”刃桜”を奪われてしまいました。彼には識別輪(しきべつりん)があり、緊急使用の方法も知っていたのでそのまま彼が使用。そして何故か途轍もない光を放ち始め、攻撃してきた対象の触腕を融解……というより蒸発させたように見えました。最後に彼と対象が衝突して爆発が発生し、その後の記憶は病室からとなります」
言い終えて小さく一息吐く。我ながら荒唐無稽な話をしていると思う。常識ではあり得ない事態だ。
だが、この目で見てしまったからには信じざるを得ない。
「ありがとう。何度も聴取されただろうが、こうしてまた話してくれた事に礼を言う。志摩君、野木君が得ていない情報を話してくれ」
説明を求められた志摩大隊長は手にした端末に目を落としながら話し始める。
「はい。まず件の少年は栃木6区に住む、工場勤務の須我 結人(すが ゆいと)十六歳。同区内に彼が働く伊沢鉄工所があり、そこで勤務していた。対象の出現地の付近で、そこの職員が自衛隊到着まで対象を食い止めようとしていたらしい」
「食い止める、とは?」
思わず口に出してしまった。
一般には暗鬼を見付けたら即座に避難するように、それこそ小学校に上がる以前から耳にタコができる程に言い聞かされている話だ。理解が追い付かない。
「どうにも義理堅い性分の者達だったようで、近隣の住民が避難するまで食い止めるという話になっていたらしい」
何て馬鹿げた事を。そう思った時一つ思い至るものがあった。
あの少年の来ていた薄青色の作業着。会敵時に潰され壊されていたフォークリフトに、その色の制服を着た遺体があった。まさかあれで立ち向かったと言うのか。
「須我君は避難する住民を助けるように言われていたらしい。まだ子供だから当然の措置だったのだろう。だが、彼は戻ってきてしまいその惨状を見た。その後、猟特隊員らしき人物から識別輪と兵装の使い方、緊急使用を聞いたと証言している」
またもやあり得ない話が出てきた。
猟特隊員が識別輪を渡すなど……そもそもこの識別輪は天雲社本宮にて”神仕の儀”を経て貸与される代物だ。
その取扱いは兵装以上に慎重に行う物であり、紛失するような事があれば地の果てまで探しに行く。
神仕の儀を行っていないのにも関わらず識別輪が起動するのも奇妙な話で、一般人に手渡すなどと言う話もおかしい。
これまで棚に上げてしまっていたが、兵装を奪われた形とは言え一般人の手に渡らせてしまった自分も、相応の処罰を受ける事になるだろう。
下手すれば除隊と禁錮刑の両方が来るかもしれない。
引いてきていた冷や汗が再度振り返し始めた時、ドアをノックする音が背後から聞こえた。
「失礼致します、青木二等陸曹です。須我 結人さんを連れて参りました」
ドア越しに少し低めの女性の声が聞こえてきた。
「野木陸曹長です。参りました」
ドアの上に掛かるプレートには「司令官室」とある。ただの兵卒である自分がここに来る事は一度もなく、三級暗鬼(あんき)と対した時とはまた別種の緊張感に包まれていた。
「入りなさい」
「はい、失礼致します」
低い壮年の声が中から聞こえたので即座に返事し、片開きのドアを開く。
中には応接室にあるようなソファと机が並び、奥に大きな木製のデスクと座り心地の良さそうな黒革のオフィスチェアが見えた。
両脇のガラス張りのケースに写真や賞状など様々な物が並んでおり、デスクに近い壁へは大きな本棚が配置されている。
ソファは手前側に三人掛けの黒い長ソファがあり、向かい側には同じ形状の一人掛けソファが二つ並んでいる。
長ソファに一人、奥の一人掛けソファにも一人男が座っており、こちらを見ていた。
「怪我が治っていないのに無理をさせて済まないね。志摩(しま)君、そこの椅子を野木曹長に」
「はい」
長ソファに座っていた男が部屋の端にある椅子を持ってきて脇に置いた。
「志摩大隊長! 私が」
「いい、ソファには座れないだろう。こういう時は黙って受け取るものだ」
「申し訳ございません。ありがとうございます」
申し訳なさで目一杯を頭を下げる。激痛が走ったが構うものか。
「さ、座りなさい。早速を話をしよう」
そう話す一人掛けソファに座る男は、銀縁のスクエア眼鏡を掛け、ほとんど髪は白くなっており、背も低く恰幅の良い体型と温和な顔立ちが相まって柔和な印象を受ける。
六十代にも見えるが実はまだ歳は五十二を数えた所であり、制服はには様々な装飾が施され、見ただけで重要な役職に就いている事が分かる。
この男こそ我ら猟獲(りょうかく)特務連隊のナンバーツーであり、実質的にこの駐屯地を取り仕切る、”浅間(あさま)司令補”その人だ。
階級は陸将補であり、ただの曹長でしかない俺からすれば雲の上の存在である。
挨拶は幾度か交わしてはいるが、こうして認知されて話すのは初めての事だった。
そしてもう一人の志摩(しま)と呼ばれた男は、俺が所属している第三大隊の大隊長で、やはりこの基地内では最上位の存在の一人である”志摩二等陸佐”だ。
背が高く細身であり、鋭い目と顔つきが印象的で、オールバックにした髪は両脇が白くなっており歳を感じさせるものの、現場で動いていることもあり細身でありながらがっしりと鍛え上げられた体つきをしている。
彫像のような風格でただ隣に居るだけでも圧倒される気持ちになる。
そんな二人と相対し冷や汗をかきながらも「失礼致します」と声を絞り出し、出された椅子に座った。
正直ソファでは立ち上がる事が困難になるので、とてもありがたい配慮だった。
「退院の知らせを聞いて呼び立ててしまったが、体の具合はどうかな?」
太く優しい響きのある声で尋ねられる。
「はい、まだ完治には至りませんがこうして動くことはできるようになりました。現場への復帰はあと三カ月は掛かると聞いております」
「そうか。だがまあ完治できるなら不幸中の幸いだったね。三級暗鬼を相手によくぞ生き抜いた」
「ありがとうございます」
そう労う浅間司令補の襟元には、白龍を模した特別な勲章がある。
この”白龍章”は三級暗鬼を単独で撃破した者に贈られる勲章であり、つまりこの人はたった一人であの怪物を討伐した実績を持つ事を示していた。
そしてそれは志摩大隊長の襟元にもあり、あまりの格の違いに気を削がれてしまう。
「君が遭遇した三週間前の栃木6区での三級暗鬼出現事件については、私も詳細な報告書を読んでいる。だが直接君の声で話を聞きたくてね」
目の前の机にはノート型端末とファイルされた資料があり、現場の写真が目に入った。
文字列の中に杉や吉田の名前があり、胸に刺されたような痛みが走る。
「班員は皆殉職したそうだね。心よりお悔やみを」
「ありがとうございます。彼らのためにも、私はこれからも猟特隊に尽くしたいと思っております」
虚ろで現実味のない感覚、それだけがただ胸を支配し心にもない言葉が口から吐き出される。
「早速だが現場へ到着時からの話を聞いても良いかな」
「……承知致しました。それでは口頭にてご報告させていただきます」
俺の言に浅間司令補は黙して頷く。
「私達は報告にあった会敵地に到着した後、対象を探索。北西一八〇地点にて対象を発見。一〇〇の距離を取り停車し乙種2類兵装”狐火(きつねび)”を構え前進しました」
二人は黙って聞き入り、志摩大隊長に首肯で促されたので話を続ける。
「距離が五〇を切った辺りで杉二士が発砲、交戦状態となりました。対象は誰か……恐らく太田班の誰かを捕食中であり、こちらに気が付き亡骸を投擲してきました」
「太田班の宮原二曹だったと処理班から報告が入っている」
名前を聞き宮原の顔が浮かぶ。幾度か巡回や訓練で顔を合わせており、言葉も交わした事のある仲だった。
「私は恥ずかしながら、亡骸を避けきれず受けてしまい気絶してしまいました」
「そこからは飯村一曹の報告から推察するに、対象を引き付けながら移動。その間に触腕により二名が吹き飛ばされ、吉田三曹が乙種1類兵装”刃桜(はざくら)”を展開し近接戦を開始。しかし効果が認められないとの報告があり、その時点で通信が途絶した」
その言葉を聞いてありありと場面が目に浮かび、気が沈む。
恐らく吹き飛ばされた俺を気遣って戦場を移動したのだろう。
だが狐火も刃桜も、他に保有していた”蜂火(ほうか)”や”羽突(はづき)”でも効果が無かっただろう。
そんな状況の中戦い続けていた姿を思うと胸が痛む。
「私はその後目を覚まし、戦闘の音が聞こえた方向へ向かいました。そこで吉田が目標に掴まれており助けに向かいましたが既に手遅れの状態で……私も刃桜で斬りつけましたが効果がなく、触腕で打たれ負傷しました」
後から階級を付けての呼称や兵装の説明に関しても種類の説明を欠いてしまった事に気付きしまった、と思った。
やはり感情的になってきているのかもしれない。気を引き締めなければ。
「そこで例の少年が現れたか」
これまで一言も発さず聞いていた浅間司令補が口を開く。
やはり彼に興味があって呼ばれたのだ。
”鬼門”から遠く離れた地に三級が現れた特異性よりも、ただの少年が三級という化け物を倒してしまったという事実の方が驚異的だろう。
「はい。吹き飛ばされた私の目の前に現れて、乙種1類兵装”刃桜”を奪われてしまいました。彼には識別輪(しきべつりん)があり、緊急使用の方法も知っていたのでそのまま彼が使用。そして何故か途轍もない光を放ち始め、攻撃してきた対象の触腕を融解……というより蒸発させたように見えました。最後に彼と対象が衝突して爆発が発生し、その後の記憶は病室からとなります」
言い終えて小さく一息吐く。我ながら荒唐無稽な話をしていると思う。常識ではあり得ない事態だ。
だが、この目で見てしまったからには信じざるを得ない。
「ありがとう。何度も聴取されただろうが、こうしてまた話してくれた事に礼を言う。志摩君、野木君が得ていない情報を話してくれ」
説明を求められた志摩大隊長は手にした端末に目を落としながら話し始める。
「はい。まず件の少年は栃木6区に住む、工場勤務の須我 結人(すが ゆいと)十六歳。同区内に彼が働く伊沢鉄工所があり、そこで勤務していた。対象の出現地の付近で、そこの職員が自衛隊到着まで対象を食い止めようとしていたらしい」
「食い止める、とは?」
思わず口に出してしまった。
一般には暗鬼を見付けたら即座に避難するように、それこそ小学校に上がる以前から耳にタコができる程に言い聞かされている話だ。理解が追い付かない。
「どうにも義理堅い性分の者達だったようで、近隣の住民が避難するまで食い止めるという話になっていたらしい」
何て馬鹿げた事を。そう思った時一つ思い至るものがあった。
あの少年の来ていた薄青色の作業着。会敵時に潰され壊されていたフォークリフトに、その色の制服を着た遺体があった。まさかあれで立ち向かったと言うのか。
「須我君は避難する住民を助けるように言われていたらしい。まだ子供だから当然の措置だったのだろう。だが、彼は戻ってきてしまいその惨状を見た。その後、猟特隊員らしき人物から識別輪と兵装の使い方、緊急使用を聞いたと証言している」
またもやあり得ない話が出てきた。
猟特隊員が識別輪を渡すなど……そもそもこの識別輪は天雲社本宮にて”神仕の儀”を経て貸与される代物だ。
その取扱いは兵装以上に慎重に行う物であり、紛失するような事があれば地の果てまで探しに行く。
神仕の儀を行っていないのにも関わらず識別輪が起動するのも奇妙な話で、一般人に手渡すなどと言う話もおかしい。
これまで棚に上げてしまっていたが、兵装を奪われた形とは言え一般人の手に渡らせてしまった自分も、相応の処罰を受ける事になるだろう。
下手すれば除隊と禁錮刑の両方が来るかもしれない。
引いてきていた冷や汗が再度振り返し始めた時、ドアをノックする音が背後から聞こえた。
「失礼致します、青木二等陸曹です。須我 結人さんを連れて参りました」
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