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しおりを挟む「……は?」
「せっかく顔に、女の子の顔に掛けたんだよ⁉︎支配感とか、Sっぽい気持ちとか、空くんがどんなこと思ってるのか教えてくれなきゃダメじゃん!『ごめん』じゃなくて『ありがとう』でしょ!」
「はぁ」
「私にも、『ぶっかけられてどんな気分だよ』とか聞いてよ、塗り広げたり舐めさせたりしても良いんだから‼︎」
「茉莉花、そういうAV観てんだな」
しらっと薄目で窺えば、彼女はちょいぷんぷん顔で意地悪そうに「えへ」と笑った。
「良かった…怒らせたかと思った…胸に掛けるつもりだったのに、イきそうになったら顔に掛けたくなって…」
「だから『良いよ』って言ったじゃん」
「そうなんだけど…勘違いなら酷いだろ、苦いだろうし…あ、風呂入ろう」
「うん…あ、空くん、」
「なに」と視線を合わせるより先に茉莉花の唇が俺のそれを覆って、今しがた拭いたばかりのさらさら感に慣れた匂いが混じる。
「ゔあ」
「あム」
「まリかッ…」
「ゔム…ちゃんと、空くんの味だよ、分かった?」
「うえっ」
しっかり拭いたつもりなのに奥にまで入り込んでいたのか。
おそらくだが茉莉花は拭かせている間に唇を内側に噛み込んでいたのだろう。
だから接合部だけに精液が残ってそれを口移しで俺に返してくれたという訳だが…改めて、俺は嫌なものを大切な恋人に掛けてしまったなとより後悔してしまった。
「ちょっと苦い?しょっぱいかな」
「おえ」
「自分のでしょ、さ、お風呂しよー」
「ゔん…」
俺が思っているより茉莉花はずっとタフで度胸があってエッチなんだな、浴室でそんな話をすれば彼女は照れていた。
その後は茉莉花お手製の夕食をいただき、就寝前には仕切り直しのセックスをもう一発お手合わせしてもらえた。
「あー、茉莉花、あ、たまんね、この小せぇケツ、あー」
「開か、ないれぇッ♡あふッ」
「出ちまう、なぁ、茉莉花ッ」
「空くん、中で、ん、私のおま◯こで、イってぇ」
「エッロ、茉莉花、あ、イくわ、茉莉花、ん、んー……ん、」
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