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1月・純化したサキュバス
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しおりを挟む「ん、イきそ?」
「聞かないで、治まっちゃう、」
「へぇ、ほな教えてな、♪~♪~」
リズミカルに歌を口ずさみながら、唯はしこしこと手を上下に動かす。
「な、んの曲っ…あ、っ…ふー…」
「え、去年の紅白に出てたさ、アイドルの、」
「曲調が……あ、そっか……ユイさん、音痴なんでしたっけ…」
あまり明かしたくなかったが、以前も同様の質問をされ、葉山は彼女が音痴であることを知っていた。
カラオケは行かないし、歌ったところであからさまに馬鹿にしてくる人はいないし、そこまでコンプレックスとも思っていないのだが…気を遣っているようで口の端に嘲笑が見えた気がして、唯は眉を顰める。
「むぅ」
「いえ、可愛いですよ、僕と合わせたらちょうどいいハーモニーになるかも、ね、あ♡」
「許さん、さっさとイきや、」
機嫌を損ねた唯は倍速で手を動かし、両手で余すところなく全体を擦り上げスパートをかけた。
「アっ♡ユイさ、んッ♡は、そこ、イいなッ♡はッ…あ、あ、もう、」
「寝て、龍ちゃん、ヘソの方に飛ばそ」
「は、い、………ぅアあ♡」
唯の体を固定したまま葉山はリクライニングして上半身をシーツへ倒し、パジャマの上を捲って胸まで露わにする。
「言えよ、な、」
「んハいッ…あ、ユイざんッ♡い、…あ、イきそ、出ますッ♡出る、出るッ♡あ、ッッあッ♡♡♡」
ぴっうぴゅうと葉山は自身の腹へ白濁を発射し、肩で息をしながらゆっくりと脚を開いて唯を自由にした。
「ん♡工場長、気張りや、」
「は、もうですか?」
「うちをバカにした罰やで」
「バカにはしてないですッ、鼻歌はまだマシだし、音の外し方が可愛いなって、あう♡」
しっかり根に持っていた唯は再び根本を持ち、ふにゃふにゃのソレを弄ぶように振り回したり叩きつけたりと乱暴に愛撫する。
「ユイさんッ、ティッシュ、拭かなきゃ、あ、」
「同じとこに重ねて出せや、どんだけ出たか後で写真撮るわ」
「やですよそんなッ、あ、ひ、あァ♡」
精液を潤滑剤にしながら唯はその後もしこしこと葉山を可愛がり…やはり2発では気が治らず、彼は計4発分の子種を自らの腹へ溜め込んだ。
「も…ユイさん……無理、もう無理、」
「ん、終わろか…あー、スッキリした♡おおきにねー」
「ティッシュ、あ、カピカピになってる…ユイさん、ウエットティッシュ、お願い…」
「んー、ほいほい」
乾いてしまった1発目の精液を水分で潤しながら剥がして、綺麗になったところでやっと並んでベッドへ横たわる。
「淋しく…なりますね、僕もですけど…刈田さんとか清里所長とか…」
「まぁ家が分かってるし…んー…せやな、なんでもない話したりすんのが…結構楽しかってんな、わざわざメールで話さんでもええ事とかな、うん…」
「刈田さんは雇用からして転勤無しでしょう、所長もお子さんいらっしゃるからしばらくは無いでしょうか……そうだ、持ち回りでお泊まり会とかしたらどうでしょうか、もちろんうちでも大丈夫ですよ、」
「うん……せやね、うん…」
会話の声はだんだんと小さくなり、寂しさか不安か、唯はきゅうと体を丸めて葉山の肩に額を付けて眠りについた。
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