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12月・嫁が可愛いのでどんな夜も燃える
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しおりを挟む「…気にかけてくれてたんよね、その…お父さんのこと……ありがとう」
「そらそやろ……辛い思いさせたないもん……平気か?もっと…明るくしよか?」
「平気…ハルくんやから平気や…ふふ…んな弱い女ちゃうよ」
「弱あてええねん…口の減らん…は…しばらく…このまま…」
未来は夫の頭を撫でて繋がれた喜びに脱力すると、じわじわ痛みとムズムズとした快感が胎に這い寄り、ぴくりぴくり、ナカがひくついて夫を締め付ける。
「ふ…あ…♡」
「ミラちゃん…どないしよ、もう抜こか」
「んー…もうちょっと…ナカに…」
無意識に尻を捩ればナカがきゅうと守谷を締め付け、未開の襞がそれをなでなでと煽って昂らせた。
「その挑発はあかん…」
「………いくじなし?」
「言うたな…はぁ…動くで…」
守谷がゆっくりと腰を動かすと、未来の体にポタポタと汗が落ちる。
「んっ…は…ふ…ふぅっ…あ…♡」
「あー…キツ…あかん、これは……ふー」
長尺の愛撫の間もずっと張り詰めていたのだ、守谷はあまり時間をかけずに昇天してしまいそうになる。
「ふっ♡……あ、は♡はる、くんっ♡」
「アー…ミラちゃん、締めすぎや…すぐイってまう…さっきまで処女やったのに…は、あかん、」
「イって?ハルくんが悦くなってほしい…んっ♡」
「力抜けって…あー、あー…あかん、いっぺん、出す!」
少し動きを速くすると、嫁がさらに可愛い声で鳴く。
「ん…んっ!は、は♡あっ♡きゃ、んっ♡」
「あー、あーもう!イくで、ミラ、な、」
「アっ!はい、あ♡あ♡」
可愛い返事だな、そんな事が頭を過って堪らなく胸が切なくなり、
「~~~~~っ‼︎‼︎‼︎………ぁ、あ、あ、あーミラちゃん…♡」
守谷は初めてスキン越しではあるが、あるべき所へ子種を納めることが出来たのだった。
「ぴくぴくしてる…んっ♡」
未来は力を入れ、ソコだけ引き締める。
脚を強張らせてる間に筋肉の締め方に気付いたらしい。
「締めんなて…は…んなことできんのか……はぁ♡」
「へへ…よかったぁ…なぁ、これどれくらいの頻度でせなあかんの?」
「いや…強制ちゃうから…ミラちゃんができるときにな…」
「時間とか決まってへんの?」
「………今日は特別短いだけ…いや、まぁええわ…」
これでも10数分は繋がっていたはず、前戯も含めると1時間以上かけてのこの一発だったので、守谷としては頑張りを否定されたようで少し悔しい。
ともあれ大人しくなったモノを嫁から引き抜き、周りを軽く片付けてから隣に横たわる。
胸をふにふに愛でながら、話をしてその夜は就寝した。
ちなみに、時間をかけて高めたのが良かったのか滴るほどの血も出ず、守谷は今でも下に敷いたTシャツを愛用しては嫁を赤面させている。
それから守谷夫婦は子供ができるまでの2年、家での情事は母に配慮して最低限の静かな行為に留めた。
そしてどうしても堪らない時には未来の下校時や仕事終わりに「デート」と称してホテルに行くなどの強硬手段を取ることになる。
子供が生まれてから現在までの夫婦生活は不完全燃焼と未遂でほぼレス、なので先月のハロウィン後のホテルでの乱れっぷりは実に貴重で…守谷はまたそのチャンスを虎視眈々と狙っているのだった。
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