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ナリ編・そうです俺は変態です
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しおりを挟む「ひッ!……ぁ……あ…」
「おー…うん…あ♡鳴美、あったかいわ…たまらん…は♡ぐっちょぐちょやん…」
「やぁ…だ、ッあ、ゔアあッ♡」
乾きやすい血は表に出ては水気が飛び固まって、抜き挿しの度に入り口辺りに大きな摩擦が起こる。
小陰唇や毛が貼り付いて巻き込まれたりもする、痛みを忘れるどころか更なる痛みが来そうで彼女は警戒した。
「鳴美ッ♡ん、俺の鳴美、あー…気持ちええなぁ、なぁ?」
「ふゥ、あふ、」
「んー…あ、締まって、くあ、ん♡」
「ひィ…ん…」
天然のローションの中で扱くイチモツのなんと気持ちの良いこと、揺さぶられる鳴美とは正反対の面持ちで俺は愉快に踊った。
そして10分かそこら経過していよいよ摩擦が大きくなり鳴美が眉を顰め出した頃、
「鳴美ッ♡イく、ん、ん、あ♡あ、あー♡♡♡」
と俺的には随分と艶かしく果てる。
「ふぅ…」
「あー…鳴ちゃん、見て、鳴ちゃんの血ぃと俺のんが混ざってる、な、」
「気持ち悪い…」
起き上がって尻の下のペットシーツを見るのも億劫、掻き出された経血がどろっと膣口を通過するのが鳴美にも感覚で分かり彼女は下手に動けもしない。
「ん…よいしょっと…拭くで。開いて」
「……介護やん…」
「うん。ほんまにこないなっても介護したるよ」
「してほしない、あんたより健康で長生きしたる」
「そらええ心掛けやね…おし、パンツ…ナプキンも替えよな、」
「介護やん」
ベッド下の引き出しから夜用のロングタイプを探って貼り付けて、それを鳴美に穿かせて。
血塗れのペットシーツの上に古いナプキンを載せて交互に見比べる。
「結構出たね」
「変態」
「捨てるね、口洗うてくるわ」
「はァ…」
可愛がりが乱暴で恐い、けれどその根本にある愛情を何より信じているので拒めない。
現に俺のこんなケアの後には鳴美の体調は著るしく回復して出血以外は平常時と変わらない生活に戻れるのだ。
「鳴ちゃん、まだ吐く?」
「んーん……治まったぁ…不思議やな」
「薬も効いてんのよ、腰は冷やさんときや、一緒にメシ食う?」
「うん」
「ごはん、ごは…あ、マネージャーから電話や…もしもーし?」
「……」
茶碗片手に通話を始めた俺を端に寄せて鳴美は自分のご飯をよそい、電話が盛り上がっているので先に食べ進める。
電話の相手は事務所のマネージャーからだった。
仕事の話で事後のふわふわした気分が台無しになると思いきや、その内容が予想外の朗報だったために俺は小躍りで鳴美へと駆け寄った。
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