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しおりを挟む「あー…気持ちー…もうちょいな、ゆっくり、するから」
「ふア…あー…純希、あー…」
「平気?感じたり、するか?」
「うん、素質、あるのかもッ…ちょんちょん、されてるの、ムズムズして…気持ち良い…」
「時也、俺も…あー…あったけ…時也、リベンジだ、ちゃんと、こう、してやりたかったんだ」
体を倒して、唇を求める。
ふるふる揺れる時也のそれは俺にピトッとくっ付いて、甘い吐息と涎をプレゼントしてくれた。
「ん♡純希、移り気で、ごめん、日和見で、調子良い男で、ごめん、」
「んなことないよ、好きって言われたらソイツのこと意識するもんだ…片思いならそれがスタートだろ、当然のこと……あ、お前さては、謝罪した分の罰ゲーム狙ってる?」
「そういうんじゃない、けど、あッ♡あ、もっと大っきく、なったぁ♡」
もう荒ぶる抱き方はしないと誓ったが、本人が望むなら良いのか。
グイッと尻を持ち上げて、脚を高く掲げてやる。
「よいしょッ♡」
「あ♡深ぁ、いッ♡」
「前立腺な、うわー…まじで、最高…なぁ、お前のココ、何て呼んだら良い?」
「え、お尻、とかぁ?」
「ケツだけど、穴、アナルって、固い感じすんじゃん」
突かれながら、時也は頭を回す。
気まぐれに思い付いた話題だが、二人だけのユニークな名称なんかあれば楽しいと思った。
「ありがちだけど、ケツま◯ことか」
「俺はお前を女扱いしたくないの、うラッ♡」
「ゔあッ♡…えっと、あ♡」
「クソ女は?どう呼んでた?」
「えっと…オス穴、だったかな、」
「へぇ、」
俺たちは大喜利みたいにあぁだこうだと問答を繰り返し、結局『ときち』という名称に落ち着いた。
時ちゃん、を縮めてそうなった。
なのでそこからは
「ときち、超良い…可愛い」
などと言って愉しんだ。
これから体位にも名前を付けたりして、男同士のフランクさで気軽に愛し合えたら嬉しい。
「純希、あ、やば、こっち、モヤモヤしてるッ♡」
「前?チンコが?勃つの?」
「勃ってない、けろぉ、なんか、イっちゃいそ、なの、」
「良いねぇ、同時イキとか、良いじゃん…あー、もぉそろそろよ、時也、キスしてイきてー」
脚を下ろして安定した体勢に戻り、スパートをかける。
時也は俺の手にしがみついて、愉悦に浸っていた。
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