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4日目(夜)
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しおりを挟む「シンタローさん、マジで私でコーフンします?」
「するよ、さっきもしてた。当たり前やん…」
紳士然としていた車崎は部屋へ入れば途端に息が荒くなり、ベッドに掛けた秋花の上着を脱がせてワンピースの上から本来のボディーラインを探って確かめる。
「ん…あ、」
「肌触りええな…ベルトも可愛い…シューカ、キス、」
「ん、ん♡」
目を閉じればすぐにベルトを外され、オーバーサイズのワンピースが横にぶわと広がった。
「ぶかぶかやん」
「丈に合わせたら…3Lが良かってん…」
「ミニスカでもええのに…脚、キレイよ」
「制服くらいしか…あ、」
車内で触られたのと同じ所までまた大きな手が這い寄り、布が蠢く度に秋花は車崎の腕に爪を立てる。
「(この前の男の時はここまで緊張せぇへんかったのに…変なの…)」
くちゅくちゅと口元はいやらしく音を出し、離せばきゅうと結んだ唇が車崎の萌えポイントにヒットした。
「コアラの口や、可愛い、シューカ、パンツ見して♡」
「あ、あの、見せる用のとちゃう、うわ」
ファストファッションに裏地が付いてないのはありがちなこと、冠婚葬祭用に持っていたキャミソールスリップを下に重ねても不安だったので、今日は表に響かないシームレスタイプを穿いている。
「ええやん、ん、上も、おっぱいも見して、でもスカート脱がしたないな…もったいない。上の服、脱ご」
車崎は思案の後、肩紐を外して上のカットソーを脱がすことにし、胸元がだらんと撓めばブラジャーが露出した。
「ん、中のシミーズも脱ご、………あ、シューカ…胸…あ、こないデカいの、」
「そこまでやないですよ…んッ♡」
「あ、でも手ぇにすっぽりよ、可愛い…ン」
それは貴方の手が大きいからよ、秋花はブラジャーを捲り乳首に吸い付く男を恐る恐る見下ろして、その愛らしさに眉尻を下げる。
「コアラみたい、シンタローさん」
「ん?そう?可愛い?」
「かわいい…ん♡…は…」
モフモフとは言えない硬い髪質、撫でてやると車崎はまさに恍惚といった表情で…しかしふと数分前の発言を思い出して真顔になった。
「ん…ん?シューカ、見せる用の下着も持ってんの?」
「いや、勝負下着とかやなくて、比較的こう…セクシーというか…レースの、その」
「けしからん、今度見せてくれ」
その言葉を最後に車崎は胸を本格的に責め出して、ぢゅいぢゅいと吸って舐って揉みしだいて…秋花は刺激に耐えきれず体をベッドへ倒す。
「(シンタローさんの為に買うたなんて言われへんな…)」
「あ、逃げんな」
「もぉええでしょッ…」
「背中もキレイやな、」
男はバックハグでワインレッドの体を羽交い締めにして、踵でぐぐぐと細い脚2本を開かせた。
「まくるよ、もっかいパンツ、」
「普通に…こんな変態みたいなん嫌や、」
「逃げるからやん、ん?ええな、お毛毛は手入れしてんの?ん?」
わざとなのか、車崎はより変態側に寄せてきているようだ。
「普通やて、あ、その…プロの人みたいには、してへん、あ、風呂、入らせてッ…」
「お前の普通を見たいな、今日エッチするとは思うてへんかったろ?普段の処理状況を見してよ」
「あほ、シンタローさん、」
重心を後ろにずらして脚で秋花の下半身を傾かせ、車崎が腕を伸ばせばショーツは簡単にずり落ちる。
「自分で脱がへんなら俺がするよ、な、……こっからやと見えへんな」
「あほ…」
内股に閉じたい脚をぐぐと開かせ、上から覗けば秋花のソコは全体的に薄く茂っていた。
「あんまり生えへんタイプ?」
「他を知らへんのじゃ!ええやろがっ!」
「まぁ怒らんと、な、シューカ、可愛いよ、乳首も勃ってる」
「知らん…もー…虐めんとって…」
「虐めついでに、そろそろ言うてよ…俺の好きなトコ」
肩紐を外したワンピースは腹巻のように腰へ落ち、車崎はブラジャーを上にずらしてもっちもっちと柔らかい乳房で遊ぶ。
「忘れてた…」
「うん、俺も忘れとった、ひゃはは、うん、言いな、うら、」
ピンクの乳頭を捻り上げ、尋問は始まった。
「うンっ…♡あ、笑顔、が、可愛らしい、のと…」
「うん、」
「ひッ…私を褒めてくれる、の、と、」
「うん、」
「…仕事も、頑張ってはるしッ…あ、昔から…お世話に…なってて、その、」
「うん?」
「嫌な、トコが、ない、」
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