枯れかけのサキュバス

茜琉ぴーたん

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おまけ(全9話)

ブルー・ドラゴン 8

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 その夜。

 寝床に入り唯さんに『明日、また行きます』とメッセージを送る。

 既読が付いてしばらく、受信音が鳴り画面を起こすと、

『新生児室で授乳してきた。結構飲んだけどまだ溢れ出てもうてるわ。』

と返信に困ることが書いてあった。

「……ユイさん、僕が禁欲してるの、知ってるよね…あれか、これで僕が興奮するかどうか試してんのか…?悪いひとだ…」


『順調に出たんなら安心ですね』

『龍ちゃん、うちへの愛は目減りしてんか?』

『してません!』

『うちも、龍ちゃんへの愛は減ってへんぞ。子供への愛は別枠で増えてん。メモリ増設や。』


 僕への愛が減るなんて軽はずみに言ったことを根に持っていたんだな、唯さんにしては甘い言葉に感激してしまう。


『ありがとうございます。僕も、息子への愛はその分だけ増えたように思います。』

『なら、龍ちゃん。』


「うん?」


『その愛、証明してみ。』


 小分けになって送られるチャットメッセージ、間隔が空いてまた写真と一文が送られて来た。


『これで抜いて、ユイさんへの愛を見してみ。』

『♪』


「…病室で何してんの…」

 そこには入院着を開いて乳房を露出する唯さんの姿、顔は手で隠して余計に卑猥である。

 消灯した個室でフラッシュを焚いて、画質の粗さがまた隠し撮りっぽくてそそる。

 胸の先からはお乳が確かにほとばしって、授乳ブラに染みているみたいだ。
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