枯れかけのサキュバス

茜琉ぴーたん

文字の大きさ
上 下
66 / 100
12月・諦めのサキュバス

60

しおりを挟む

 ぴくぴくと震うソコに慣れたフォームで寄り添いギチギチの肉穴へ遠慮なく突入すれば、

「は…♡ンあっ…は、ア♡あっ…♡」

ビリビリと痺れる様に脚が震い口は驚いた様にあんぐりと、次第にとろける表情で唯は彼を呑み込んだ。

「あぁ……ユイちゃん……ええ体してんな…気持ちええわ…さすがやな」

「ゔあ♡っ……あ、んッ…おおきに…は…お客さんも…慣れてはるわ…」

二人は猿芝居で互いを褒め合う。

「んッ…あ…ユイちゃん専属やからね…他の人は知らへんねん、んっ!は…」

「ふゥ…♡あ♡うち、だけ?ほんまに?」

「ほんまよ、ユイちゃんしか抱いてへんッ…うらっ」

葉山は背中を曲げて緩々の口元にキスをして、体を起こし女のはらを突き始める。

「あッ♡あ、んッ♡すご、ぅあッ♡あ、」

「ええやろ?僕のしか喰われへんやろ?ユイちゃん♡」

「あ、は、イっ♡あ、あかん、あ、」

少し尻を浮かせれば葉山がゴリゴリとスポットをえぐり、唯はそのハマり具合に目を見開いて反応を返した。

「ええな、ここや、ユイちゃんのええとこ♡あー、締まるね、名器…エロいわ、ユイちゃん♡」

「ふアっ♡あっ、がんッ…ゔあッ♡あっ!ア♡」

 落とし穴にスポンとハマって…その中で曲がりくねり愛液を掻き出すように抜け出して。

 あるいは先端で壺の内壁にカウパーを塗りたくる様に暴れる…その様な心象風景を思い描きながら唯の渇いた目に涙が浮かんでくる。

 しっかりと良い所を抑えられじきにイくような、でも高い位置でずっと快感をキープしていてイききれない。

 絶えず気持ちイイ、そう、気持ちイイが続くのだ。

「ぁあ♡ユイちゃん、ごりごりしてるわ…イきそになったら言うてよ、な、」

「は、い…、ゎ…ア♡ずっと…ずっと…気持ち…イイ♡は…は…上手や…っあ♡」

正直なのか演技なのか、葉山は少し混乱しながらも浅い所を深く突き、唯の顔に慣れが見えたと感じると一旦腰を止めた。


「ふー…汗が…はは…ユイちゃん、好きや。ほんまよ、好きや」

「あ、ンぁ…♡嬉し…い…ッ♡は…んッ…あ…動い、て…?気持ちいい…の、もっと…欲しい…」

むずむずと胎が疼き、唯嬢は唇を舐めては刺激を求めて腰をくねらせる。

「欲しい?客にお願いすんのかぁ…どう言うんや?ユイちゃん…おねだりはでけへんの?ん?」

少しずつ押し付けては焦らし、葉山は唯からの可愛い要求を待ってみた。

「ふ…龍、ちゃん…お願い…、動いて……」

「…もっと上手にできるやろ、」

「お願い…うちのココ…虐めて…欲しい…」

「かはっ♡」

葉山は待ちきれず腰を揺らし、浅く入り口を段差で撫でる。

「ぅあ…龍ちゃん…もっと…ナカに…来て欲しいねん…」

「ハッキリ言いや、ユイちゃん、」

「龍ちゃんのちんちん、ハメて、奥まで…犯し…ぎゃあッ♡♡」

ビリビリと目の奥が痺れて脳天から抜けていくこの感じ、愛しい男は荒々しく突いては甘い息を吐いてその口は笑んでいて。

 女とてたぎってしまう。

「ええよ、ユイちゃん、ええな、あー、わがままなま○こや…はは…初めて言っちゃった…ユイちゃん、気持ちええよ、龍ちゃんのちんちん、ええやろ?」

「ゔッ♡は、いッ…あ♡ぎもぢ…いいっれ、す…ア♡はァ♡」

「どこに当たってん?教えてぇな」

「お、ぐッ♡はぁッ…奥ニッ♡あだっでっるッ♡」

ほろほろ、はらはらと唯は崩れ、時折口づけを交わしてはキュウと下が締まる。

「ええねんな、龍ちゃんので、ええねんなっ?」

「龍ぢゃんッのっ♡が♡ええッ♡は…あ、あ!」

腕は絡んでは解け、脚も同様に、しかし葉山は手足でガッチリと唯の小さな体を固定してスパートをかけた。

「きっつい…キテんのかな…、イケるかな…は、あ、うしょっ、ぅラっ」


 まるで籠の中の鳥、捕らえられた身体と心を意識すれば胎で何かがくすぶって目の前が一瞬真っ暗に…そして視界が開ける。

「りゅ、ゔぢゃ、あ、あ、ッ…………♡♡♡アッ♡やッ♡イっ♡だぁッ…あ、やめ、でぇッ♡」

腰が浮き手足は暴れ、しかし身動きが取れず葉山はピストンを止めない。

「ユイちゃんッ♡すご♡あ、僕が、イクまでっ、辛抱やで、な♡」

「ら、め、あ、ァ、あ♡あが…ンっ♡抜いでェ♡やば、あ、あ、」

「あ、イくよ、ユイちゃん、ちゃんと感じて、ユイちゃん、出るよ、ん、くっ、イくよッ、あ、あー……、」

葉山はぴくぴくと痙攣けいれんする唯を抱いてキスで押さえつけ、目一杯奥まで挿し込んでからそこで放出した。

「あ、あ……龍ちゃん…トクトクしてる…」

「ん…は……最高……ユイちゃん…いいま○こやな…」

くったりと唯に覆いかぶさったまま、青年は俗っぽい言い方で彼女を称賛する。

「龍ちゃんもそんなこと言うんやな…新鮮」

「ふは、忘れました?進学校でも男子校でしたからね…知識もボキャブラリーもそれなりですよ♡」


 この後はベビードールが双方の汗と体液でじっとりと濡れるまで乱痴気騒ぎの如く盛り上がり…当然翌朝もモーニングセックスに精を出したのであった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語

六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...