62 / 95
1月
59
しおりを挟む「力抜いて、ミーちゃん……ほら……あーー…入った…これが全部よ…」
風呂上がり、綺麗になった美月からはボディーソープとフローラルなコロンの香りがして、しかし閉め切った部屋には負けじと男と女の匂いが充満していた。
「ひッ…あ…ぅゎ…タカちゃん…こんな…あ…ハ…繋がるのね…はァ…いっぱい…わ…いっぱい…」
まだ擦れる痛みを我慢しながらも、接合した体と体の様子に興味を惹かれた美月は頭を持ち上げてソコを確認する。
「ん…大きいからね、他のちんこと比べる機会はないやろうけど…密着してんね、ちょっと動かすよ…わかる?」
「わ、あ…なんか…この…先?のところが…ぴくぴくして…あ…不思議ね…」
「感想としては?どう?」
「んッ…きもち、いい…だんだん…はぁ…あったかくて…かたい、のね…んッ…♡あ…ごめんなさい、どう反応していいのか…タカちゃん…あ…きもちいい…♡」
意外と最中でも喋れるタイプだった彼女は、感想や疑問を率直に口にしてくれる。
「正直で…宜しいね…ん、これは?んッ♡」
「わッ♡……あ、っひゃあ♡」
「あー…ミーちゃん…気持ちええな…気絶しそうよ」
「ゔぁ♡あ、こすれて…あ、感触が…あ…んン♡や、あ、」
グロスの落ちた唇は驚けばあんぐりと開き、飾らない喘ぎ声と荒い呼吸で閉じられる暇が無い。
「おし…もうちょいずぽずぽすんで」
「なに、あ!ア♡ッきゃあ⁉︎あ!」
「ミーちゃん、セックスや、な、望んでてんな、セックスな、」
大幅な抜き差しでナカを抉れば、凶悪な形をした高石が襞を刮ぎ取るように愛液を表へ運び出した。
「ひグ♡あァ、ぎゃ…ふゥ♡わァ…あ、」
「ほほ…残念な声やな…」
「やだッ……どぅ、したら、いイ?わがんな、ぃっ、」
どんな時でも美しく在りたい、美月は今さら演技でもすべきだったと慌てふためく。
「そのままでええよ、かわいい、奥、突くよ、んッ!」
「ふァ♡あ、あッ♡は♡」
「こら…あがんなっ…あ、あ、ミーちゃん…」
「ゔぁ♡ど、しよ…はァ♡…やら…、なんかッ…あ、トイレっ行ぎだいっみたいな…かんかくッ…♡」
膣内をぱんぱんに塞がれ、その膨らみは他の内臓や器官にも影響を及ぼしていた。
「膀胱押されてんねんな、タカちゃんのちんこ、ええやろ、ミーちゃん♡な、言うて♡」
「馬鹿、あッ♡あ、タカちゃんッ…やら、んンッ♡なんかっ…こえ、あ、ぎもちッ♡いいッ…は、やらッ…みらいれ…」
ビジュアルに関して絶対の自信を持つ美月がこんなにも顔を歪ませて、そしてその顔を隠そうと手で覆う。
「隠すな、見せて、ミーちゃんのぶちゃいくな顔♡」
「いやっ…あたし、可愛く、ない?」
「ぶちゃいくで…可愛いよ、初めての事やから、頭が追い付いて来んのよな、歪んだ顔も可愛い」
「やらっ…そんなのッ…あたしじゃナイっ…」
顔も不本意、組み敷かれて動けない体勢も不本意。
ひっくり返ったカエルの様に無様な脚の形だって不本意、それを恋人に見られるのも相当な不本意である。
「ミーちゃんよ、素の…オンナはこうなんのよ、演技も出来ひんくらい余裕ないねんな、素直な感想やん、なぁッ!」
「ひぎッ♡やらッ…おねがい、もぉ抜いてッ…」
「ミツキ、」
「!」
親しくなってもちゃん付けを欠かさず、時に様付けまで徹底していた高石が彼女を呼び捨てにした。
その真剣でエロティックで少し意地悪そうな眼差しに、美月が大きな目を見張った。
0
お気に入りに追加
66
あなたにおすすめの小説



極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる