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第七章

第四四四話 鬼札だよ。そこまでやるか?

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 アラネア・ダージュメイルの公開処刑当日。

 アラネアはあからさまな手枷をされて目抜き通りを歩いていた。

 親衛隊が固める物々しい警備の先頭に立ち、馬上から群衆を見下ろすのはエブリオだ。

 元公衆浴場一番館、現ニホン国大使館営銭湯の前の広場には、これまたあからさまなお立ち台が設営されており、真ん中には太い柱が立っている。

(ラケルタ……あなたは何を思っていたの?)

 今からあの柱に括られて処刑される。

 処刑台の周囲には大勢の平民が屯し、自分の死に様を見物しに来ていて、貴族にあるまじき屈辱的な死を目前にして怖くなった。

 死ぬことそれ自体よりも、数多の平民の視線に晒されながらという死に方が怖い。

 だが、ラケルタのしたことは許されない大罪だ。圧倒的な兵器をたくさん持ち出して国に叛逆し、一万人以上の海兵を海に沈めた。

(どうして……何も言ってくれなかったの?)

 前々から読めないところのある子だったが、それは貴族としては長所だと思っていた。

 派閥を介して『集い』との縁があることも知っていたが、所詮は海賊の徒党に過ぎない相手。深入りすることなど無いと高を括っていた。

 家を騙し、母を謀ってまで、何があの子をそうさせたのか。

 それを知らないままに、晒し者になって死ぬ道しか残されていないのだから、自分は徹頭徹尾、間違っていたのだろう。


**********


 アラネアの護送部隊隊長を務めるグスタフは部下の報告を聞き、護送隊の前に出るとエブリオに並んだ。

「エブリオ様」
「ゴホっ……どうした?」

 港に着桟した白い小型艇から陸揚げされた物を背負った一団が大使館に向かっている。陸揚げ品はかなりの大物らしく、処刑場を横切ることになりそうだ。

「そういえば大使館から通行許可願いが出ていた。日時は未定とのことだったが、少し間が悪いか……?」
「いかがしますか? ちょうど執行時刻に被りそうです」
「ふむ……構わない。通してやれ」

 付け入る隙と見て連中が動くなら重畳。思いの外に腰抜けという可能性もある。何事もなく執行が済んでしまっては困るのだ。

「承知しました」
「予定に変更はない。罪人を括れ」
「……はっ」
「それと……ゴホっ……連中が出たら容赦するな」
「はっ!」

 時刻は正午に差し掛かり、護送部隊は刑場のお立ち台に到着した。

 アラネアは自ら処刑台に上がり、親衛隊の手により鉄の手枷を掲げるように柱に縛られる。

「アラネア様……申し訳ありません……」
「おやめなさい……エブリオに聞こえると事です……」

 何人か旧知の隊員もいた。元は守護する対象だった者を荒縄で括らねばならぬ彼らの心痛は理解できるが、今の自分に忠節を傾ける価値は無い。

 親衛隊の精鋭に護られるエブリオが壇上に上がると群衆の騒めきが止んだ。

「民草よ! よくぞ集まってくれた!」

 静まり返った広場に大きな声が響く。その声音には威厳が満ち、病弱な長男の弱々しさは微塵も無い。

「私は! アジュメイル家が長子! エブリオ・アジュメイルである! 此度の国難に際し! 首長より全権を委任された者だ!」

 この公開処刑はエブリオにとっても勝負の場だった。

 ラケルタとの縁を断ち切り、国内の乱れ、その一切合切を奴に背負わせ、名実ともに国賊の汚名を被せる。さらには次期首長としての求心力を得て、自身の足場を盤石のものとするために必要な儀式だ。

「現在! アルローは未曾有の荒波に呑まれようとしている! 職を! 家を! 家族を失った者も多くいるだろう! これらはすべて! 帝国を利用し! 我らを騙し! 万の民を殺し! 人の道を踏み外した愚弟の犯した罪である!」

 以前はこんな面倒な手順は必要なかった。貴族であるというだけで馬鹿でも阿呆でも家を継ぎ、権威を得ることができた。

 だが、これからは違う。実力の無い者は貴族であろうとスラムに堕ちるだろう。つい先日、報告されたイスタ家の没落と同じことが各島群で起こる。

「この女! アラネア・ダージュメイルも我らを謀り! アルローを護るはずだった強力な古代兵器バリスタを盗み出した! 結果! 犠牲となった万人の戦死者! 勇猛なる海兵たちの無念! その家族の困窮を思えば! その罪は万死に値する!」

 沈む阿呆に浮かぶ阿呆。どの阿呆も勝手に海に呑まれるだろうが、積極的に沈めなければならない馬鹿もいる。

 そして、アジュメイル家がおかに立ち続けるためには、大使館の力を取り込むことが絶対に必要なのだ。この期に及んで馬鹿に従属した島にまで、教育支援と銘打ち富を流し続けるなど言語道断。

 今、必要なのは教育ではなく軍拡である。

「これより! 大逆人ラケルタ・ダージュメイルの母にして魔女! アラネア・ダージュメイルの処刑を執行する!」

 群衆から歓声が沸き起こる。

 エブリオを讃える者。ラケルタを非難する者。アラネアを魔女と呼び『死ね』と叫ぶ者。いずれも想定通りの分かりやすい反応だった。

 やはり民草とはこういう者たちなのだ。彼らが好きなのは大きくて強い声。一時の感情や周りの雰囲気に左右される人心は、さらに大きく強く、耳障りの良い声で容易たやすく覆る。

 コツは『お前たちは悪くない』と言ってやり、分かりやすい悪者を見繕ってやることだ。

「コホっ……ふぅ」

 咳を我慢しながら胸を張り続けるのは疲れる。こけた頬と目の下のクマを隠す化粧が落ちない内に出てきてもらわないと困るのだが、広場の雰囲気に当てられているのか連中はなかなか動かない。

(やはり腰抜けか……ん?)

 少々、盛り上がり過ぎた会場でどうしようかと思案していると、遠くから別の声が聞こえてきた。

「「「せいや……せいや……せいやぁ……」」」

 大使館が陸揚げしたという物品の輸送チームが近づいているのだろう。この機に乗じて動き出す可能性もあるため、グスタフに目配せし、自分は少し下がって静かに警戒を強めた。

「「「せいや! せいや! せいやぁ!」」」

 掛け声が大きくなってきて、気が付いた群衆の一部が振り返って騒つき、人波が蠢いて散り始めた。

 輸送チームの道を開けようとしているのだろうが、連中にとってはこれ以上無い好機のはず。周りを見渡せばコソコソとお立ち台に近づく者がチラホラと。

「「「せいっやぁ! せいっやぁ! せいっやぁ! せいっ……」」」
「どけぇえええ! 邪魔だコラァアアア~!」
「重いぃいい! 思いの外! 重すぎる!」
「くぉおおおお~! 絶対に落とすなぁ――!」

 民草の群れが割れて大使館への道が開かれると、公開処刑を無視して目の前を通り過ぎようとする『せいやぁ』の一団が担いでいるものを見て、エブリオの目玉が飛び出した。

(――なっ!? ななな……何故!? アレは……!)

 声を上げなかった自分を褒めてやりたい。

 直径一メートル、長さ二メートルほどの漆黒の大筒は、バリスタの発射実験に立ち会った父から聞いていたものとまったく同じだった。

「全員止まれぃ! エブリオ様に礼だ!」

 先頭で大筒を担ぐ薄い顎髭の男性は見たことがある。以前は親衛隊にいた男で、今は大使館の警備員だったはずだ。

 男性の指示でぐるりんと砲身が回り、砲口がこっちを向いた。生きた心地がしない。

「エブリオ様! 通行を許可していただき! ありがとうございました!」
「「「ありがとうございましたぁ~!」」」

 バリスタの巨大な砲口がぺこりとお辞儀して、またぐるりんと方向転換すると「「「せいやぁ~!」」」と少し持ち上がり、銭湯の前に屯する群衆に向かって進んでいく。

「どけぇええええええええ~い!」
「バリスタの神光によってトティアスなる海に消えたいかぁああ~!」
「ここおかじゃね?」
「神代の力で薙ぎ払われたいかぁあああ――っ!」

 大きな声と物々しい物体の脅しによって、民草の群れはパッと割れた。

「よし! 行くぞぉ~! せぇ~の……せいっ!」
「「「やぁ! せいっやぁ! せいっやぁ! せいっやぁ!」」」

 アルローの人間なら誰でも知っている掛け声に合わせて、合力を遺憾無く発揮し進む『バリスタ・レプリカ』サルベージ部隊は、セーラの命令通りに派手に大使館への搬入任務を終えた。


**********


 群衆も親衛隊もアラネアもエブリオも、全員が大使館建屋へ消えていく大筒から目が離せない。

 特にエブリオの脳内では現状把握と今後の計画の大精査会が行われており、忙しくて処刑執行どころではなくなっていた。

(待て待て待て待て! アレはバリスタだ! 何故あんなモノが急に出て来た!? 何処から!? ……ラケルタから奪ってきたのか? いやしかし、大使館に海軍力なんか無いはず…………魔力に任せて白旗魚で突貫した? だが、防衛線を抜けて北に突出したなら、中央管区の拡大陣形に引っ掛かるはずだ。そんな報告はない……)

 誰もが意表を突かれて同じ方向に目を向ける中で、動き出した男たちがいた。ラケルタ子飼いの間者たちの中でも隠密能力に優れた信奉者たちは、是が非でもアラネアを救出したかった。

 ラケルタからはそんな命令は受けていないし、新国との連絡手段すら与えられていないが、貴賤の別なく接してくれた彼の人柄に惹かれ、建国宣言まで成し遂げた才覚に脱帽し、多くを捨て去って祖国に宣戦布告した覚悟に感銘を受けた彼らは、もうラケルタに何も失って欲しくなかったのだ。

『――ヒンッ!』

 一人が放った『風刃』がアラネアを拘束する荒縄を柱ごと断ち切った。

 同時に外套を強化した男が処刑台に駆け上がり、別の男が放った『風弾』に押されて柱の上半分が倒れる。

「エブリオ様!」
「――っ!?」

 柱が倒れる先にはエブリオがいた。

『ギギギィイ……ドガーン!』

 グスタフはエブリオを伏せさせると彼に覆い被さり、鎧を強化し身体を張って柱の直撃をその大きな背で受け止めた。

「ゴホゲホっ! 誰でもいいからアラネアを殺せ! 執行せよ!」
「キャア――!」
「やべぇぞ逃げろ! 邪魔だぁ!」
「いきなりなんだ!? こんな所で火弾なんか撃つなよ!!」
「うわぁああああ~!」

 親衛隊と間者の戦闘が始まった。

 あちこちで悲鳴と怒号が飛び交い、群衆はパニックに陥っているが、それは想定内。巻き添えで死ぬ人間が出ることも折り込み済だ。

「アラネアだけは逃すな! 確実に執行せよ!」
「居たぞ! えぇい……邪魔だぁ!」
「エブリオ様! 男がアラネア様を抱えて大使館に!」
「連中に構うな! 先にアラネアを殺せ! 処刑した事実が必要だ!」
「平民も敷地内に雪崩れ込んでいます! 射線が取れません!」
「通達通りだ! 執行を妨げる者はその場で死罪!」

 セントルーサの人間なら誰もが知る常識だった。大使館敷地内に攻撃魔法は飛んでこない。

 流れ魔法だまに刻まれ焼かれる人間を見て恐慌し、我先に大使館へ走る群衆が肉の壁となって、親衛隊の判断が一瞬遅れた。

 アラネアの身体を強化し、群衆に紛れて走る一人を護るように、複数の男たちが立ちはだかって親衛隊の魔法を相殺し始める。

 民草を巻き込んだ間者たちが、見ようによっては、まるで平民を親衛隊から護っているようにも見える。

(ちぃ! 舐めた真似を!)

 こうした手管を教育されているのか知らないが、長引けば平民の矛先がアジュメイル家に向きかねない。おそらく他の島でも似たようなことをやって領主を追い詰めているのだろう。

 だが、アラネアにむざむざと逃げられるわけには行かない。

 公開処刑は全貴族家にも一斉送信している。絶大な注目を集めて他家を牽制できる反面、失敗した時の反動も大きい諸刃の剣だ。

 首家の面子と領民の命を天秤に掛けた時、エブリオが選ぶのは当然――。

「親衛隊! 厳命する! アラネアの処刑を執行せよ! 手段は問わぬ!」

 後の世に語り継がれることになるトティアス史上初の虐殺が始まった。

 襲い掛かる無数の『風刃』と『火弾』、銃魔堰の弾丸を防ぎ切れずに間者たちは次々と倒れ、アラネアとの射線上にいた平民たちの背にも容赦無く攻撃が加えられる。

「動ける奴は路肩に寄れ! 後続来るぞ!」
「ふざけんなぁ! なんだコレぇ!?」
「ニル! 生死を確認して回れ! 黒紐だけ持て! 魔法は止血のみ! 最低限で生かせ!」
「はい! ハヅキとリズは出るな! B2で準備して!」

 大使館側も混乱していた。

 まさかラケルタの間者がこんな手を使うとは思っておらず、エブリオの内心を読み切れず、さらに平民の大使館頼みを過小評価していた。

 ただ受け入れては押し潰され踏み殺される人間が続出する。職員は総出で人の波を捌き、パニックを起こした者には少々手荒に、殴って解らせる。

 人混みで救命措置どころではない。

「ファンタスマゴリア! 高台造って! 救命はその上でやって! 玄関に殺到する人間は覇気で落とせ!」
「レット! 銃魔堰なんか出すな! 腕ずくで止めろ!」

 負傷が無いくせに恐慌している厄介な人間も大勢いて、それらを選んで覇気で落としていたバルトが決断した。

「……緊急避難! 身体強化! 他は出るな!」
「ワシは行く! トム! 投げるから受け止めろ!」
「漁網だ! 網を張れ!」
「B2の搬入路を開放して! 受け入れ用意! パンチ! 子供たちを教室から出さないで!」

 魔力をアラネアの強化に回して丸腰の男の背が『火弾』に焼かれ、強化された弾丸が肉体を貫き、アラネアに当たって跳ね返り、運悪く近くを走っていた平民の頭蓋を砕いた。

 血塗れの男は死力を尽くして走り続け、『消える領域』一歩手前で『風刃』の直撃を喰らって胴を割られた。

 腸管を引き連れて襲いくる『風刃』が、男の絶命とともに付与の消えたアラネアに迫り、目前でパッと消えた。

 領域で消えるのは魔法のみ。男の上半身は消えることなく敷地内に落ち、血飛沫がアラネアの全身に降り注ぐ。

 腰を抜かしてへたり込む彼女の目は敷地外に向いていて、眼前には死屍累々の、地獄の光景が広がっていた。

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