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しおりを挟む「歩夢さま、欲しいですか?」
ずん、ずん、と圧が肉を裂く。
歩夢嬢は涎塗れの指を自身の腹で拭いて、
「ちょうだい、橘」
と顎を上げた。
ならば参りましょう、柔らかい尻に手を当て持ち上げて、腰を入れる。
そして最奥まで捩じ込むように突き刺すように、根元までしっかりと収めてやった。
「ハっ……たち、ば、ナ…あ、なに、あ、」
「ここが、歩夢さまの奥、少し痛いでしょうか?子宮に近い所です」
「は…は…」
「初めてですか?如何ですか?」
小僧っ子と比べてどうだ、ここを刺激されたことはあるか。
ポルチオは人によっては痛いと聞くがどうなのか。
胎を犯されている気分はどうだ。
「(キツ……良いま◯こだわ……好き勝手動けりゃ気持ち良いだろうな…)」
にしても彼女は良い体と感度をしている。
幼少期から数々の習い事をして来たらしいが、小股で歩く着物も頻繁に着ているから筋肉の締まりなんかも優れているのかもしれない。
突けば崩れる表情、思う存分鳴いて乱れても良いものを今のシチュエーションがそれを許さない。
派手に喘げはお手伝いさんが飛んで来るだろう。
そして絶えず高梁くんへの自責の念が蔓延るから脳内はモヤモヤと霧が晴れないことだろう。
「ひ…ん……ふ…ぅッ…」
「お辛いですか?」
「ちが、う…気持ちいの、ダメ、なのに、気持ち、良くて…私、最低、」
「歩夢さま、これは指導、貴女にお願いされて私は腰を振ってるんです、私は貴女が高みに上がるための練習台、これは業務の一環です」
言ってみれば花嫁修行みたいなもんだ、未来の殿方を悦ばせるための訓練だ。
さぁ憶えろ、俺の形を、動きを圧を。
「橘ぁ…あ、あ♡」
「叱られてしまいますね…主人とこんなことを…いえ、失礼」
「言わ、ないでぇッ」
「歩夢さまのご命令で私はしているんですよ、貴女の要望で、」
従者は主君の命には絶対だ、だからしているんだ。
俺が歩夢嬢を好きだとかそんなことは知らない。
勃つのは本当だがここに愛があるかなんて知ったことじゃない。
興味を惹かれる匂いがする、それはひどく俺の好みだ。
でもそれだけ、歩夢嬢は可愛い短大生で俺の主人で将来の上司で他の男の女だ。
人のものだから唆られるんだ、それだけだろう。
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