嫌われ令息の秘密!!魔法少女(?)ローズ君!

ミクリ21

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14◆ロズクロス視点

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「あっ!?」

「?」

誰かが突然大きな声を出して、そっちをみたら………ライラがいた。

と…とりあえず知らないフリしないと!!

「君!そうだ君だ!どうりでみたことあると思った!」

「兄様、知り合い?」

「えっと、知らない……かなぁ」

ライラは僕とダリアに近寄り、僕に向かってさっきから何か言っている。

あれ、ライラって僕の元の姿の時にあったことないよね?

「あの、僕達あったことない……よね?」

「森で会っただろ?」

「知らないよ!僕、森になんて行ったことないよ!」

「………確かに、性別が違うか。あの子は女の子だったもんな。すまない、森のは人違いだ」

「はぁ……」

ちょっと残念そうなライラ。

もしかして、ローズに言いたいことでもあったのかな?

ハッ!

もしや、押し倒したことを怒っているのかな!?

うぅ……ごめんなさい!!

今はローズじゃないから、心の中で謝るよ!

「君……名前はなんだったかな?」

「え?……僕はロズクロスだよ。ここの長男………一応」

「そうか。俺はライラ・セシルだ。セシル家の次男だ」

ライラって、貴族だったんだな。

このパーティーには、貴族しか呼ばれていないからね。

………本当に、なんで森にいたんだろう?(ブーメランだけど、やっぱり気にしない!)

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