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13◆ラフィ視点
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僕達が集める薬草は、ポーションを作るのに必要不可欠な物だ。
ロワクレスは魔狼姿で薬草を探している。
………チェルシーの懐がちょっと厳しいらしくて、大人サイズのロワクレスの服がまだ買えないそうだよ。
僕がいっぱい薬草を集めて、ロワクレスより役に立つって証明しないとね!
僕達が薬草を集めていると、一角兎という魔物が現れた。
見た目は普通の白い兎だけど、その頭には一本の立派な角がある。
そして、すごく攻撃的で有名だったりする。
チェルシーが怪我をする前に、倒さないと!
「チェルシー、攻撃していい?」
しかし、瞳をキラキラと輝かせているチェルシーは………。
「弱らせてから、テイムしたいです!兎のモフモフー!!」
チェルシー………身の危険を感じてよ!?
一角兎が、チェルシーに狙いを定めているよ!
僕が一角兎に魔法で攻撃しようとした瞬間………。
『闇の鎖!』
キューー!?
ロワクレスが、闇魔法でできた鎖で一角兎を拘束して身動きを封じた。
一角兎は突然のことに驚いているみたいで、ジタバタと暴れている。
「ロワクレス、ありがとうございます!それでは、テイム!」
魔方陣が光輝き、一角兎のテイムに成功したみたい。
「君は今日から、タナトスですよ」
笑顔でチェルシーは言うけど、あれ?
タナトスって、前にロワクレスに拒否された名前だよね?
『うーん。もうちょっとプリティな名前がいい』
攻撃的な割りには、一角兎は可愛らしい声だった。
それにしても、またタナトスって名前は拒否されたね……。
「プリティですか?プリティ………シフォンはどうでしょうか?」
『シフォンケーキのシフォン?いいよ!僕は今日からシフォンだね!』
ケーキの名前らしいけど、シフォンケーキってなんだろうね?
「はい!僕はチェルシーです。よろしくお願いします!」
一角兎………シフォンは、拘束を解いてもらってからピョンピョン跳ねて喜んでいた。
ロワクレスは魔狼姿で薬草を探している。
………チェルシーの懐がちょっと厳しいらしくて、大人サイズのロワクレスの服がまだ買えないそうだよ。
僕がいっぱい薬草を集めて、ロワクレスより役に立つって証明しないとね!
僕達が薬草を集めていると、一角兎という魔物が現れた。
見た目は普通の白い兎だけど、その頭には一本の立派な角がある。
そして、すごく攻撃的で有名だったりする。
チェルシーが怪我をする前に、倒さないと!
「チェルシー、攻撃していい?」
しかし、瞳をキラキラと輝かせているチェルシーは………。
「弱らせてから、テイムしたいです!兎のモフモフー!!」
チェルシー………身の危険を感じてよ!?
一角兎が、チェルシーに狙いを定めているよ!
僕が一角兎に魔法で攻撃しようとした瞬間………。
『闇の鎖!』
キューー!?
ロワクレスが、闇魔法でできた鎖で一角兎を拘束して身動きを封じた。
一角兎は突然のことに驚いているみたいで、ジタバタと暴れている。
「ロワクレス、ありがとうございます!それでは、テイム!」
魔方陣が光輝き、一角兎のテイムに成功したみたい。
「君は今日から、タナトスですよ」
笑顔でチェルシーは言うけど、あれ?
タナトスって、前にロワクレスに拒否された名前だよね?
『うーん。もうちょっとプリティな名前がいい』
攻撃的な割りには、一角兎は可愛らしい声だった。
それにしても、またタナトスって名前は拒否されたね……。
「プリティですか?プリティ………シフォンはどうでしょうか?」
『シフォンケーキのシフォン?いいよ!僕は今日からシフォンだね!』
ケーキの名前らしいけど、シフォンケーキってなんだろうね?
「はい!僕はチェルシーです。よろしくお願いします!」
一角兎………シフォンは、拘束を解いてもらってからピョンピョン跳ねて喜んでいた。
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