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2018・爽秋

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 その日の夜、潤は飛鳥をいつも通りの待ち合わせ場所へ迎えに行った。

 彼の指示通り買ってもらったガーターベルトとストッキングを身につけ、鞄にはいつぞやのリモコンバイブを入れて。


「おつかれ、所長…降りて、助手席に移ってよ」

「う、ん…」

 コンビニの薄暗い駐車場で飛鳥は立ち上がった彼女の膝丈のスカートを捲り、言い付けを守っているかの確認をした。

「きゃあ!ちょ、やだッ…」

「ん、ちゃんと着けてるね、ふふっ♡」

 周りに人は居なかったが屋外でスカート捲り、子供でもしないだろう遊戯あそびをさらっとしてしまう彼の口元は今夜もマスクで見えない。

「さーて…、パンツ脱ごうか。んでバイブ挿れよ♡」

「やだ…って言ってもするよね…もう…ま、周りちゃんと見ててよ……ん?脱いだら抜けちゃわ…ない?」

助手席で腰を浮かせてショーツを脱ぎ、手を出して待っていた飛鳥へ渡す。

「うん、だからコレ、レザーのやつ。コレならピタッとしてるから落ちないよ♡もちろん所長も、抜けないように締めるんだよ?トレーニングだからね」

「それはもういいって…」

 潤は受け取った革のショーツを脚に通し、おずおずと鞄からファスナー式の食品保存用袋ごと取り出した。

「充電は切らしてないだろうね?」

「先週使ってから…充電してる…」

「ん、じゃあ挿れて♡」


 まだ湿っていないサラサラとしたソコを自分の指で開き、シリコン製の張り型の先端を挿し入れる。

「ふッ…ん…あ♡あ♡」

最後まで挿入すると摩擦に耐えながら素早くショーツをずり上げ、腰を浮かせて細い尻を革で包んだ。

「んで…はい。何て言うんだっけ?」

 飛鳥がヒラヒラとてのひらを助手席へ向けると、潤は俯きがちにリモコンを両手で差し出して

「おねがい…します…」

ともじもじと腰をくねらせた。
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