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25◆ダリア視点
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「兄様ーーーっ！！うあぁーーーんっ！！」
大号泣をしている僕は、朝に目が覚めたら知らない場所のベッドで寝ていた。
兄様がいない……パパもママもいない……そもそもお家じゃない！
控えている使用人も知らない人だ。
そして何より、今目の前にいるクロノエルっていう人が怖いこと言ったの！
僕は人質で、僕をエサに兄様を呼び出してこの人のお嫁さんにするって言ったの！
ダメーーっ！！絶対にダメーーーっ！！
兄様は僕の兄様なんだーーーっ！！
「うぅ……耳がもげそうだ………」
「うあぁーーーんッ！」
クロノエルは、耳を押さえてピクピクしていた。
大号泣をしている僕は、朝に目が覚めたら知らない場所のベッドで寝ていた。
兄様がいない……パパもママもいない……そもそもお家じゃない！
控えている使用人も知らない人だ。
そして何より、今目の前にいるクロノエルっていう人が怖いこと言ったの！
僕は人質で、僕をエサに兄様を呼び出してこの人のお嫁さんにするって言ったの！
ダメーーっ！！絶対にダメーーーっ！！
兄様は僕の兄様なんだーーーっ！！
「うぅ……耳がもげそうだ………」
「うあぁーーーんッ！」
クロノエルは、耳を押さえてピクピクしていた。
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