清純派彼女には秘密なんて無い、よね？

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「空くん…おちんちん、しよ、熱いの」

「分かった、落ち着け」

「見て、仕事で１日穿いたパンツだよ、ここから挿れてぇ」

「伸びるからダメ、茉莉花の大切だから」

「ぶー…良いじゃん…おちんちん、ちょーだいっ！」

「ぐあ」


　茉莉花はまるで蟻地獄ありじごくの如く、脚で俺の腰を挟んで動けなくした。

　実際動けるんだけども、引けば茉莉花がベッドから落ちてしまうし押せば食われてしまうしで動かずにいた。

「空くん、これ、欲しいの♡」

「痴女かよ…茉莉花…」

　パジャマのズボンの上から膨らみを手でつつつとなぞり掌を被せて、まるで立体縫製なその丸みは俺にジャストフィットしてしまう。

　大きくすりすりと擦られるとより張りが強くなり、さすが『ぜつりんぼうＺ』だなと効果を実感できた。

「じゃあ、お口に、ちょーらい♡」

「待て、ゴム取って来るから」

「待たない、えいっ」

「おわぁ」

パンツごとズボンをずり下げられて、俺の竿がぐわんと揺れて斜め上を向く。

　茉莉花はキラキラと目を輝かせて、

「大っきいね、お味はどうかな？」

と素早くパクついた。

「おあー…」

「しょらくんッ…おいひぃ♡おちんちん、おいひいよ♡」

「あ、そう…味付きになるの…あー…きもちー…」

「寝ていいよ、んッ…体勢キツいれしょ」


　そう言うなら、と俺は寝そべって茉莉花に身を任せた。

　貪むさぼるとはこのことか、肉に群がる獣みたいに茉莉花はフガフガ言いながら俺を食う。

　精力剤ちょっぴりでこの調子なら、媚薬を飲んだ日にゃ目も当てられないかもしれない。

「あー…」

「んッ♡そらくんッ…んっ♡おちんちん…んふッ」


　俺が攻める予定だったのにおかしいな。

　興奮はするけどもここまで恥じらいが無いと茉莉花でない気がしてどうも燃えない。

　昔の彼女を彷彿とさせるからかな、天井を見つめては心と体の矛盾に眉間が歪む。

「（気持ちーけど、恥ずかしがってちゅぱちゅぱしてる茉莉花が可愛いんだよなぁ…エッチなのは歓迎なんだけど、ギラギラした目を見ると恐いなぁ）」

「空くん、もぉ、ちょおだいッ♡」

「ん、ゴム取って来るから」

「早く、早く♡」

「（キャラ変えぐい）」


　それからなんだかんだフル状態になった俺は、いつも以上に張り切って茉莉花を抱いた。

　精力剤の威力たるやさすがのもので、２回３回と放ってもまだグラグラ煮えるような熱さが残っていてバテなかった。

　そしてそれは茉莉花もで、酒が本性を暴くという話は聞くが精力剤で顕あらわになった彼女の性欲はとても俺の手に負えず…正直疲れた。