上 下
64 / 74
Capitolo13…Sono piena.

64

しおりを挟む

「ね、朱鷺子さん、欲しいでしょ?」

「うん…ぬ、脱ぐわね…」

「僕が…僕ね、このいつものsuitsも好きだな、ちょっとくたびれてて、裾なんかシワが付いてて」

「…どうせ私はくたびれててシワだらけよ」

 僕は貴女がスキンケアにどれだけお金かけてるか知ってるよ、フェイシャルエステだって全身マッサージだって僕が送迎してるんだからバレバレだよ。

 自虐で「そんなことないよ」を引き出そうとするなんて朱鷺子さんもなかなかの俗物なんだね、

「キレイだよ、ここも、ここも」

と指摘しつつ脱がし、抱き上げて寝室へと運ぶ。

「やだ、お世辞はやめてよ」

「そんなの言わない、ん♡シミだってシワだって生きてきた証だよ、ここの黒ずみも好きだなぁ♡」

「やぁね」

 一人寝しか想定してない朱鷺子さんのベッドはシングルサイズ、そこに彼女を置けば僕のスペースはあまり残ってないので早々と覆い被さることにした。


 ぽちぽちとブラウスのボタンを外すごとに静かになる部屋、

「……何年ぶり?」

と間をたせようとするも

「…もう憶えてないわ」

と彼女はそっぽを向いてしまう。

 世間話はこれまでたくさんしてきたけど、前の結婚に関する話はほぼ情報が無い。

 その人と別れた後も恋人は作らなかったのかな、僕は貴女に入る何人目なんだろうね、聞けば教えてくれるだろうか。

「そう…あの、痛かったら言ってね?しばらくシてないとまた痛いとか言うじゃない」

「あー、処女膜が復活?使わなきゃびるとも言うわね」

「下品だなぁ…でも初めてみたいなのも良いなぁ……力抜いて、…緊張してる?」

「し、してるわよ…久々なんだもの…気持ち良くないかもしれないし…」

そう言って朱鷺とき色の耳を見せるんだから下品さを表すのは照れ隠しなのかもしれない。


 今日のガードルは僕でも外し易い短いタイプだ。

 これは作為的なのかそれとも新しいスーツの試着があるから何か都合を合わせたのか。

 僕はどんなガードルもウエストニッパーも好きだけどね、お尻まですっぽりのおむつカバーみたいなタイプだって可愛くて良いと思ってる。

「それは僕の責任だよ」

「違う、私が…緩いかもしれないじゃない」

「それはシてみないことには…ね、朱鷺子さん、lingerieランジェリー姿、堪んないね…これだけで1時間楽しめるよ」

「変態ねぇ……ねぇ、どうしてここまで、私のことを好きでいてくれたの?」

「んー…好みのtypeタイプだから。それだけで抱きたい理由にはなるでしょ?あと自立してて自分を持ってて、仕事ぶりも尊敬してるし…あとは意地かな、僕、結構振り回されるの好きみたい。幼かった僕が受けた衝撃をいまだに引きずってるんだよ、それって運命じゃない?」

「運命とか信じるの?」

「あんまり信じないけど…何事も継続でしょ。朱鷺子さんだって作り続けてるから有名芸術家として地位を築けたんだ、処女作だけで終わってたらただのチンコ好きの変態だよ」

「…言うわね」

「ふふ…はい、おっぱいご開帳…良いね、pantiesパンティーも可愛い♡見せて、奥も、全部、」

 本気で嫌がる彼女を押さえつけて下着を剥がしまじまじとご無沙汰な陰部を覗き込む。

 そこは適度に茂っていて神秘的だった。

「やだ、見ないでよ」

「朱鷺子さん、いつも僕のチンコ近くでこうして見るじゃん。あれわざとでしょ?ふふ……ねぇ、舐めたら怒る?」

「怒るわ、そういうのは好きじゃない」

「あーそう、じゃあ今度ね」

「……」

 膝立ちになってしこしこと息子を研ぐ。

 労りつつも自分本位さを隠さない僕に朱鷺子さんは驚いている様子だ。

 しっとりねっとりとした映画みたいな大人のセックスを予想してたのかな、残念だけど若い僕はAVばりに下品に交わるのが好きなんだ。

 だってここ10年時が止まったみたいにコレの使いみちと言ったら朱鷺子さんに見せるくらいなもの、僕はまだまだ大人にはなりきれてない気がする。

 言葉で褒めたりもするけど荒々しく突いたり鳴かせるよ…痩せた胸を揉んだらそろそろ頃合いか、彼女の脚を上げてスタート位置に着く。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

初めてなら、本気で喘がせてあげる

ヘロディア
恋愛
美しい彼女の初めてを奪うことになった主人公。 初めての体験に喘いでいく彼女をみて興奮が抑えられず…

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

ぽっちゃりOLが幼馴染みにマッサージと称してエロいことをされる話

よしゆき
恋愛
純粋にマッサージをしてくれていると思っているぽっちゃりOLが、下心しかない幼馴染みにマッサージをしてもらう話。

壁の薄いアパートで、隣の部屋から喘ぎ声がする

サドラ
恋愛
最近付き合い始めた彼女とアパートにいる主人公。しかし、隣の部屋からの喘ぎ声が壁が薄いせいで聞こえてくる。そのせいで欲情が刺激された両者はー

うちの娘と(Rー18)

量産型774
恋愛
完全に冷え切った夫婦関係。 だが、そんな関係とは反比例するように娘との関係が・・・ ・・・そして蠢くあのお方。 R18 近親相姦有 ファンタジー要素有

処理中です...