自己評価低めの彼女は俺の自信を爆上げしてくれる。

茜琉ぴーたん

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5月

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 エアマットに横になった千早は全身をくまなくローションで更にほぐしてもらい、ぬちゃぬちゃとソコをしごかれればようやく天井に向けてぴんと自立し始めた。

「あん、ええ感じよ、お兄さん、どないしよ、『お任せ』にしてくれてはるけどフェラとかひと通りする?飛ばして挿れてまう?」

「あー、さっさと卒業させてもらおうかな…」

緊張と恥ずかしさは振り切ったが千早の精神には徐々にストレスが鬱積うっせきし始めていて、達してもないのに「さっさと終わらせてしまいたい」なんて気持ちが大きくなっていく。

 風呂場で仰向けで寝て金で買った女性に下の世話をさせて…恥というか情けない、矮小わいしょうな自分にイライラとしてきていた。

「お兄さん、ほな着けるね、このままってねぇ」

「へいへい…わ、」

「…あんまり、気にせんとってね、お兄さんの大人になる手助けしてるだけやから…童貞捨てたら、なんやひと皮剥けるというか…自信持って歩けるって言うてた人もおったよ、」

「うん、」

「誰しも最初があんねんから、ん、お兄さん立派♡」

短い爪でちょんとつついてからリアラ嬢は千早へまたがり、

「お兄さん見て♡ちんちん、入るよぉ」

と彼の頂点へ女陰を付けて静止する。

「すんません、マジで…変な感じや…変なとこ入ったらどないしよ」

「あはは、ちゃんとうちが挿れるから大丈夫♡おっぱい触ってて、」

 ちょんちょんと先が当たって僅かに出入りをして、千早は目を白黒させながら柔らかい乳房の感触にも集中できずその人相を崩す。

 思えば大人の女性の乳房に触れたのは母親以来で…それもここまで大きくはなかったと記憶している。

「リラックス、ね、ん、行くよ、ん♡」

 リアラ嬢の腰がゆっくりと落ちてずぷずぷと千早を呑み込めば、

「おわ、あ♡ハ、」

と青年は白目を大きくして裏返った声で快感を嬢へ伝えた。

「うわ、あ、あー?あ、あ、」

「んッ…まだ緊張してるかな、どう?してみると大したことないでしょ」

「いや…あ…あ、あ、すげ、え、あ、ええな、すげぇ♡」

「ふふッ♡お兄さんもちゃんと張ってるよ、元気♡ん、動くよ、」

「あ♡」

 ローションがねっとりと絡んで、適度な摩擦が2人の境界線をはっきり示しては付いて離れてを繰り返して。

 腹上にはむっちりとした恵体とピンクの唇がエロティックに笑っている。

「…エロいなぁ…」

「遠慮せんとって、いっぱい触って♡」

「気持ちええな…ん、あ、キッツ…こない、なってんねんな、あ、すげぇ、こらぁ…あ、何分、くらいが、相場なんやろか?」

千早の視界からはアラームの掲示が確認できなくて、どれくらいたせれば嬢に失礼が無いのか本人に尋ねてみた。

「んッ♡ここやと、諸々…30分も保てば、上出来かな?日本人は、あ♡それくらいが、平均らしいけど…あ、前戯も含めての、時間ね、んッ♡」

「んー…お姉さん上手やから…保たへんわ…」

「あら、嬉しい♡うちもイこうかな、頑張ってみますわ、ふふッ♡」

延長料金は頂きたいけど持て余すのもちょっとね、リアラ嬢はタイマーをチラと確認してから派手に腰を上下させる。

「ふ、あ、あー、あかん、だいぶん…あ、ん、ん、」

「あ、あ、んッ、はァっ♡」


 自身の体の具合を熟知した嬢は上手に加減をしながら千早を搾り、

「おにーさん、イっちゃお、童貞、そつぎょお、し、よ、」

はらに力を入れて彼を天上へといざなった。


「あ、おおきにね、お姉さん、あ、あ、イく、んッ♡♡♡ん、んー……あ、あー…」

「ふゥ…わ…頑張らはったねぇ、おめでとうさん♡」

「はー………うん、うん……なるほど、………うん、」

嬢が離れると血が上ってぽっぽしていた頭がさぁと冷えて落ち着いてくる。

 いわゆる賢者タイムに入った千早は気怠けだるげに起き上がってシャワーの蛇口をひねる。

「……」

「洗うたげるよ、キレイにして、もう少し遊ぼか」

「…おおきに、でも…もう帰りますわ」

「ええのん?まだ時間あるけど…」

「ええっす、用事思い出してもうた」

「……そう、ほなキレイにしてしまお、お兄さんはもう一人前やで♡」

「んー…」
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