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しおりを挟む「じゃあ、しばらく付き合ってね…」
「うん、存分にシコれよ」
はて、これも「したよ」と嘘をついて誤魔化せるのではなかろうか。
動画でも撮るかな、とやはりスマートフォンに手を掛ける。
「…え、撮る?」
「うん。もし、カノジョに疑われたら証拠として出せよ。安心しろ、流出はさせねぇから」
「うん…」
広瀬はローションを手の平に出して、それからファスナーの持ち手を摘む。
「要領悪いなぁ…開けてやろうか?」
「お、お願いします…」
ジーンズの股間は張り詰めていて、ボクサーもパツンパツンに張っている。
そういや広瀬はココもデカいんだよなぁ、慣れた手付きでひん剥いてやった。
「…へへっ」
「わ、笑わないで、純希に見られて恥ずかしいんだ…」
「立派だよ、広瀬♡」
ぐわんと金棒が揺れる、悲壮な面持ちの広瀬はローションの付いた右手でソレを捕まえる。
「……」
不思議なもので、目の前で愛しい男が陰部を曝け出しているというのにそこまで猛らない。
きっと、後ろにクソ女の影を感じるからだろうか。
それとも俺はタチだから、ネコの広瀬のをしゃぶりたいとか思わないんだろうか。
広瀬は顔を真っ赤にして、ソコを扱き始めた。
「んッ…」
「……」
「んー…」
「……」
しこしこと、上下する右手を目で追う。
広瀬は羞恥を感じているようだが、これがクソ女への供物として相応しいのだろうか。
俺は構わないが、友人とはいえ下の話はしたがらない関係もあるだろう。
先日のアナルプラグからステップアップの幅が広がり過ぎな気がする…もしやクソ女は本当に俺に広瀬を犯させようと企んでいるのでは、とも思えた。
「広瀬、どぉ?イキそ?」
「…ごめん、時間かかるかも…やっぱ、恥ずかしくて…」
ぬちゃぬちゃと湿った音の向こうから、広瀬は情けない顔で微笑む。
「(かわいー)」
執行できても出来なくても、広瀬にマイナスは無い気がする。
褒めてもらえれば嬉しいのだろうし、失敗を咎められても嬉しいのだろうし。
でも「よく出来たわね」とヨシヨシしてもらいたいんだろう、その興奮をエサにお前は頑張っているんだろう。
少し張りが弱くなったモノに、ひょいと手を伸ばしてみる。
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