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1月・嫁が可愛いので色んなシチュエーションで楽しめる
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しおりを挟む「ひッ……っっ~~~ぁあ♡♡♡あんッ…ら、め、止まっ、て、ぇ、はる、ぐッ♡おがじ、ぐ、抜い、あ、わぁ、あがんッ♡もぉッ…」
イったのに止まらない突き上げに脳どころか思考能力も飛んでいってしまい、
「ネコちゃんで、やめてて、言うてみ、ミラ♡」
そんな夫の無謀な希望にも未来は易々と答えてしまう。
「やめ、て、にゃ、パパ、も、こわれ、ぢゃ、う、にゃ、」
「は♡気持ち良う、ないか?ミラちゃん?」
「ひぅ…きもち、いい、ニャ、あ、にゃ、あ♡もぉッハル、ぐ…むり、も、ひア♡あが、ん、あ、」
最も奥の狭い所で、守谷は未来の腕を後ろへ引いてガッチリ引き寄せてから、
「かわい…よし、ん、ん、ん!」
と、やっと達した。
「は………ハルくん……無茶や…もぅ……優しくせな……赤ちゃんおるかも…しれんのに……」
「悪い…せやった…」
引き抜けば未来はズルズルと尻を下ろして体を伸ばし、猫から泥人形にでも変わったようにだらんとベッドに埋もれる。
「なんやの…猫って…」
「さっきのAV、パケ裏には猫耳着けてシてるシーンが写っててんな、それ憶えてたのと…もろにミラちゃんが猫みたいやったから…うん、もっぺん鳴いてみて?」
汗だくな夫は妻を試すように眉を吊り上げ、「ん?」と挑発するので未来は黙ってその顔に爪を立ててガリガリと上から下へ引っ掻いてやった。
「いて、いてて、悪い猫やな、おら、鳴かんかい、」
「や、あ、ひゃは、」
湿った体へ大きな手を這わせてそこかしこをくすぐり、守谷は彼女が半泣きになるまで苛め倒す。
そして
「にゃ、あ、」
と笑い声の合間に鳴けば、満足したのかその体を抱き締めてうなじをくしくしと撫でてやった。
「恋人っぽいやろ?こういうの」
「分かれへん…元カノにはこんなしててんな?ハルくん」
「え、いや、」
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「い、一般的にやん、み、みんなこないしてんちゃうの?」
「分かれへんって…うち、他を知らんねんから…ええって、普通元カノくらいおるやろ…処女ばっかやったっけ?」
「たまたまやっちゅうねん…」
守谷は撫でるのをやめて、細い背中へと手を回した。
「ん、撫でて?気持ちええ……うちが施設入ってた時とか…もうハルくんは大人やったやん、それ以前に学生時代にも彼女はおったやろ?」
「う、ん、まぁ…」
「エッチな話は聴きたないけど…どんな出会いとか、どんなデートしたとか…知りたいな…」
うなじへ戻ってきた夫の手にぴくんと反応した未来は守谷をチラと見てから目を閉じ、深く息をし始める。
「そうか?…ん…初めての彼女は高校生やったか…卒業式で告白されてんな、『もうちょい早く告ってくれれば彼女ありの学生生活やったのに…』て思うたな…まぁ受験とか終わるの待ってくれたんやろうけど…」
「うん…」
「大学で…その子、関東の音大…編入する言うて上京することになって…1年ちょいで別れてもうたな…元気にしてんのかな…その後バイト先で会った子と付き合うて…依存体質にオレが合わんかってなー…半年も保たへんかったかな…」
「へ…ぇ…」
「眠いな、寝よか」
「続き…ん…」
「まだ聞く?んー…最後は働き出して合コンで合った子…サービス業とは休みも生活リズムも合わへんくてな、その後はミラちゃん引き取って…ミラちゃん一筋やんな、うん、」
長い付き合いでもわざわざ聞くまではしなかった女性遍歴を知り、未来は案外少ないその数にひっそり安堵していた。
そして、自分が居候してから丸3年も操を守った夫への済まない気持ちをうっすら目を開けて告げる。
「ごめ…なぁ…我慢…させてもうたよな…」
「ええねん、オレが決めたことやし。AV見放題やったしな、ははは…気にすんなて…一番ええ選択した思うてる…ふー……おやすみ、ミラちゃん」
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