7 / 36
7
しおりを挟む「あんッ♡もう、デコピンやめて、」
「ははは…反応が面白れー…」
片手にスマートフォン、片手でスウェットと下着をずらす。
ギンギンに勃って熱くなったモノが、広瀬の尻と共に画角に収まった。
『パシャッ』
「んン♡」
「ふは…」
杭を打つハンマーみたいに、プラグのヘタをモノで叩く。
デコピンとの違いは分からないか、広瀬はアヘアヘと喘いで尚も尻を収めようとしない。
もしかして広瀬も望んでいる?俺とのエッチな展開を。
それとも年相応の性的好奇心から、下ネタの空気感を拒めないだけか。
いずれにしても、俺の部屋で、俺の好きな相手が、俺に向けて尻を出している…これで俺が辛抱出来なくても、それは責められないだろう。
たとえ今後広瀬に絶交されて、それどころか暴行で訴えられたとしても、犯罪者として将来を棒に振ったとしても、構わないくらいに頭と股間が沸騰している。
「春妃さんに、怒られちゃう…」
「…そうだな、盛大に怒られろよ」
「…ごめんね、変なもの披露しちゃって…」
広瀬は我に返ったのか、頭を起こしてボクサーパンツを上に引っ張ろうとする。
俺はその右手とパンツの隙間に、自身を挿し込んでやった。
「…うわッ⁉︎なんか触っ……純希、何して…」
「すまん、広瀬のケツで勃っちまった」
「え、えー…?えー?」
「最後らへんはコレでプラグ叩いてたんだけど、分かんなかった?」
へへと笑うと、広瀬は
「分かんないよ、もぉ~」
と流そうとした。
でも悪いな、どうにかしないと流せないんだ。
膝立ちの広瀬の腰を掴んで、ゴトンとスマートフォンが床に落ちる。
体温と衝撃とに戸惑うも、広瀬は俺と座卓に挟まれ動けない。
その耳元に口を近付けて、
「俺に掘られてみ?カノジョ、めちゃお仕置きしてくれるんじゃない?」
と唆す。
「はぁ?何言ってんの、純希…ごめん、僕はそういう趣味は無い、」
「女にアナル開発されてる奴が何言ってんだよ、無防備なケツ見せられて、俺にしてみりゃ女がま◯こ見せてんのと同じだよ」
「何言ってんの、純希、ひあッ」
尻頬をペチペチとモノで叩く、俺の下腹部でプラグを押し込む。
広瀬はカノジョに責められることを想像して興奮するのだろう、目的がブレないなら手段は変わっても構わないんじゃないのか。
「広瀬、コレ、抜いて良い?」
「ダメ、てか全部ダメ、」
「俺のチンコ挿れとけば、同じだろ?それともガチ拡張でもするの?」
「違うと思う、あの、あくまでプレイだから、純希、あ、当てないで、」
「プレイだよ、俺も広瀬虐めたい」
ビタビタとモノで叩いて、徐々に中心へと添わせる。
この空気に飲まれて、俺を受け入れてくれないか。
これまでだって友人からのイジりを受け入れてたんだから。
3
お気に入りに追加
29
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる