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11月・嫁が可愛いので喧嘩も利用する
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しおりを挟む全く見えない、見えないがパンツの腰を大きく拡げないと下がらなかったことから考えると、引っかかって干渉するほど中身の強度が増していることは想像できた。
「あ、ミラちゃん…なにすんの…」
「わかってるやんか…逃げへんし止めへんし…」
「いや…ちょっとワクワクするけどや…あ、」
未来は初めて自発的に生の局部に触れ、夫はその刺激に裏返った甘い息を吐いた。
温かく、すべすべとして、毛が生えてて、ゴツゴツとして。
コレを何度も風呂で見ているし体で受け入れたことも有るのに、今更こんなにもエロティックな気持ちになるとは思わなかった。
「ミラちゃん、若妻の件は俺が悪かった、当て付けに言うただけや、こんなんシて欲しいとは思うてへんから、ミラちゃんから離れてくれ…」
「見えへんと、案外平気やね…」
「あ、ソコで喋らんとって…」
守谷はピクピクと体を震わせ、平常心を保とうと拳を握り込み手の平に爪を立てる。
「興奮してる?」
「してる、してる…若妻ミラちゃんに大興奮や…」
「従順な女がええの?」
「ミラちゃんは従順や、オレ一筋やねんから…ぅわ」
未来は滾ったモノにピタと顔を付け、夫の話に耳を傾けた。
「痛かったんよな、真面目に聞いてあげんでごめんなさい」
「ええねん、打ったのはタマの方やけど……ぅぁ…なんやオレも…変なスイッチが入ってあない…落ち込んでもうたけど…大丈夫や、勃つから、」
「精子の機能、落ちてるかもわからんよ?」
先ほどとは逆の主張をしながら、肌で夫の熱りと脈を感じる。
「それは調べなわからんッ…あ、あ♡とりあえず出たしッ…」
「従順な巨乳の若妻で?」
「…それはもうええって…あ、あ!」
ついについに、暗い中で未来はモノに唇を付ける。
竿に、脈打つ血管に、段差に、そして鋒に、汚いとは思わない、愛しいとさえ思ってしまう。
そして
「下手やったらごめんなさい」
そう言って、ちゅぽんと小さな口で亀頭だけ包み込んだ。
「あ…」
温かく湿った感触に守谷の腰が引ける。
「うわ…あかんっ、あ、ミラっ…♡ちょぉ、あ、あ、」
大きく動くわけでもない、吸い付くわけでもない。
ただ嫁の口内に自身の先端だけが収まっているだけなのに守谷はひどく興奮して喘ぐ。
未来は手は守谷の脚にしがみ付き、その手を掴もうとする夫の手の平をこちょこちょとくすぐり、人差し指で平仮名を書いてやった。
「…?なんや…『し』?」
間違えれば大きく『×』を、正解なら次の文字を、未来は口も手も忙しく動かして旦那へ奉仕する。
「『つ』…『ま』、アっ…むずいな、『よ』?バツか、『つ』ン♡『ま』、」
『つまをいじめて、わるいひと』
全ての文字を解読するまでに守谷は腰を震わして何度も1字ずつ復唱した。
「虐めてへん…ミラがシてんねんッ♡あー、も、ミラちゃん、あかん、もうやめてくれ…出てまう…ほんまに、あかん、あかん、」
このままでは嫁の口の中にぶち撒けてしまう。
回避したいが興味はある、どうしてやろうか…そう思ったとき、
「…パパ?」
「‼︎」
扉の向こう、寝室から息子の声が守谷を呼んだ。
「おー…いっくん、ただいま」
守谷は慌ててモノを収めて未来を立たせ、扉を開ける。
そして何事も無かったように寝ぼけ眼の息子を抱き上げ、親子で川の字に並んでベッドへ寝そべった。
「……」
未来は今更冷静になって恥ずかしくなり、口をパジャマの袖で拭いてすぐに目を閉じる。
守谷も息子に腕枕をしてやり、いきり立ったままのムスコを鎮めるべく瞑想を始め、そのまま寝てしまった。
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