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12月・嫁が可愛いのでどんな夜も燃える
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しおりを挟む12月中旬のとある金曜日。
「今日はどないな体位にするよ、ミラちゃん」
守谷はニヤニヤと、体位の名称などに詳しくない妻をわざと挑発した。
いつものように夫婦二人の睦じい時間、さてコトを始めようかとキスをした時に、未来は月初の女子会で教えてもらった話を思い出す。
「あ、」
「なんや」
「いや…この前の女子会で…そ、そういう話になってな、その…」
「エロい話?女子でもんなことすんの?やるねぇ」
「いや、その…相手を悦ばせるには、みたいなこと…を…教えて貰うて…」
フロア長・守谷は目元を押さえ、もう片方の手で嫁を制止する。
「…業務に支障が出るから、誰からとは聞かんわ。……なんてアドバイスを貰うたんや」
「き、騎乗位…?が男の人は好きって……ほんと?」
「いや、まぁ人によるけど…ほな今日はそれでしてみよか…わかる?」
「ま、跨がるんやろ…?」
未来は立ってパジャマと下着を脱ぎ、胡座をかいた守谷はぷるんと動く2つの乳首を目で追った。
「向上心があってええね、でもオレが教えたかったなぁ…ほい、どーぞ」
守谷はそのまま脚をまっすぐ伸ばし太ももへ跨がらせ、手首を掴み温かく滾ったモノを触らせる。
「うわぁ」
「この前は自分からかぶり付いたやんか…いまさら照れんなて」
「しやから、あ、明るいと…慣れへんて…もう……あったかい…こんなして待ってたん?」
張り詰めた夫のモノをシフトレバーのようにぎゅうと握り、見合わせた顔はどちらからともなく口付けをして、両者から湿った吐息が漏れた。
「そら金曜はサービスデーやろ…嫁抱きたいやん…ちょっと腰浮かして…自分でできる?」
「はぁ?いや、ゃ…」
「悦ばしたいんやろ、ここ持って、そう、………オレが開こか?」
未来は大きく首を横に振り、小さく覚悟の溜息を吹き出して夫のモノを掴んで自身に当てがい、腰を落とす。
「っ…ぁ♡あ♡っはぁ…」
「おー…♡上手や、奥さん。これは対面座位や、オレ倒れるから後頑張ってよ」
そう言って守谷は後ろに上半身を倒し、跨がる未来の全身を視界に収めた。
「な…は?」
「騎乗位で悦ばせてくれんねやろ?自分で動かな、奥さん♡縦に、こう、」
嫁の尻を持ち腰を上げさせると、ずるっとモノが抜けかける。
「あ、」
「ほら、降りてきて、」
「ぅアっ♡は、あ♡なん…これ…あ♡はー…」
言われるままに腰を下ろすと、未来は自重による深挿しに悶えた。
「ええね、ちっこいおっぱい揺れてるわ、オレも動こか、うらっ」
「もっ、あっ、あかん、や♡やぁ♡ふかい…ぃ…」
「もっと、肉、つけな、奥さん、がりがり、やんか」
守谷も健康な成人男性なのでいまだにAVを嗜むが、どんなものを観たところで嫁を投影してしまうし、嫁を抱くアイデア帳のように感じることも増えてきた。
酷い事はしたくないが荒々しくもしてみたいし、悲しい顔をさせたくないのに泣かせたくなってしまう。
このサッパリした嫁を乱し、溺れ、自分から求めるように調教してみたい、最近はそのような不埒な考えも浮かぶようになってしまった。
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