「残念だけど、諦めて?」

いちのにか

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あとがき

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セテンスとアンリセラのお話はこれにて一区切りです。

ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

完全なる思いつきと勢いで開始したスピンオフ連載となりましたが、誤字脱字が溢れかえり、読みにくい文章をお届けしてしまい大変失礼しました。

見守ってくださった方には感謝の気持ちで一杯です。改めましてここで御礼申し上げます。


以下、今回の主な登場人物達のめっちゃ簡単な今後についてです。※作者の妄想なので、もしかしかたら、また違った未来があるかもです。(-ω- ).。oஇ




セテンスとアンリセラ
 色んな意味でお互い幸せに暮らす。

エスター
 恩人とその最愛を暖かく見守る。自分は蘇らせた友人の一人に懸想中。野生児時代の早い段階から「人里で暮らした方がいい」とか言い聞かせてきた一人の古妖精。どうしたって寿命やら種族間やらの違いはできてしまうから、どーにかならないか色々検討中。

古妖精達
 蘇った(らされた)エスターの友人。断りを無視したエスターを心配するも、まあ定命の者だからそんな選択をするよね、と受け入れた。セテンス→エスターの紐付けにももちろん気がついているが、当のエスターが受け入れているのであれば、と別に介在する気はない。それよりエスターの通い詰めてる店のご飯美味しい(姿を誤魔化して一緒に食べに行ったりしてる)。

アントンと女将さん
 病が治り、店も再開させ、めっちゃ幸せ。
 時々、アンリセラが遊びにきてくれるのが何よりの楽しみ。(もちろん病み魔法士の手により転移方式での帰郷)
 きっかけをくれたエスターにも感謝している。エスター専用の裏メニューを出すようになった。

援の魔法士
 呼び名のみ登場。忌々しき魔法士の一人。
 グラマラスな女性で、その人がその人らしく生きることができるような支援をすることを美徳とする。現在の活躍の場としてはエスターと組み魔獣の討伐がメイン。持たざるはずのセテンスに違和感を覚えるが、自らの美徳に倣って放置している。

創の魔法士
 呼び名のみ登場。忌々しき魔法士の一人。
 魔法士の中では最年少。王と仲良く民の生活に役立つ物をたくさん作る。

アンリセラパパン、ママン
 二人の子供がほぼ同時に親元を離れたため、やや憔悴中。
 そんな中、アンリセラから手紙が届き元気にやっているようだと笑顔が戻る。憲兵となった息子も活躍しているんだろうなーと信じている。

デゼル
 実は全然死んでない。路上で悪漢達にボコボコにされて死にかけたところを、一人の男に拾われる。現状全介助状態の生活だが何とか生きている。拾った男が実はヤバヤバで全て管理されながら鬼畜な愛を注がれる。多分薬とか盛られて自我なくなる監禁エンドあたりに落ち着くと予想する作者。

セテンス妹
 どこかで家庭を持って幸せに暮らしている、はず。

セテンスパッパマッマ
 言わずもがなパパの独壇場。何不自由なく愛でられるマッマと見た目は平常心も常に心配性のパッパ。
情報が一切入ってこない生活環境の中で、やっぱり流され絆されながら、この男の気まぐれはここまで続いたか、となんだかんだ驚いている(マッマ)。
娘の手紙やら風の噂やらで魔法士セテンスの話を聞き、まあ何とかやっているんだろうなーとか思って一秒後には忘れてる(パッパ)。
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