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第三章
第二一三話 天の蒼、地の紅
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思った以上に濃霧が邪魔だった。
あちこちに転がっている塊を一筆書きに見て回るというわけにはいかず、見落として通り過ぎては、また戻ってを繰り返す。
フィーアの方からもまだ発見の報は上がらない。
(だぁ~っ! クソっ!)
また通り過ぎてしまった。斜め後ろに先ほどは見えなかった塊がある。急いで駆け寄り、触って苔の生し具合を確認し――『ボフッ』とした感触がした。
他とは違う、硬くゴワゴワした手触り、掌に感じる熱と拍動、至近から聞こえる『グルルゥ』と言えば――、
『ガァアアァアアアアァ――――ッ!』
「お前かぁあああああぁ――――っ!」
二度あることは三度ある。穂積は大熊と再々遭遇した。
東の山神様は山どころか、島そのものが危機的な状況にあっても頓着しないようだ。
『ウガァガァアアァオオオァ――――ッ!』
「いい加減にしろ! お前、一応、神だろ!?」
立ち上がって十メートル超えの体躯をひけらかし、両腕を大きく広げて威嚇姿勢の大熊はこちらを獲物としか見ていない。
『オォオオオォ――――ッ!』
「うわっ!? あっぶね!」
鋭い爪を剥き出しにして振り下ろしてきた。地に伏せてギリギリで避けると即座に立ち上がって逃げ出す。腰を抜かしている暇など無い。
「あなた! あなた何処!?」
「おまえ! 大熊だ! こっちこっち! 助けてくれぇ!」
『グルゥガァアアッ!』
「ヒィイイイッ! ヒュッてした! やめろぉ! 来んなぁ!」
大熊の魔爪から逃れて右往左往する穂積の位置がフィーアには分からない。
もし穂積に大熊の攻撃を避け、往なし、捌き切る技量があったならば、フィーアの合流と同時に大熊は首を落とされていただろう。
『ガァアアァオオオオォアア――――ッ!』
「うわぁああ――ッ!」
「あなた――――ッ!」
大熊は完全に穂積をロックオンして素早くエイムしてくる。
龍涎香の影に隠れても、迫り来る殺気を感じて逃げ出すと、寸前まで身を隠していた巨塊がゴロンゴロンと山頂から転がり落ちてゆく。もし、そのまま隠れていたら押し潰されていた。
背中を向けて逃げるのは危険だと悟る。大熊の動きを見つつ早足で後ろ歩きに後退し、相手の挙動と爪の間合いを観察しつつ、大きくマージンを取って引いていく。
「あなた! 無事なの!?」
「大丈夫だ! だが、もう何処にいるかわからん! 合流できるか!?」
「声の方に向かってるわ! もう少し頑張って!」
「わかっ『ガァアッ!』タァアアアァ――ッ!? あぶねっ!」
大きな時間ロスだ。こんな奴の相手をしている暇など無いのに、相手をしなければ殺られる。このまま逃げるとしても、方角を間違えたら同じことだ。
『グゥオオォオッ! ガウァ!』
「ハァ! ハァ~! ヒッ!」
息が上がってきた。ただでさえ目的の龍涎香を探して走り回っていたところに、不意打ちのように潜んでいた大熊に心臓がバクバク脈打ち視界が狭まる。
周囲の龍涎香に退路を塞がれ、危ない場面が立て続けに起き、さらに余力が削られる。
(ゼクシィに体術でも教えて貰うんだった! これじゃ長くは持たない……!)
無より転じて生を拾う境地とはいかなくとも、足運びの基本だけでも体力の消耗は段違いだと聞いていた。
穂積は徐々に大熊に追い詰められていく。
フィーアの叫び声は近づいているが、未だに目視できる距離ではない。穂積を巻き込むことを恐れて遠距離攻撃も放てない。
『オォオオ――ッ!』
「くっ! このクソ熊っ!?」
足裏に伝わる感触が変わった。いつの間にか岩板まで戻って来ていたのだ。前を向いてバックステップを繰り返していた穂積は、これに気付かなかった。
「うわっ!?」
『グワォオオォオオ!』
体勢を崩して足を縺れさせながらも、倒れないよう必死に滑らかな岩板を蹴って後方へ。
大熊は両手両足を踏みしめ飛び掛かり、一気に間合いを詰めてきた。大熊と目が合う。
「――」
島の自然に、死を突き付けられたような気がした。
『ガオッ! ――バァンッ』
圧倒的な重量と膂力を正面から受けて、ダンプカーに跳ね飛ばされたように吹っ飛ぶ。
大きな爪に引き裂かれた穂積から血飛沫が舞った。
「あ……あなたぁああああああ――――っ!!」
霧を抜け出したフィーアは真横からその光景を目の当たりにして絶叫する。
「この獣がぁ! 死……――っ!?」
一瞬で大熊の始末して穂積の治療に向かおうと駆け出した、その時――霧が蒼く染まった。
空を見上げて、その神々しさに思わず吐息が漏れる。
大熊も異常を感じて空を見上げ、即座に踵を返すと森へ逃げて行った。
「……そう……間に合わなかったのね」
霧を染める光は直上が特に明るく、その場のすべてを蒼く染め上げる。美しい極彩色は蒼一色に塗り変わり、ひび割れた冷たい床に成り果てた。
「フィーア……?」
「マレ……起きちゃったの」
「こぃは……?」
「天の御柱……もうすぐ降ってきて、全部無くなるわ」
「そうがぁ……」
「……怖い?」
「おっかなぇなぁ……」
「そうね……私も怖いわ」
「フィーアにもおっかなぇものがあったが……」
「怖いから……あの人のところに行きましょう」
「そだな……」
マレを背負って、フィーアは穂積の元へ向かう。仰向けに巫女台の上に横たわる穂積の元へ。
引き裂かれた腹からこぼれ落ちた腸が岩板にのたくり、大量の血をぶち撒けていた。
最後の時の痛みを和らげるために、フィーアは腸を集めて腹に戻し、生体魔法による応急処置を始めた。
出血多量の重体。薄く開かれた瞳は碧く染まり、時々ゴポリと口から血を吐いている。
マレはフィーアの背中に抱きついた。怯えているようにも見えるが、一瞬でも御柱からその背中を守ろうとしていた。
巫女台から滴り落ちる大量の血が岩板に染み渡り、マレの幾何学模様を追い越して、極彩色の継ぎ目を塞いでいった。
**********
痛みも熱さも感じない。体温も、流れ出る血の感触も、と思ったら、腹の辺りが暖かくなり、少し楽になった。
見上げる空には濃密な霧が掛かり、その向こうに蒼い焔が透けて見える。
(……なんだ。デカい蒼流炎か)
あの輝きはフィーアの最強魔法と同じだ。てっきりアニメやSF作品でよくあるような、太陽光収束レーザー兵器かと思っていた。
もっとも、もしそうだったなら光を見た瞬間に蒸発しているので、この不思議な光景を目にすることも無かっただろう。
(なんだ……これは?)
霧の中に人が居る。百人、千人、万人――、数え切れないほど大勢の人達が、其処には居た。
霧の巫女だけではない。むしろ、それ以外の人が圧倒的に多い。誰もが同じように、霧と、島と、先人達と一つになっている。
(ああ……なるほど……)
これが祀られるということ。
これが根付くということ。
彼ら、彼女らを見ていれば分かる。
儀式も、掟も、龍涎香も、『チ』も、どれも触媒。謂《い》わば『つなぎ』に過ぎない。
大切なのは、もっと根源的なもの。
精神、魂魄、心霊、ソウル。
呼び名は数あれど、その人の存在そのものが、祈りによって起こす奇跡が『チカラ』なのだろう。
霊的あるいは概念的なモノが物理的な力を発揮するとは、如何にもファンタジー異世界っぽい。
(この人たちは……島を千年も守ってきたんだな……)
霧の幽霊たちは上空を強い目で見据えていた。抗うように、歯向かうように、神光の威圧にもまったく動じていない。
上空の大気が鳴動する。空気が焼かれ、熱風が吹き荒れ、島を守る霧を吹き散らさんと蒼い火柱が落ちてくる。
幽霊たちが天に手を掲げた。押し退けるように、支えるように。
古き者ほど先頭に立ちはだかり、天の御柱と相対する。その背を新しき者が押し上げ支えている。
穂積の目の前には、マイの背を支える大柄な男と、その脇を固める五人の男たちが居た。
――ゴンザの大きな背中に手を伸ばした。
山頂から血の雨が降る。
巫女台の周囲に並べられた岩板の継ぎ目から、血の雫が上に向かって零れ落ちる。
それは極彩色の各所で起こり、降りしきる血の一滴は霧に巻かれて徐々に大きくなっていく。
血の雫は霧を伝って広がり、集まり、さらに伝播して、やがて合一し、霧と同じ大きさの薄膜となった。
それは島を、遠浅の海を覆う、紅の天蓋。
上空で蒼と紅が激突する。
轟音と共に降り注ぐ焔は天を蒼く染め上げて。
天蓋の下は島も海も、地にあるすべてが紅い光に満たされた。
紅に染まる山頂で、フィーアとマレは泣きたくなるほどの安心感に包まれていた。
**********
船上のすべての人間は、その光景をただ見詰めることしか出来なかった。
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……』
一体、いつまで続くのだろう。既に放たれてから十五分は経過している。
空高くから突き立てられた巨大な蒼い火柱は、いつまで経っても尽きる気配が無い。
いつの間にか霧は紅の天蓋に変わっており、極薄い膜にも関わらず、瞬時に蒸発して然るべき膨大な熱量を遮断して下には通さない。
神の如き力と力のぶつかり合いかと思えば、その余波がまったく無いことが解せなかった。
気象も海象も変わらない。ただ目の前には確かに神なる者の力が顕現している。
それはあたかも柔と剛、隠と陽、負と正のやり取りのように、起きているはずの奇跡が無かったことにされていた。
『ゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオォォォォ…………』
さらに数分後、ようやく火柱の直径が徐々に小さくなっていき、やがて一筋の糸のように細く、空の青に消えた。
同時に天蓋の中心から外周へ、空に溶けるように、紅もあっさり消えた。
後には雲も霧も消え去った快晴の空と海が広がり――、緑豊かな島は健在だった。
「「「「「う……ううう、うおおおおおおおおおおおおおおおおお――――っ!!!」」」」」
甲板に大音声が響く。歓声なのか、悲鳴なのか、絶叫なのかも分からないが、とにかく全員が在らん限りの大声で叫んだ。
誰も意味のある言葉が紡げない。感情の赴くままに声を上げることしか出来なかった。
島民が喜びの声を上げようとした、その時、メリッサがソレに気付く。
「あ……嗚呼……あああああああああっ!」
上空に再び蒼い焔が生じていた――。
「おぉおおおおおおおおおぉぉぉぉぉ――――っ!」
ブラック・ホェールズから白い影が飛び出し、雄叫びを上げながら、輪郭がくっきり見える島に向かって爆走していく。
「ミーレス!!」
ブリエ翁は引き止めようと叫ぶが遅かった。発進準備を整えて待ち構えていたミーレスは、第二射の予兆を見た瞬間に白飛魚をフルスロットルに入れたのだ。
上空にはどんどん火焔が広がっていく。全速で退避していたことが仇となり、白飛魚でも間に合うか分からない。
「――」
艇が遠浅の海に入り込んだ瞬間、ミーレスは笑った。
この感覚を彼は知っていた。広大に凪渡る海の気配。静謐で仄かに暖かいこの気配が、ミーレスは好きだった。
「……おれ好みの海だ」
事もあろうに、紅の天蓋が広がった瞬間から島に向かって先行していたビクトリア号を追い抜き、足下の魔堰に魔力をチャージし続けてミーレスは飛んだ。
海面スレスレを滑空するように飛ぶ白飛魚を穂積が見たならば、ミサイルだと思っただろう。
真白の艇体が蒼く染まっている。霧が無い分、その色は濃い。
蒼い海岸線が近づいても、ミーレスは減速しない。元々、白飛魚に後進機能は無い。彼にも止まる気は無く、寧ろ――、
「お前は飛行魔堰の心臓を持つ船だ! 魔力はいくらでもくれてやる!」
送風魔堰が唸りを上げ、周囲に高周波を撒き散らすが、ミーレスには聞こえない。彼は今、音を置き去りにしていた。
海岸を目前にして、運動魔法で風を操り姿勢制御しながら叫ぶ。
「飛っべぇえええええっ! トビウオ――――っ!」
砂浜をジャンプ台代わりに、白飛魚は空を飛んだ。
森を駆け抜け、邪魔な木枝を『風刃』で斬り飛ばしてミーレスは飛ぶ。
目の前に蒼い光を反射して輝く小高い丘が見えてきた。
「もういっちょ――――っ!」
白飛魚は分厚いガラス皮膜を滑らかに滑り、鼻先を上に向けると、二つ目のジャンプ台から飛び上がった。
ミーレスの翠玉の瞳に裁きの蒼焔が映り込む。
白飛魚は大きく弧を描いて断崖を飛び越え、森を越え、山頂に駆け上がったところで船尾からの噴流がプスンッと途絶えた。
艇体をいくつもの龍涎香にぶつけながら減速し、止まった時には巫女台のすぐ近くまで辿り着いていた。
「おいっ! 逃げるぞ!」
「えっ……誰よ?」
「ミーレス・ノーマンだ! 貴様が乗ってた艦の艦長だ!」
フィーアは意識の無い穂積の治療を終えたところだった。上空を再び覆った『蒼流炎』には気付いていたが、治療前に動かすことなど出来ないほどの重傷だったのだ。
「いいから乗れ! 一人乗りだが、なんとかする!」
「いや、それは船でしょ。ここは陸よ」
「コイツはトビウオだ! 船じゃない!」
「なら陸に上がった魚でしょ」
「ごちゃごちゃ抜かすな! さっさと乗れ! 死にてぇのか!」
フィーアは穂積とマレを連れて白飛魚に乗った。マレはミーレスの足元で丸くなり、フィーアは穂積を抱きしめてミーレスの後ろに掴まる。
穂積はちょうどミーレスの背中とフィーアの胸でサンドイッチされた状態だ。
「よし! 白飛魚、出るぞ!」
「触ったら殺すわ」
「おめの足臭ぇな。こいだば女さモテね」
「うるせぇんだ馬鹿共! 白飛魚! 行け! どうした!?」
白飛魚はウンともスンとも言わない。過負荷の連続運転で送風魔堰にトラブルが起きているのだが、脳筋のミーレスにそんなことは分からない。
船には船魂が宿り、魔堰は殴れば言うことを聞くと信じているタイプだった。
「正念場だ! オラ! 気合入れろぉ!」
『ガンッ! パキンッ……サラサラァ~……』
「「「あっ」」」
送風魔堰は粉々になり、船首尾に貫通穴の空いた艇体だけが残された。
「あ――――っ!」
「馬鹿はそっちじゃないの」
「臭ぇ足で蹴らぃで辛抱でぎんかったな。可哀想さ」
山頂に白飛魚と四人を残したまま、島を覆い尽くす巨大な『蒼流炎』が再び振り下ろされ――、唐突にパッと消えた。
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