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6…胸を張る
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しおりを挟む結婚に際して、互いの両親には早めに挨拶をして同意を得た。
渋る年齢でもないし、地元からは離れているから同居などもすぐには関係無さそうだ。
朋也くんのご両親は良くも悪くも彼にそっくりで、「こんな息子で良いの?後悔しない?」などと失礼なことを仰っていた。
うちの親は送り出し体制万全で、「よーし、片付いたぁ!」と大喜びだ。
結局は当人同士の問題だから幸せになる最善の選択をしなさい、と有り難い言葉を頂いて、挙式準備にもぼちぼちと取り掛かり始めた。
挙式披露宴は、我々の地元・神奈川で執り行うことをざっくりと決めてある。
頻繁に脚を運べないので、式場を数ヶ所に絞りイメージを掴みやすいブライダルフェアなるものに行ってみようという話になった。
模擬披露宴で雰囲気や料理を見たり、ドレスの試着をさせてくれるところもあるらしい。
「来週、ここ行ってみようか。予約まだ間に合うし」
「うす」
まずは1軒目、ホームページから予約をした私たちは甕倉市のとある式場を下見することとなった。
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メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
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