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8月・復活のサキュバス
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しおりを挟む「イケそぉ?」
「むり、触ってください…ねェ、はん♡あ、もー、抜いてェ…」
「んー」
仕方なく唯は空いた左手で葉山の復活したモノに触り、
「手袋なの?オイルかローションつけてよ…」
「ほいほい」
要請通りオリーブオイルの蓋を開け、高いところから少し垂らした。
「料理じゃないんだよ…冷たい…」
「追いオリーブ…へへ」
あとはいつもと同じ要領で小さな手を駆使して扱き上げるだけ、違うのは後ろに栓がされているということくらいだ。
「あ、あ♡はァ、アー、もー、ンっ♡」
もうほぼ陥落しかけ、葉山はとろんと目を瞑り恍惚の表情を浮かべる。
「飽きてきたな」
「ちょ、やめないで!指抜いてもいいけど、最後までイカせてよ!」
「ん?」
「聞こえたでしょ!やめないでよ」
「んん?」
「あー、………ユイさん、お願い。最後まで触って、イカせて下さい」
葉山がそうしっかりと乞えば、
「ん」
と返事した唯は小さいなりに手を大きく使い、包み込むように舐るように上下に扱いてやった。
「ふあ♡あ!あー、あー♡もう、あ、」
「イク?」
その時を感じ取っては手の動きを緩め、
「おねがっ、止めないで、ユイざんっ♡イカせで♡」
お願いさせてはしれっとすまして見せ、
「龍ちゃんはいやらしいね♡」
とニッコリ笑い、右手もくいくいと動かしながら葉山の様子を楽しんだ。
「ユイざんがっ、こんな、体にしたんだろォっ!?責任…取って、よォ♡」
「ビッチ捕まえたお前の自己責任やで」
「あ♡アあー、も、覚えてろ、よ!」
危険日が明けたらその時は…葉山は倍返しを誓う。
「…こんな女嫌いか?あ?」
蔑みの眼差しで青年を試すも聞くだけ野暮、葉山は後ろも前も最大に緊張状態を保ってその気持ちを表していた。
「ずぎだよっ!こんなんさせられてもっ、あ♡はあ♡すきや…ハ…」
「かわいいね♡龍子ちゃんは」
「僕は、男、だよっ!むか、つく、な…あ♡ア♡もうっ、あ、あ、ユイさんっ♡」
「うん、イキな」
唯は射精許可を出し、右手を穴から抜いてやる。
「あ♡イク、イクっ♡ユイさんっ♡は、だ、あ、あ、アあー、あーーー!あっ♡はぁ♡あ…」
彼は若いが5発目はさすがに色は作りたて透明で、しかし勢いがあり、パジャマの上をはだけておいて正解であった。
「ここまで飛んだよ」
と、唯は右手で鳩尾をつつく。
「あ…その手で……もう……つかれた…」
「ふふ、寝とき、今拭いたるから」
片手で葉山の腹の上の精液をキレイに拭き取った唯は、やっと手袋を外した。
「あ、片付けます」
そう言ってガバッと起き上がった刹那、クラリと目の前が回転して青年は再びベッドへ倒れる。
「なんだこれ…クラっとした…」
「脳震盪でも起こしたかな?突かれすぎて」
「ナニソレ…ただの目眩…」
ここでやっと手を自由にしてもらい、パンツを履かせてもらった葉山はいよいよ眠たくなった。
「ゆっくりしとき。うちは楽しかったで」
「そう、です…か…」
「龍ちゃん、ちょっとそっち寄って、」
サクサクと片付けを済ませ、唯も明かりを消しベッドの葉山へ寄り添う。
「ん…」
「また来月な♡勉強しとくわ」
「嫌や……ふゎ…でも…ユイさんになら掘られてもええ…」
「そう?」
「待って!道具とか嫌だから!変なのやめて!」
「わかったて、寝るよ」
唯は葉山の頭を撫でながら眠りにつく。
葉山青年の5回分のイキ顔は、サプリメント並みに彼女の心身を落ち着かせたのであった。
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