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これまでと、これからと
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しおりを挟む「(うわ、ちんちんや…お父さん以外のは、初めて見る…)」
「見て、文香。わしのちんちんや。誰にも使うてへん、お前が初めてや」
「…分かりましたって」
「早速ええか?弾けそうやねん」
「えぇー…」
哲哉はしこしこと扱いて、早々スキンをはめる。
不安だった文香はしっかり盗み見て見届けて、哲哉が振り向くと同時に頭を下ろした。
「なん?」
「いいえ、ちゃんと着けたかなって」
「着けるて…セックスは子作りやねんから、でもすぐ子持ちになるんはしんどいやろ」
「(哲哉さん、保健体育とかちゃんと習ってなさそう)」
好奇心や探究心や単純な性欲や、入り混じってのこのホテルデート。
それなりに緊張もしてるのだろう、手順を考えているのか哲哉の目が泳いでいる。
文香だって初めてで恐いが、この人を助けてあげたいなと思い…脚を自然に開いて準備を整えた。
「ほな、……ここ?」
「そうやと、思います」
「行くで…文香、痛いんごめんな、」
既に汗だくの哲哉は、髪を掻き上げてまず詫びる。
そしてじりじりと、文香へ侵入して行った。
「ええですって……あ、」
「ん、ん?んー…どや、痛い?」
「あ、あッ…い、だぁ、い…」
「ん、こんだけで痛いんやな、このままがええか?進む?」
「ちょと、ずつ、なら…」
「ん、文香、わしの腕抓ってええから、持っとき、どうせ終わるまで抜かれへんから」
「は、い……あ、あッ…」
文香は言われた通り哲哉の腕に掴まり、歯を食い縛る。
逞しい腕に爪が立ち、僅かな痛みに哲哉は声を我慢した。
腕の中の文香は苦痛に顔を顰めて辛そうで、しかし下半身の感触に気を遣りそうだった。
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