47 / 80
4日目(夜)
47
しおりを挟む詰まる所そういうこと、細かい生活態度などは知らないが煙草もしないし酒も嗜む程度、ポイ捨ても唾吐きもしないしお年寄りにも子供にも優しい。
これ以上はよほど、ギャンブルで借金をするとか犯罪行為に手を染めるとか、それくらいのものでなければ覆らない。
「ほー?」
「すき、です、」
「うん、俺も、好き」
乳から手を離して尖った顎へ、クイと引き寄せて口付ければ潤んだ瞳が情欲を掻き立てた。
車崎は秋花をベッドの中央へ動かして正対し、馬乗りになって服を脱ぐ。
「すまん、シューカばっかり脱いで…寒くない?」
「暑いくらいですわ……これ、取ってええっすか」
「ん、汚れるとアカンな、取ろ」
ジーンズだけになった車崎は寝たままの秋花を万歳させ、腰巻になった服をゴソッと引き抜いてブラジャーも外し丸裸にさせた。
「恥ず…」
「お、腹筋ええね。でも俺の8パックには負けるやろ?」
「何が…そない私がええの、こんな…ごつごつしてんのに…」
胸を押さえる彼女の手の下にはナチュラルに割れた腹筋、柔和な女性らしさよりもアスリートのようなストイックさが強い。
「ん?全部。全部可愛いよ、ケツの穴だって舐めれるよ」
「い、ややあッ!」
「それはせぇへんけど、こっちはする、な、サレたことあるかな?」
脚を掴んで四つん這いになり頭を低く構え、車崎は秋花の恥骨の上に顎を乗せる。
「え、嫌や、」
「なぁ、ココ舐められたことある?」
「あれへんて、あるわけ、ちょっ…シンタローさん!」
すんすんと息を吸って吐いて、顎先は次第に下へ、秋花の女の部分へ挿し込まれると脚が暴れ出した。
「おてんばやなぁ」
「シンタローさん、風呂、風呂入ろ、ほんまに、お願い、」
「いや…ん…キレイやな…」
「うるさいて」
「キレイよ、んー…エロいなぁ」
「やめて…」
押さえつけられた脚は無様にM字に開き、引き剥がしたいと思っても屈強な手は退かず、秋花はまじまじとソコを観察される。
「8年ぶり?男に見られんの」
「マエダかてッ…こんな見方せぇへんかった!」
「マエダ…元カレな、フン…」
それは秋花が処女をあげて童貞を貰った高校時代の彼氏、車崎にとっては軽音楽部の後輩でもあった。
元カレを苗字呼びするのは憎いからとかそんな訳ではなく、単純にそれが渾名だったからである。
「8年前とはいえ…妬けるね」
「シンタローさんはプロと遊んでるやんかッ!自分ばっか責めるんはおかしいやん、あ、いや、」
そりゃそうだと車崎は目を点にして脚を降ろさせ、また潜って顎をぴったりと太腿の谷へはめ込んだ。
「シューカの味、知りたいねん…うわ…ぬるぬる♡」
「味なんかせぇへん!……あ♡や、しんッ…ふァっ♡アカンて、ばっちぃ、シンタローさん、」
「いただきます」
「⁉︎………ぁ、……ゃ、……ッあ‼︎あ‼︎」
誘い水をテイスティングすべく車崎は舌をちょんと付け、そして広範囲をべろんと舐めて全体の味を確かめる。
ねばねばとして、汗と皮脂と、干物…男性で言う「イカ臭い」感じか。
少しだけアンモニアが香る、風呂に入らせなかったのだから当然の結果だろう。
「なにがばっちぃねんな…あ?ン…んふ…」
「ひ…ァ…やめ、ッ…あ、あ♡」
男は喋るのをやめてソコに集中し、クリトリスをこちょこちょ転がすと体の下敷きになっている秋花の脚がびくびくと痙攣を始める。
「あがんッ…や、やめよ…ッふ…変な…あ、シンタローさん、ぞわぞわすんねんッ…やら、あ、やら、」
「(シューカもオナニーとかすんねやろか?ココ、弄ったりすんのかな、クリイキできんのかな、奥も舐めたいけど…)」
「おねが、ぃ、アカンっ…待って、ぇ、まッで、あ、ァ♡」
「(勃ってんな、味も変わってきた…早いな、イきそ、)」
車崎は右手中指を立てて舌を付けている数センチ下、秋花の真ん中へにゅると挿した。
「⁉︎」
「(お、締まってる…あー…挿れたい、イきそ、相性かな…俺上手いんやろか?シューカが敏感やねんな……もう?もうやな?)」
指は動かさず舌は忙しく、吸って撫でて転がして、ひくひく脈打つ蕾を舌全体で包んだ時、秋花の腰が浮いて腹がぐぐと持ち上がる。
そして荒い息を吐いて口元を押さえて、
「やめ、しん、あ、アッ………っクぅ、あ、あ!」
と、車崎が聞いたことのない高い声が部屋に響いた。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
ドSでキュートな後輩においしくいただかれちゃいました!?
春音優月
恋愛
いつも失敗ばかりの美優は、少し前まで同じ部署だった四つ年下のドSな後輩のことが苦手だった。いつも辛辣なことばかり言われるし、なんだか完璧過ぎて隙がないし、後輩なのに美優よりも早く出世しそうだったから。
しかし、そんなドSな後輩が美優の仕事を手伝うために自宅にくることになり、さらにはずっと好きだったと告白されて———。
美優は彼のことを恋愛対象として見たことは一度もなかったはずなのに、意外とキュートな一面のある後輩になんだか絆されてしまって……?
2021.08.13


百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる