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七人ショタは容赦しない!

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あるところに、白雪という王子がいました。

白雪王子の母は王様と離婚して、王様は再婚したから白雪王子には継母がいます。

ある日、継母は白雪に言いました。

「逃げなさい。もうあの男は父であるという一線を越える気です。今夜を逃せば、貴方は監禁されて一生をあの男の性癖に付き合わされるでしょう。それが嫌なら、逃げなさい」

白雪王子の父である王様は、実の息子の白雪王子を愛していました。

それは、妻よりも深く熱い感情。

だからこそ、白雪王子の母は王様を嫌悪して離婚したんです。

本当は、白雪王子も連れて行きたかったのですが、王様の権力によってそれは叶いませんでした。

継母は、白雪王子の身を心配していて、常に気をつけていたのですが、王様がついに一線を越えようとしているのを知り、白雪王子を逃がすことにしたのです。

王様は、監禁部屋まで用意しているので、急がなくてはいけません。

白雪王子は、森に逃げました。



しばらくすると、白雪王子は一軒のログハウスをみつけました。

「ごめんください。誰かいませんか?」

扉が開くと、中には七人のショタがいました。

「俺達のアジトに何の用だワン!」

強気なワンワン言う子。

「知らないお兄さんだにゃん………」

弱気なニャンニャン言う子。

「迷子でしょうか?クゥーン」

知的なクゥンクゥン言う子。

「敵か!?ガルガル」

攻撃的なガルガル言う子。

「眠い………ピョン」

眠そうなピョンピョン言う子。

「あはは!遊ぶ?遊ぶ?ピュルル」

楽しそうなピュルルピュルル言う子。

「客人よ、茶を出そうホゥホゥ」

堅苦しい雰囲気のホゥホゥ言う子。

………個性的な七人です。

獣人というわけではなさそうですが、個性的な語尾をそれぞれ言っています。



白雪王子は、事情を七人に説明しました。

すると、ここに一緒に住んでいいよと七人は言ってくれました。

しかも、王様の魔の手が来ないように、王様に呪いをかけると言います。


「王様の毛根が死滅する呪いだワン!」

「王様の足の小指が毎日ぶつかる呪いだにゃん」

「王様のイチモツがもげてしまう呪いですクゥン」

「王様が変態に監禁される呪いだガルガル!」

「王様が一生眠れない呪いだピョン」

「王様が変態に遊ばれる呪いだよ!ピュルル」

「王様がドM奴隷になる呪いが相応しいホゥホゥ」

………オーバーキルではないでしょうか?



七つの呪いが王様にかけられたらしいですが、その後の王様のことは白雪王子は知りません。

王様は、毛根が死滅して全身(頭も身体も股間も)ツルツルになり、毎日足の小指をぶつけ、股間がもげ、変態に監禁され、一生眠れず、変態に遊ばれ、ドM奴隷になりました。

ですが、白雪王子はそのことを知らないのでした。



その後白雪王子は、七人のショタと仲良く暮らしましたとさ。



めでたしめでたし………?
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