31 / 87
11月・嫁が可愛いので喧嘩も利用する
24
しおりを挟む全く見えない、見えないがパンツの腰を大きく拡げないと下がらなかったことから考えると、引っかかって干渉するほど中身の強度が増していることは想像できた。
「あ、ミラちゃん…なにすんの…」
「わかってるやんか…逃げへんし止めへんし…」
「いや…ちょっとワクワクするけどや…あ、」
未来は初めて自発的に生の局部に触れ、夫はその刺激に裏返った甘い息を吐いた。
温かく、すべすべとして、毛が生えてて、ゴツゴツとして。
コレを何度も風呂で見ているし体で受け入れたことも有るのに、今更こんなにもエロティックな気持ちになるとは思わなかった。
「ミラちゃん、若妻の件は俺が悪かった、当て付けに言うただけや、こんなんシて欲しいとは思うてへんから、ミラちゃんから離れてくれ…」
「見えへんと、案外平気やね…」
「あ、ソコで喋らんとって…」
守谷はピクピクと体を震わせ、平常心を保とうと拳を握り込み手の平に爪を立てる。
「興奮してる?」
「してる、してる…若妻ミラちゃんに大興奮や…」
「従順な女がええの?」
「ミラちゃんは従順や、オレ一筋やねんから…ぅわ」
未来は滾ったモノにピタと顔を付け、夫の話に耳を傾けた。
「痛かったんよな、真面目に聞いてあげんでごめんなさい」
「ええねん、打ったのはタマの方やけど……ぅぁ…なんやオレも…変なスイッチが入ってあない…落ち込んでもうたけど…大丈夫や、勃つから、」
「精子の機能、落ちてるかもわからんよ?」
先ほどとは逆の主張をしながら、肌で夫の熱りと脈を感じる。
「それは調べなわからんッ…あ、あ♡とりあえず出たしッ…」
「従順な巨乳の若妻で?」
「…それはもうええって…あ、あ!」
ついについに、暗い中で未来はモノに唇を付ける。
竿に、脈打つ血管に、段差に、そして鋒に、汚いとは思わない、愛しいとさえ思ってしまう。
そして
「下手やったらごめんなさい」
そう言って、ちゅぽんと小さな口で亀頭だけ包み込んだ。
「あ…」
温かく湿った感触に守谷の腰が引ける。
「うわ…あかんっ、あ、ミラっ…♡ちょぉ、あ、あ、」
大きく動くわけでもない、吸い付くわけでもない。
ただ嫁の口内に自身の先端だけが収まっているだけなのに守谷はひどく興奮して喘ぐ。
未来は手は守谷の脚にしがみ付き、その手を掴もうとする夫の手の平をこちょこちょとくすぐり、人差し指で平仮名を書いてやった。
「…?なんや…『し』?」
間違えれば大きく『×』を、正解なら次の文字を、未来は口も手も忙しく動かして旦那へ奉仕する。
「『つ』…『ま』、アっ…むずいな、『よ』?バツか、『つ』ン♡『ま』、」
『つまをいじめて、わるいひと』
全ての文字を解読するまでに守谷は腰を震わして何度も1字ずつ復唱した。
「虐めてへん…ミラがシてんねんッ♡あー、も、ミラちゃん、あかん、もうやめてくれ…出てまう…ほんまに、あかん、あかん、」
このままでは嫁の口の中にぶち撒けてしまう。
回避したいが興味はある、どうしてやろうか…そう思ったとき、
「…パパ?」
「‼︎」
扉の向こう、寝室から息子の声が守谷を呼んだ。
「おー…いっくん、ただいま」
守谷は慌ててモノを収めて未来を立たせ、扉を開ける。
そして何事も無かったように寝ぼけ眼の息子を抱き上げ、親子で川の字に並んでベッドへ寝そべった。
「……」
未来は今更冷静になって恥ずかしくなり、口をパジャマの袖で拭いてすぐに目を閉じる。
守谷も息子に腕枕をしてやり、いきり立ったままのムスコを鎮めるべく瞑想を始め、そのまま寝てしまった。
0
お気に入りに追加
114
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる