俺が不甲斐ないのは、彼氏がスパダリすぎるからだ!・3

茜琉ぴーたん

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 寝室へと入り意気揚々とベッドに上がろうとしたが、「濡れるから」と止められた。

「…俺って、こういうところが抜けてんのか」

「そうかもね、ホテルと違って、濡れたシーツとパッドを片付けるのも僕だから…面倒だし髪を乾かしてからね」

「…ウン」


 吸水タオルで互いの頭をワシワシと撫でる。

 わざと視線を合わせたり、逸らしたり。

 ちょっぴり変顔で笑わせたり、膝で股間に触れたり。

「あははっ…ナツ、くすぐったいよ」

「もう良いだろ、チンコ食わせろ」

「やぁだ、僕もしたいんだ…だから、こうね」

アキは米俵みたいに俺を担ぎ、えいとベッドへ落とす。

「げふん」

「いただきます」

「おあ♡ずりぃぞ、アキ、」

 久々のシックスナインに、腹がむずむずする。

 視界いっぱいに広がる真秋の秘所、見慣れたそれが逆さまだ。

 身長が20センチ近く違うのに、問題なく咥え合えるのが少し悲しい。

 真秋は背も高いが、胴の長さは俺とそう変わらないのだ。


「ナツ、ご両親にハッキリ言えて偉かったね、すごく嬉しかったよ」

「ごめん、アキを矢面に立たせて…あ♡うぁー…アキ、飛ばし過ぎ、」

「ん、ぷは…ナツも上手だよ、ギンギンだ…」

 ちゅぱちゅぱと甘ったるい音が、腹から上がって来る。

 これは先にイかされるのか、快感に口がおろそかになる。

「んあ♡アキ、出ちゃう、イっちゃうって、」

「ナツ、お口がお留守だよ、んッ♡先にイきな、もゴ」

「あ、すげぇ♡あ、あー♡」
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