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episode:6…篤人の決断
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しおりを挟むそんな所信表明をして繰り返しキスとハグから始めて…久々のセックスはこれまでより輪をかけてねっとりとしていた。
篤人はより多く私の名前を呼ぶし「好き」を連呼するし、最後の最後まで自分に注意を引き付けておいて達する。
私としてはされるがままだからそう変わらない。
変わったとすれば「可愛い」に「好き」が加わってより恥ずかしくなったことくらいだ。
『珠ちゃん、本当ッ…好き、好きだよ、再会できて良かった、人生が変わったァ』
『大袈裟だな、再会しなきゃ思い出しもしなかっただろ』
『だから会えたのが奇跡なんじゃんかッ!っ…珠ちゃん、ボクのこと、好き?』
『スキスキ』
『気持ち良い?』
『キモチー』
『もう、嘘ばっか、でも好き、珠ちゃん、出る、おま◯こ集中して、あ♡あ、あ♡♡♡………あー、ご馳走さまァ♡』
「…どう?ボクらのエッチ。客観的に見るとまた違うよね」
3戦ほど立て続けに奮った篤人は事後の不機嫌オーラを放出する私に最新のセックス動画を観せて、苦々しい私の反応を楽しむ。
「すぐに消せ」
「DVDに焼こうかな♡」
「コロス」
学生にしては爛れてる、でもカップルみんながやっていることだ。
それぞれの学校生活はそれなりに順調に、月日は流れて私たちは無事3年生になった。
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