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2019・新春
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しおりを挟む土曜日。
終業後待ち合わせた潤は車をコンビニへ着けてからしばし待つ。
かつてよくしていたように運転席の窓をノックされて顔を上げれば、マスクを外した素顔の恋人が暗がりでニィといやらしく笑っていた。
「お待たせ…ん、どんなの着けて来たの?見せて♡」
助手席へ乗り込んだ飛鳥は下着の開示請求を行い、チラと開かれた胸元を覗いて目を丸くする。
「うわ…ジュンちゃん…可愛いね、どこで買ったの?こんな…うわぁ♡」
「通販…どんなのが好みか分かんないし…」
彼女が着て来たのは水着のようなホルターネックの総レースブラ、たわわな胸をすっぽりと包み、そのくせ薔薇模様のレースからはしっかりと乳首が透けていた。
「可愛いよ、下もお揃い?見たいな、見せて♡」
「公然猥褻はダメ、ホテルに…着いたらね…先にご飯でしょ」
胸元を再度隠して、車を国道へ出す。
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