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おまけ
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しおりを挟む「…アキ、お前使ってみれば?」
「はぁ?やーだよ」
「まだ処女なんだろ?試してみろよ」
「ナツ、僕はタチなんだよ。そういう願望は無い」
口調こそ穏やかだが、目が本気で嫌がっている。
でも試してみたら良いことがあるかもしれないのにな、俺は箱の中の一番小ぶりなアナルプラグを手に取った。
「いや、最終的にチンコ挿れるためとかじゃなくて、あくまで遊びというか。女でも後ろ弄ったりする人はいるんじゃね?」
「…嫌だ、痛いのはヤダ」
「それが理由かよ…俺には散々突っ込んでるくせに」
「だって、ナツはネコだし」
ごにょごにょと唇を尖らせて、真秋は話題を変えようと俺に右手を差し出す。
「…なに?」
「いや、ソレ。片付けるから」
「…挿れてみねぇ?アキ、」
「ヤダ」
「俺も挿れるから」
「何でだよおっ」
休日であまりに暇だったからか、嫌がりながらも真秋の態度には若干余裕がある。
ここからカップルのイチャイチャに移行させるつもりなのかもしれない。
「(新たな発見、もあるかも)」
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