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「あんッ♡もう、デコピンやめて、」

「ははは…反応が面白れー…」

片手にスマートフォン、片手でスウェットと下着をずらす。

 ギンギンに勃って熱くなったモノが、広瀬の尻と共に画角に収まった。

『パシャッ』

「んン♡」

「ふは…」

 杭を打つハンマーみたいに、プラグのヘタをモノで叩く。

 デコピンとの違いは分からないか、広瀬はアヘアヘと喘いで尚も尻を収めようとしない。

 もしかして広瀬も望んでいる?俺とのエッチな展開を。

 それとも年相応の性的好奇心から、下ネタの空気感を拒めないだけか。

 いずれにしても、俺の部屋で、俺の好きな相手が、俺に向けて尻を出している…これで俺が辛抱出来なくても、それは責められないだろう。

 たとえ今後広瀬に絶交されて、それどころか暴行で訴えられたとしても、犯罪者として将来を棒に振ったとしても、構わないくらいに頭と股間が沸騰している。


「春妃さんに、怒られちゃう…」

「…そうだな、盛大に怒られろよ」

「…ごめんね、変なもの披露しちゃって…」

広瀬は我に返ったのか、頭を起こしてボクサーパンツを上に引っ張ろうとする。

 俺はその右手とパンツの隙間に、自身を挿し込んでやった。

「…うわッ⁉︎なんか触っ……純希、何して…」

「すまん、広瀬のケツで勃っちまった」

「え、えー…?えー?」

「最後らへんはコレでプラグ叩いてたんだけど、分かんなかった?」

 へへと笑うと、広瀬は

「分かんないよ、もぉ~」

と流そうとした。

 でも悪いな、どうにかしないと流せないんだ。

 膝立ちの広瀬の腰を掴んで、ゴトンとスマートフォンが床に落ちる。

 体温と衝撃とに戸惑うも、広瀬は俺と座卓に挟まれ動けない。

 その耳元に口を近付けて、

「俺に掘られてみ?カノジョ、めちゃお仕置きしてくれるんじゃない?」

そそのかす。

「はぁ?何言ってんの、純希…ごめん、僕はそういう趣味は無い、」

「女にアナル開発されてる奴が何言ってんだよ、無防備なケツ見せられて、俺にしてみりゃ女がま◯こ見せてんのと同じだよ」

「何言ってんの、純希、ひあッ」

 尻頬をペチペチとモノで叩く、俺の下腹部でプラグを押し込む。

 広瀬はカノジョに責められることを想像して興奮するのだろう、目的がブレないなら手段は変わっても構わないんじゃないのか。


「広瀬、コレ、抜いて良い?」

「ダメ、てか全部ダメ、」

「俺のチンコ挿れとけば、同じだろ?それともガチ拡張でもするの?」

「違うと思う、あの、あくまでプレイだから、純希、あ、当てないで、」

「プレイだよ、俺も広瀬虐めたい」

 ビタビタとモノで叩いて、徐々に中心へと添わせる。

 この空気に飲まれて、俺を受け入れてくれないか。

 これまでだって友人からのイジりを受け入れてたんだから。
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