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episode:4…修行

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 日曜を挟んで翌々日の月曜日、我が家にて…絶対に褒められたことではないのだけれど、篤人は制服のまま私を抱いた。

 うちの親は用事があれば階下から大声で呼びつけるだけだから部屋を覗かれる心配は無い。

 けれど帰宅して宿題をして夕飯の支度がされて空はまだオレンジ色で、と日常が進んで行く中で淫らなことをしている自分がとてつもなくいけないことをしているようで興奮する。

 一昨日の夜、メールで篤人は『もう一度エッチさせて』とストレートにお願いをして私もそれを了承した。

 一度許してしまっているのだから断る理由が無くて、何を言っても丸め込まれそうで闘うだけ無駄と思ったのだ。

 篤人は学校帰りに駅からうちへ来てばあちゃんに挨拶をして、「一緒に宿題をします」とにこやかに言ってから背を向ければもう詰め襟のボタンを外していた。

 内容に関しては伏せるが10代の男子とは皆こうなのか、連続3回も射精してまだ余力があるようだった。

「じゃあね、珠ちゃん…お邪魔しましたー」

「じゃな」

「またね、珠ちゃん♡」

 奴の言う「また」とはきっと明日のことだ。

 篤人はちゃっかり私の生理予定をスマートフォンへ記録して集中的に訓練を積む算段を付けている。

 問題は無い、問題は無いが倫理的にどうなのだ。

 今さら言っても仕方ないが、冴えない私がセフレとよろしくするなんてただれたことをしているなんて、親はおろか数日前の自分でも信じられないだろう。
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