30 / 85
6章…心が生まれて
30
しおりを挟む燃え上がるテンションと冷静でいなければと働く自制心の葛藤、絡める手脚はリアルな愛しさではなくて演出のため、それしか知らない。
「(なに、むずむず、あったかい、ぞわぞわ、あ、あ、)」
触れ合う面積が広がれば広がるほどに感度も上がって声も体液も溢れてしまう。
でも目的に反している訳では無いから抑える必要も無い…
「和臣さまぁ、それッ、気持ち良いッ、れすわッ♡」
と告げたが最後、膣がヒクヒクと痙攣を始めた。
「わ、ア、聖良ッ♡」
「あ、すみま、ぜ、あ♡あ♡」
「あぁ、すごい、聖良、」
「きゃア、あ、らめ、ぇ、」
白々しい予定調和はアドリブだ、望んですべきが職務なのについ拒否を示してしまった。
自分が壊れてしまう、人形に自己なんてものは無いけれどこれ以上は素で悦んでしまいそうで彼を突き放そうとする。
けれど膣が和臣さんをがっぷり呑み込んで放したがらず、釣られて痺れる手も脚も逃げる仕草を微塵も見せない。
逃げたいのは理性だけ、体はとうに和臣さんと一体となりゆさゆさ揺れては「もっと、もっと」と刺激を強請る。
「あ、気持ち良イ、ッあ、聖良、良いッ♡」
「和臣ざまもッ、良い、れすッ」
「あ、保たない、一旦、出すよ、良いか?」
「はイっ♡」
「中で、ん、イく、聖良、きよ、らッ♡♡♡あー、あー…」
「あ…和臣、さまァ…」
イき疲れた私は汗だくの彼の顔を引き寄せて口付けをせがんで、「鍛えておいて良かった」と実感するほどに体にしがみ付いて離れなかった。
「聖良、ん、あ、すごいな…まだぴくぴくしてる…無茶したかな、すまない」
「いいえ…とっても…精悍で…素敵で…興奮、してしまいましたわ…」
「クールな聖良がこんなに乱れるのが…堪らなく可愛かった…ん、そろそろ抜こう」
「和臣さま、まだぁ」
「おっと」
殿方の汗には女を駄目にする媚薬でも入っているのかしら、そう思うくらいに頭も体も感覚も馬鹿になって和臣さんを求める。
ぐりくり押し付けて若干小ぶりになったモノがまた大きく膨らんでくる。
ちょこちょこと動けばギンと鞘の中で名刀の如く鋭さを取り戻す。
「待ちなさい、ゴムを…着け替えるから」
「和臣さま、早く♡」
「聖良、おねだりが上手だな」
「はいぃ…和臣さま、おちんちん、もっと、聖良に、下さいませ♡」
「エッチな秘書さんだな」
「やらぁ……あ、あッ♡♡♡」
結局2発分の子種を発射して更にもう1発、その夜は計3回のセックスを楽しんだ。
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』
コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ”
(全20話)の続編。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211
男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は?
そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。
格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる