僕たちが幸せを知るのに

茜琉ぴーたん

文字の大きさ
上 下
65 / 73
Capitolo13…Sono piena.

65

しおりを挟む

「朱鷺子さん、力抜いて」

「…恐い、かも」

「大丈夫だよ、んー…ほら、指もするする入る…わぁ、とろとろだ♡」

「やめてよ…」

「…kissキスしようか、ん♡」

 隠し入れたローションと朱鷺子さんから生まれた粘液を塗り付けて纏わせて、ギンと張り詰めた先端はちょこちょこと彼女への入口を探した。

 本当に塞がってたりしてね、膣口に辿り着くもその門はなかなかに頑丈そう、ぐっぐっと押し付けるとようやく潤滑剤が仕事をし出す。

「朱鷺子さん、ほら、先っちょだけ、ね、」

「うあ、あ、あ、」

「ほら、ずぷずぷ入ってる、ね、朱鷺子さん、分かる?」

「分かる、わ、あッ…あ、あったかい、」

「うん、朱鷺子さんの中も、あったかい…あ、やば、10年ぶりま◯こヤバ♡」

 朱鷺子さんが処女なら僕だって童貞気分だ。

 温かくて柔らかくて心地良い女陰はすぐに気をってしまいそうなほどに具合が良かった。

 さすがにキツキツではない、でも僕のそれなりに大きなイチモツをずっぽり包んでくれるんだからこれくらいで丁度いいのだ。

「ん……ん、ん♡ンっ…んン♡」

「あ……朱鷺子さ、ん…あ、トロットロだ…気持ち良い…堪んないな、お姉さまの熟したま◯こは」

「下品、ねぇッ」

「下品だよ、ね、動くよ♡今さら上品ぶるつもりも無い、僕はいつだってチンコ丸出しで朱鷺子さんの前に居たんだからッ」


 待ち侘びていた?いつから欲しいと思っていた?貴女の黒と僕の茶が絡まりそうなほどに打ち合ってはねっちょねっちょといやらしい音が鳴る。

 愛液の匂い、僅かな加齢臭、溶け出したファンデーションと下地にお気に入りのコロンの香り。

 そこに僕の精液も混ぜてもっといやらしい匂いにして、鼻を慣れさせて、壁にシーツに染み付くくらいに馴染ませたい。

 そして貴女がこの部屋に入る度に僕を思い出すように、僕に抱かれたくなるように、僕が居ないと眠れなくなるくらいに痕跡を残したい。


「あッ♡ッはァ、あッ…レオ、く…あ、すごぉい…の、ね、」

「昔のチンコと比べて、どう?」

「憶えて、ない、けどッ、おっきい、し、あ、あったかくて、あ♡気持ち良い、しあわ、せ、」

「そう、僕も幸せ、朱鷺子さんのナカ、温かくて気持ち良いよ、全部入っちゃいたい」

「あは、なにそれェ」

 緊張もほぐれて賛辞も伝えたら、朱鷺子さんはうつろな目で僕を見つめ少しだけ睨んだ。

「お腹に、入っちゃいたい」

「馬鹿」

「冗談だけど、本当、そんな気持ち、全部入って、一緒に、なりたいッあ♡マジ気持ち良い♡」

「あなたみたいな大きい赤ちゃんは御免よ、ぉ♡」

「あはッ♡…ほら、子作りとか何も関係無い、ま◯こにチンコが入ってるだけだよ、でも見て、朱鷺子さんのま◯こが僕のチンコを産んでるみたい、ほら、産まれて、入って、産まれて、入って、」

「下品、」

「うん、下品♡」


 とびきり快感な有酸素運動に汗が噴き出して朱鷺子さんの胸へ腹へと落ちて行く。

 それをペンキみたいに肌へ刷り込んでやれば保湿どころかまるでマーキングだ。

「(僕のものに、なった…)」


 長いようで短い10年だった。

 丸ごと恋焦がれた訳でもないし途中に諦めたり恋心自体を忘れたり達観したこともあった。

 朱鷺子さんは美熟女だからそれなりに手を出そうとする男もいた。

 僕はそれをあからさまに妨害したり見下ろして威嚇いかくしたりと邪魔して来た。

 それは僕の食い扶持ぶちである先生が恋愛にかまけて制作を疎かにするのを防ぐため、そして仕事中に惚気のろけなんか聞かされては堪らないと思ったからだ。

「(熟成肉…って言ったら怒るかな、あー、気持ち良い…)」

 離れずに一番近くで誰も寄せ付けずに守ってきた僕だけのご馳走だ。

 この人が骨になるまで余す所無く味わい尽くしてあげなければ…僕の禁欲期間が報われないだろう。


「きゃ、あ、ア♡」

spurtスパート掛けるよ、明日は歩けないね、僕が抱っこして移動だ、楽しみだなッ♡」

「あ、アあ♡待ッ、ぃビレちゃ、ゔ、」

「イったこと、ある?」

「無い、わ、これ、そぉなのッ?」

「まだ、これからッ♡」

「ひゃ、あ、」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

OLサラリーマン

廣瀬純一
ファンタジー
女性社員と体が入れ替わるサラリーマンの話

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々

yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

将棋部の眼鏡美少女を抱いた

junk
青春
将棋部の青春恋愛ストーリーです

処理中です...