11 / 88
10月・嫁が可愛いので今夜は寝ない
10
しおりを挟む「最後は、寝バックやなぁ、ミラも楽やと思う。うつ伏せや」
「…わからん、寝ればいいね?」
コロンとうつ伏せになった嫁に、守谷が上から重なる。
「これ、声出るやつやで」
「え、」
後から聞かされ未来は抵抗を見せるも、守谷はぐにっと、閉じた脚の間に自身をねじ込んでしまった。
「!嫌や、も、ンっっ‼︎あっ、は、」
「オラ、入った…、動くで、少しお尻上げて、そうや、上手やでミラ♡」
「は、あ♡ぅぁ、あ、ふぁ、あぁ♡は、」
嫁の頭を撫でて腰の角度を少し変えると、守谷のモノと、未来の中の何かが擦れ、音にして「ごりっ」という感触がする。
「は、ア♡あ、やっ、だめっ、なんかっ、当たっ、て、あ♡」
「うあ、なんか、抉れてる感じすんね、コリコリ、軟骨みたいな、ポルチオ?スポット?ちゃうの?」
「わ、かんな、も、アっ、は♡だめっ♡だめぇ♡」
「やめられんな、これ、ええわ、擦れて、家でも出来そやな、あ♡ミラ、腰揺れとるな、ええトコ、探してるやん」
「!」
図星を突かれた未来はぶわっと羞恥が高まり、突っ伏してしまう。
それでも突き上げる衝撃と込み上げる快感にじっと止まって居られず、頭をくしくしとシーツに擦り、時折り頭を上げてはガクンと崩れ、ぶるっと震う。
「はっ、ア、んっ、やだ、やだ、なんかっ、やっ♡それ、やめ、てぇ♡こわ、いっ、」
「それ、イキそうな、感覚なんや、な、どやったら、イケんのか、な、ここは?」
守谷が突く角度を少し変えると、
「あん♡あ、は、ゔぁっ!あ!やっ、あ♡だん、めっ、だめっ!きちゃ、や、あ、あ、」
声が数段高くなっていく。
「キテんの、な?ここ、やな?んっ、あ、これや、な?ん、イこ、ミラ、中イキ、シよ、」
「やっ!こわ、イっ!あ、あ!パパ、パパぁ、」
初めての感覚、じわじわと這い寄るそれを恐れて未来の目尻には涙が滲んだ。
「ぅい、んあっ!あ!オラ!イけ、ミラ、イキ顔、見せえな!」
「ア、は♡あ、あ、あっ!やっ………」
夫の強い責めに体がぎゅうと丸くなって、
「あ!イッ…ぅ、ぅ、ぁ、あ、あ♡♡♡」
びくんと背中が跳ね上がり、ナカがきゅうきゅうに狭くなる。
結婚してから初めての中イキ、気持ちいいを上回る達成感に守谷は唇を舐めて少し笑った。
そして後ろからは顔が見えない、とこの時気付くがチャンスを狙って腰を打ち続ければ、
「ヤっ!も、あかんっ!ぬい、てぇ!だめ、だめぇ!」
妻は必死に閉じていた目をガンと見開き、口はぱくぱくと「だめ」を繰り返す。
ぎゅうぎゅうに締め上げられ、まだ止めたくない守谷も顔をしかめるが、
「イッた、からっ、も、ねえ、ぬいっ、て、」
とぴくぴく震えながら振り向く未来の紅潮し切った顔を目の当たりにして、ついに限界を迎えた。
「やらしな、ミラ、キツぅ、うわ、あ、ミラ、あかん、あー、あーー、うわ…あ、あ…」
守谷はナカで果て、最後の一滴まで嫁へ残そうとぐりぐり腰を押し付ける。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
110
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる