俺が不甲斐ないのは、彼氏がスパダリすぎるからだ!・1

茜琉ぴーたん

文字の大きさ
上 下
42 / 43
おまけ

8

しおりを挟む

「痛くなかった?」

「平気」

「激しくって難しいよね、ナツが痛かったら意味無いし」

「それより、ゴム着けてないけど」

「…お仕置き、だよ」

 ゆるゆる動きを再開させた真秋は先程とは一転、感触を確かめるようにじっくり挿す。

 奥まで到達すれば何か納得して、すすとこれもじっくり抜く。

 俺は「あはァ♡」「ほふゥ♡」と快楽に痺れて、真秋の快感の後押しをした。


「アキ?」

「ん、ゴム無しって初めてで…凄いね…あ、外に出すから安心してよ、何かあるといけないからね」

「う、ンっ…アキ、きもちー?」

「ナツの中、気持ち良い……好きだよ、これからは家事は僕に任せてね」

「無理だけはすんなよ、アキ」


 替えの効かないパートナーだから、助け合っていきたいんだ。

 下手なりに家事は楽しかったし、俺を支えてくれた時に真秋はこんな気持ちだったんだなって追体験できた。

 色んな恩返しとか貸し借りとか、仕返しも含めて…互いに関わっていけたら良いな。


「ナツもね……んー、早いけど、もうイキそう」

「ん、はふ…」

「ナツ、ベロチュ、ん、ん、んッ♡」

「ンごッ♡ふゴっ♡」

「んー、ん、んん、んんッ♡♡♡」


 達する瞬間に真秋は引き抜いて、しかしモタついたのか射精直前のモノが俺のソレに直撃した。

 大きくしなってフェンシングみたいに打ち合って、真秋のザーメンは俺のてっぺんから麓まで白い道を作った。

「はぁ…おい、どこに掛けてんだよ、アキぃ」

「ご、め…当たっちゃった、ハァ……あー、超気持ち良かった…拭くから、もうちょっと待って」

「良いよ、ゆっくりな」


 香るのは馴染みのある匂い。

 まるでマーキングなそれに俺は悪い気はしなかった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】ぎゅって抱っこして

かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。 でも、頼れる者は誰もいない。 自分で頑張らなきゃ。 本気なら何でもできるはず。 でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

僕たち、結婚することになりました

リリーブルー
BL
俺は、なぜか知らないが、会社の後輩(♂)と結婚することになった! 後輩はモテモテな25歳。 俺は37歳。 笑えるBL。ラブコメディ💛 fujossyの結婚テーマコンテスト応募作です。

Take On Me

マン太
BL
 親父の借金を返済するため、ヤクザの若頭、岳(たける)の元でハウスキーパーとして働く事になった大和(やまと)。  初めは乗り気でなかったが、持ち前の前向きな性格により、次第に力を発揮していく。  岳とも次第に打ち解ける様になり…。    軽いノリのお話しを目指しています。  ※BLに分類していますが軽めです。  ※他サイトへも掲載しています。

消えない思い

樹木緑
BL
オメガバース:僕には忘れられない夏がある。彼が好きだった。ただ、ただ、彼が好きだった。 高校3年生 矢野浩二 α 高校3年生 佐々木裕也 α 高校1年生 赤城要 Ω 赤城要は運命の番である両親に憧れ、両親が出会った高校に入学します。 自分も両親の様に運命の番が欲しいと思っています。 そして高校の入学式で出会った矢野浩二に、淡い感情を抱き始めるようになります。 でもあるきっかけを基に、佐々木裕也と出会います。 彼こそが要の探し続けた運命の番だったのです。 そして3人の運命が絡み合って、それぞれが、それぞれの選択をしていくと言うお話です。

ハンターがマッサージ?で堕とされちゃう話

あずき
BL
【登場人物】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ハンター ライト(17) ???? アル(20) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 後半のキャラ崩壊は許してください;;

日本一のイケメン俳優に惚れられてしまったんですが

五右衛門
BL
 月井晴彦は過去のトラウマから自信を失い、人と距離を置きながら高校生活を送っていた。ある日、帰り道で少女が複数の男子からナンパされている場面に遭遇する。普段は関わりを避ける晴彦だが、僅かばかりの勇気を出して、手が震えながらも必死に少女を助けた。  しかし、その少女は実は美男子俳優の白銀玲央だった。彼は日本一有名な高校生俳優で、高い演技力と美しすぎる美貌も相まって多くの賞を受賞している天才である。玲央は何かお礼がしたいと言うも、晴彦は動揺してしまい逃げるように立ち去る。しかし数日後、体育館に集まった全校生徒の前で現れたのは、あの時の青年だった──

家族になろうか

わこ
BL
金持ち若社長に可愛がられる少年の話。 かつて自サイトに載せていたお話です。 表紙画像はぱくたそ様(www.pakutaso.com)よりお借りしています。

「誕生日前日に世界が始まる」

悠里
BL
真也×凌 大学生(中学からの親友です) 凌の誕生日前日23時過ぎからのお話です(^^ ほっこり読んでいただけたら♡ 幸せな誕生日を想像して頂けたらいいなと思います♡ →書きたくなって番外編に少し続けました。

処理中です...